活動トピック

トラについて

 

トラは、アジア大陸に分布する、ネコ科最大の動物です。
トラは古来より、アジアの文化の中で力や威厳の象徴として、様々な形で親しまれてきました。トラが生息していない日本でさえ、それは変わることはありません。

現在トラは、世界的に絶滅が心配されている動物の一種です。20世紀初頭、10万頭が生息していたといわれるトラは、現在約4,000頭前後にまで減少しました。

トラはかつては、毛皮やトロフィー(動物の頭部を剥製にした壁飾り)、大物撃ち(大型の動物を狙ったスポーツ・ハンティング)を目的とした狩猟の犠牲になり、現在は、漢方薬の材料にすることを目的とした密猟と、大規模な生息環境の破壊に脅かされています。

生態系の頂点に立つトラを守る

1970年代にインドで行なわれた トラの保護活動「オペレーション・タイガー」は、WWFが手がけた初めての大型プロジェクトでした。

その後、WWFは保護区の設立や生態調査など、トラの各生息国において、さまざまな活動を展開。違法な野生生物取引に関する調査や監視活動、自然保護区の整備やレンジャーの育成、各国政府による保護政策への支援などに取り組んできました。
これらの活動はいずれも、トラだけでなく、トラがすむ地域の自然や、他の野生動植物を保全する取り組みとして行なわれ、多くの成果をあげています。

しかし、トラの密猟や密輸は絶えることなく起きており、生息環境の破壊も続いています。
WWFは現在も、世界各地で、トラを絶滅から救うと同時に、生態系の頂点に立つこの動物の保護を通じて、その生息地の自然環境を広く保全する取り組みを行なっています。

REFERENCES

あなたの支援で、できること。たとえば… 野生生物を守る WWF会員が10人集まれば、ベンガルトラを密猟するため仕掛けられた罠を探す金属探知器を、1台購入することができます。 「あなたの支援でできること」を見る