「選択肢」パブリック・コメントの書き方ガイド


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※募集は終了いたしました。ご活用をどうもありがとうございました。
 引き続き、パブリックコメントの書き方にお役立てください。

3つの方法

  • ウェブサイト、FAX、郵便の3つの方法で提出ができます。皆さんが得意な(?)方法で提出しましょう。
  • 以下のリンクをクリックするとPDFが開きますが、中に青い文字でウェブサイト、FAX、郵便それぞれの様式へのリンクが用意されていますので、クリックして下さい。

注意点

  • ※郵送の場合は締切「必着」ですのでご注意を!
  • ウェブサイトで出す場合のみ、字数制限があります。概要(要約)は100字、本文は2,500字までという制限があります。また、ウェブサイト提出の場合は、図表も使えません。ご注意下さい。

締切時間に注意

  • 締切は8月12日(日)の「午後6時(18:00)」です。
  • この時間を過ぎて提出されたものは、意見として取り扱われない可能性があるので、ご注意下さい。

書き方

  • 下の図では、FAXの例で書き方をご紹介しています。郵送でも、ウェブサイトでも、基本は同じです。
  • 書いてある文例はあくまで例ですので、皆さん自身の言葉で書いてみてください。
  • 全く同じ文章でたくさん提出がされると、意見として数えてもらえない可能性がありますのでご注意下さい。
  • たとえ1〜2行でも、難しいことは抜きに自分の気持ちだけでも、意見としてはとても重要です。明るいエネルギー社会を選びとるために、ぜひ頑張って書いてみて下さい。

<例>パブコメの書き方

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書く意見の中身:あなたはどんなタイプ?

意見の中身は、あくまで皆さんの意見の意見を書けばよく、決まった書き方はありません。
文章も、敬体(ですます調)でも常体(である調)でもどちらでも構いません。
とはいっても、初めて書く方は迷われるかもしれません。なので、イメージをして頂くために、ちょっとした事例を挙げてみました。

繰り返しになりますが、ご自身の意見を書くことが重要です。
1つだけお願いを書くとすれば、今回の「選択肢」は、主に原発の比率で区別がされています。その部分についての意見を主で書きつつ、WWFの考えに共感して下さる場合は、特に、温暖化(気候変動)対策の重要性を、どこかで強調して頂くことが大事だと思います。

<タイプ1:とにかく思いの丈を書く!>

福島原発事故では、多くの人が大変な被害に遭いました。その被害は、もはや単純にお金に換算し得るものではありません。ある人が、何年何十年もかけて築き上げて来た生活の基盤が、一夜にして奪い去られました。

そのようなエネルギーにこれからもずっと頼ることはできません。原発はなくしていかなくていかなければなりません。
同時に、世界的に深刻化しつつある温暖化問題にも真剣に対処していくことが、日本が世界の中で果たしていくべき役割です。・・・・・・・(略)

<タイプ2:1つ1つ細かく書く!>

▼原発比率について
原発の比率は、ゼロシナリオで行くべきである。
福島原発事故が明確にした事故のリスク、事故が起きた時の対策の不充分さ、未だに解決できない核廃棄物の処理問題など、様々な問題を抱えるからである。・・・・(略)

▼省エネについて
温暖化対策の目標が不充分になっている原因として、省エネ想定が甘いことがある。
14ページの表を参照すると、省エネルギーが各シナリオとも2030年時点で概ね2割減(最終エネルギー消費)、1割減(発電量ベース)でしかない。これでは不充分である。東京都で実施された節電の実績を見ても、震災前の2010年の比較して、10〜15%もの節電に成功している。1〜2年間でそれだけの節電が可能な地域がある中で、今後18年間で国全体でそれだけしか省エネができないと想定するのはおかしい。また、・・・・(略)

▼火力発電構成について
次に、石炭火力発電への依存が大きく改善されないという課題もある。
同じく14ページの表を参照すると・・・・(略)

<タイプ3:とにかく気づいたことを書く!>

 原発は、廃棄物の処理問題が全く解決されていないので、ゼロシナリオを選ぶしかないと思います。
・    自然エネルギーは、本当の意味で国産エネルギーなので、それ中心の社会を目指すべきだと思います。
・    今回の「国民的議論」のやり方では、本当に「国民的」議論になるか心配です。
・    温暖化対策で日本が世界に貢献していくことは、日本経済にとっても重要です。
・    ・・・・(略)

もっと詳しく書きたい人のために

  • もっと詳しく書きたい人向けに、eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)が丁寧なガイドブックを用意しています。ご参考下さい。

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