学園祭「聖ポーロ祭」で環境保全を呼びかけ


2009年10月に神奈川県藤沢市の湘南白百合学園中学校・高等学校で開催された学園祭で、社会同好会の皆さんが募金活動などにご協力をしてくださいました。
今回のお取り組みにあたり、夏休みから展示物や手芸品の製作など、部員の皆さんがとても熱心に準備を進められ、当日はご来場の方々へ積極的にWWFの活動紹介や、地球環境の保全についてお伝えいただきました。また、会場に募金箱を設置いただいたほか、手芸品の売り上げや、手作り体験コーナーの参加費からも、募金をいただきました。活動終了後にお寄せいただいた感想文をご紹介します。ご協力をありがとうございました。(報告:WWFジャパン募金係)

学園祭(聖ポーロ祭)で地球環境の保全を手作りで!

我が校の学園祭である「聖ポーロ祭」は2009年10月3日(土)、4日(日)の2日間にわたって行なわれました。私たち社会同好会は、地球の環境保全の大切さをできる限り『手作り』で伝えたいという思いから、掲示物や冊子を自分たちの手で作成しました。

また、寄付金を募るための手芸品(マカロンストラップ、くまのマスコット、ティッシュケース)を作って販売すると共に、マカロンストラップの手作り体験コーナーなども設けて、その費用も寄付金に充てるなど、発表と寄付金募集の両面からWWFの支援に取り組みました。

掲示物には、絶滅のおそれのある野生生物に関し、その生態と危機に瀕している原因について写真などを用いてわかりやすくまとめました。
来場者の中には小学生も多く、みんな熱心に読んでくれていました。中には「私たちがすぐにできることは何ですか?」など具体的な質問もあり、私たちの手作り環境ブースで、野生生物の保護について認識を深めてくれたことはとても嬉しいことでした。

また、FSCやMSCのロゴマークについても、その意味やそれらの製品をどこで入手できるのか、など、イラストを用いてわかりやすく紹介したところ、多くの方々が関心を持って声をかけてくださいました。私たちの手作りの発表が人々の環境への意識向上につながったことに大きな喜びを感じています。

手芸品販売や体験コーナーも驚くほど好評で、大勢の方に関心を持っていただいた事もあって多くのお金が集まり、自分たちの手で「WWFを支援できた!」という喜びを、私たちは今、強く感じています。

準備の段階では時間的制限もあり、厳しい状況におかれることも多々ありましたが、少人数の部活でありながらも、部員一人ひとりが自分の役割を自覚して取り組んだ事がこのような成果につながったのだと思います。これからも、私たち社会同好会の取り組みが、地球の環境保全に少しでも貢献していけることを願ってやみません。

(湘南白百合学園中学校・高等学校 社会同好会より)

 

▼湘南白百合学園中学校・高等学校
251-0034 神奈川県藤沢市片瀬目白山4-1
TEL0466-27-6211 FAX0466-22-4482
http://www.shonan-shirayuri.ac.jp/

 

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