法人セミナー「"ポスト京都"下で問われる企業経営」開催報告


"ポスト京都"下で問われる企業経営とは?

2009年12月、今後の世界の温暖化対策の行方を左右する重要な国連気候変動会議COP15が、デンマークのコペンハーゲンで開催されました。その結果をいち早く法人会員の皆様にお伝えすべく、12月22日、国際経済の専門家でありWWFジャパン評議員でもある末吉竹二郎氏を講師にお招きし、『"ポスト京都"下で問われる企業経営 ~COP15速報・今後の展望~』と題する法人会員限定セミナーを開催しました。

法人会員21社より25名の方にご参加をいただいた本セミナーは、「COP15の今見えている結果に惑わされないで欲しい。世界は既に動いている!」とのコメントから始まり、現地での各国の動きとその真意、今後ビジネスはどう動くべきか、などについて話されました。

講演の冒頭はこちら

ご出席者の感想

当日ご出席された、法人会員各社の参加者の皆さまより、以下のようなご感想をお寄せいただきました。

テーマについて

  • COP15終了直後の非常に旬なテーマで、タイミングも早い段階で大変参考になった。(出席者多数)
  • 一喜一憂している場合ではない事実にせまる良いテーマであった。(Sa社)

内容について

  • 報道では語られなかった、現地に足を運ばれたからこその、末吉氏ならではの内容が豊富で、大変興味深く有意義だった。(出席者多数)
  • COP15の各国の動き、真意が深く理解できて大変良かった。(Sa社)
  • 今回のCOP15の流れと、今後の方向づけをわかりやすく示してくれたと思う。(Tu社)
  • COP15の雰囲気と末吉先生の見方がよく伝わり、非常に興味深かった。(J社)
  • 今後の日本のあり方、企業のあり方を改めて考えることができた。(S社)

講師:末吉竹二郎氏 プロフィール

鹿児島県出身。1967年、東京大学経済学部卒業後、三菱銀行入行。1994年、同行ニューヨーク支店長、取締役就任。1996年、東京三菱銀行信託会社(ニューヨーク)頭取就任。1998年、日興アセットマネジメント副社長就任。2003年、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)特別顧問就任。川崎市国際環境施策参与。鹿児島市環境アドバイザー。日興アセット時代にUNEPFIの運営委員会のメンバーに就任。これをきっかけに、この運動の支援に乗り出す。2002年の退社を機に、UNEPFI国際会議の東京招致に専念。2003年10月の東京会議を成功裏に終えた。現在も、引き続きUNEPFIに関わるほか、環境問題や企業の社会的責任(CSR/SRI)について、各種審議会、講演、テレビ出演等で啓蒙に努めている。
著書:「日本新生」北星堂、「カーボン・リスク」北星堂(共著)

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