野生生物の違法取引対策
世界の野生生物を脅かす問題
世界にはさまざまな野生の動植物が生息しています。しかし現在、少なからぬ野生生物が減少し、絶滅の危機に瀕しています。
その理由の一つが、人間による、野生生物の「過剰な利用」です。
私たちは、食品、医薬品、ペット、衣類、装飾品などいろいろな形で野生生物を利用しています。
利用しているものは、生きた動植物はもちろんのこと、植物の種や動物の羽、牙、爪、毛、骨など、実にさまざま。私たちの暮らしは、野生生物の命に支えられていると言っても過言ではありません。
しかし、必要以上の利益や利用を追い求めることで、過剰な捕獲が行なわれてきたことで、多くの野生生物が、数を減らし、絶滅の危機に追い込まれてきました。
野生生物の保護や、自然環境の保全対する意識が高まった現在も、衣食や薬、また観賞用、ペットなどのために、野生生物の捕獲や売買が、世界各地で絶えることなく行なわれています。
WWFは、地球の生物多様性を保全するため、生物の過剰な利用や乱獲、またそれを助長する密輸などの調査やパトロール活動を支援し、取引規制についての提言を行なうことで、野生生物の保護活動に取り組んでいます。
トラフィックジャパンの活動
WWFは、IUCN(国際自然保護連合)と共同で、野生生物の国際取引を監視し、市場での野生動植物の流通を調べる、国際的な機関「トラフィック・ネットワーク」を設立。その取り組みを支援しています。
トラフィックは、野生生物の取引状況について調査を実施。現状や改善のための提言を、ワシントン条約事務所に対し行なっています。







