WWFグローバル・コーポレート・パートナーシップ


WWFでは、環境課題とその改善に向けた共通の思いに基づき、WWFとパートナー企業の間においてグローバルな規模において協働を行うパートナーシップ「グローバル・コーポレート・パートナーシップ」があります。本パートナーシップでは、WWFはパートナー企業と(1)持続可能な事業活動の実現、(2)社会への環境コミュニケーション、(3)WWF自然保護プロジェクトへの資金支援の3分野を含む協働を通じ、WWFの使命である人と自然が調和した未来の実現を目指しました。

支援者 エイチ・アンド・エム ヘネス・アンド・マウリッツ
期間 2011年~2020年(終了)
支援総額 50,000€(2016年~2020年)

2011年、WWFは持続可能な社会の実現に向けて、H&Mと水資源の分野、2016年、気候変動の分野にてパートナーシップを開始しました。

H&Mは、服飾・アパレル業界として先駆的に、生産工場を含めたサプライチェーン全体における「水資源管理に関する協業(water stewardship)」をWWFと共に2011年に開始しました。これは、サプライヤー、従業員、消費者、政府やその他のステークホルダーをターゲットとした、バリューチェーンにおける水資源管理や、企業、政策立案者、民間団体と共に取り組む絶滅危惧種のヨウスコウカワイルカなどが生息する中国の河川域の保全活動を通じて、責任ある水資源の利用と管理の認知度向上を目的としました。

© Michel Gunther WWF Regional

また、2016年にはパートナーシップを気候変動分野へも拡大しました。そこでは、WWFが先進的な温暖化対策を進めている企業とパートナーシップを築き、その業界における地球温暖化対策の推進リーダーとしての役割を果たしてもらうプログラム『クライメート・セイバーズ』へH&Mも2017年に参加し、2020年、更には2040年までの削減目標を発表しています。

©WWF Simon Rawles Regional

関連情報

WWF × H&M キッズコレクション

WWFとH&Mはグローバル・コーポレート・パートナーシップの取り組みの一環で、2018年9月27日から、野生生物をデザインした子供用の服飾品を販売し、売上の10%がWWFの保全活動へ寄付するコレクション「WWF × H&M キッズコレクション」を展開しました。

本コレクションは、世界50ヵ国以上で展開され、販売される商品タグには、持続可能な形で資源を利用して作られた素材が使用されており、製造工程で使用する水や化学物質にも環境への配慮がなされました。また、H&Mは2030年までに販売する全ての商品をリサイクルされた素材または、持続可能な形で資源を利用して作られた素材にするという野心的な方針を掲げています。

コレクション名 WWF × H&M キッズコレクション
期間 2018年9月27日~
支援額 コレクションの売上の10%を寄付

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP