企業との地球温暖化防止
地球温暖化の原因となっている、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスは、さまざまな企業活動によって排出されています。WWFは、温暖化防止に積極的な姿勢を見せている世界の企業と協力して、実質的なCO2の排出削減と、それを新しいビジネスの展開に結び付けてゆくことをめざしたプログラムを行なっています。
温暖化防止をビジネス・チャンスに!
地球温暖化の原因となっている、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスは、さまざまな企業活動によって排出されています。製品の生産や、加工過程ではもちろんのこと、輸送における燃料や、販売やオフィスワークでの電気の使用も、CO2の排出源。また、製品が社会の中で消費されるときに排出するCO2も、環境負荷の原因になります。
地球温暖化が人間活動によって引き起こされていることが、科学によって示された今、もはや避けて通ることができなくなった地球温暖化への対応は、21世紀の企業にとって大きなビジネス・チャレンジといえます。

(C)WWF-Canon/Chris MARAIS
しかし、この温暖化への対策は、決してマイナス面のみをもたらすものではありません。企業活動そのものからの排出を減らし、さらにその製品の環境負荷を下げることは、企業がその社会的責任を果たすことであり、さらに今後の大きなビジネス・チャンスにもつながる可能性が高いからです。
WWFは、温暖化防止に積極的な姿勢を見せている世界の企業と協力して、実質的なCO2の排出削減と、それを新しいビジネスの展開に結び付けてゆくことをめざしたプログラムを行なっています。
クライメート・セイバーズ・プログラム
現在、日本におけるCO2排出量のうち約8割が企業・公共部門から排出されています。このことは、企業が地球温暖化の防止に大きな責任を負っているというだけでなく、温暖化問題の解決において、鍵となる役割を果たすことができる可能性を示しています。
WWFでは、温暖化防止に積極的な世界の企業と協力して、温室効果ガスを総量で削減する目標を達成しながら、企業としての発展を両立させるリーダーシップを示すプログラムを行なっています。

(C)WWF-Canon/Yifei ZHANG
カーボンオフセットとカーボンニュートラル、およびゴールド・スタンダード
地球温暖化の悪影響が各地で明らかになってくるにつれ、企業が社会的責任を果たしていることをアピールするため、途上国などにおいて行なわれるCO2の排出削減プロジェクトに投資し、その削減分によって自らの企業活動による排出を相殺する「カーボンオフセット」が、現在注目を集めています。
また、世界の先進企業の中には、排出削減をぎりぎりまで行なった後、残った排出をすべて削減クレジッをト購入することで相殺し、「排出ゼロ」にするという「カーボンニュートラル」を行なっているところもあります。
WWFは、企業がオフセットをする際には、真に排出削減につながり、実施国の持続可能な開発に役立つ支援プロジェクトの削減クレジットを選ぶことが不可欠であると考えています。そのための基準として、「ゴールド・スタンダード」という削減クレジットのエコラベル制度を、主体的に展開しています。



