高崎健康福祉大学の学園祭「健大祭」での環境問題の展示


2013年10月26日と27日に開催された学園祭「健大祭」で、環境問題に関する発表と、それに合わせたWWFの活動のお知らせ、募金活動が行なわれました。学園祭に先立つ9月には、WWFのスタッフによる授業も実施。学園祭では、さまざまな環境問題についてのレクチャーをふまえた、学生の皆さんによる自主的な発表や展示が行なわれました。

学園祭で環境問題について
知らせたい

この取り組みを手掛けたのは、群馬県高崎市にある高崎健康福祉大学の学友会の皆さんです。

2013年6月、学友会からWWFジャパンに対し、健大祭での協働依頼のご連絡があり、WWFから環境問題に関するテーマの発表や、WWFの貸し出しパネルの展示、募金の呼びかけなどを提案させていただきました。

学友会の皆さんが、これに同意くださったことから、WWF事務局では募金のお礼シールや冊子、パンフレットを提供、パネルを発送。さらに9月2日、WWFの活動とその背景を説明する授業を、学生の皆さんに対して行ないました。

絶滅の5つの主原因(外来種、生息域破壊、乱獲、気候変動、環境汚染)と貸出しパネルでも紹介している野生動物の現状。なぜ、絶滅が問題になのか、また、現在の地球環境がどのような状況にあるのかを紹介しました。

そして、学生の皆さんは、各自が夏休み中に作成した案と、この授業から学んだことを加え、各自で発表資料を作成。健大祭でその発表を行ないました。

 

 

未来を担う皆さんの熱意

今回、発表に取り組んでくださった学生の皆さんからは後日、イベントが大成功に終わったとのご連絡と共に、次のようなコメントがWWFジャパンに寄せられました。

9月2日の授業風景「生物の絶滅について」

展示とレク「本当の共存とは...?」 

展示とレク「『淘汰』と『絶滅』」展示したWWFのバネルは、希少野生生物を紹介するもの15枚。

募金呼びかけ

実際に世界で活動されている方からのレクチャーを受け、WWFの活動の根幹にある、絶滅危惧種発生の原理を自分なりに考えてみました。

「淘汰」と「絶滅」の関係性を明確に提示し、一般の人に伝わるよう簡潔にまとめたところ、来場者の多くの方に興味を持っていただけました。また、WWFの活動にも関心を持ってもらうことができ、たくさんの方が募金に協力してくれました。  

私たちが今暮らす世界について改めて考える良いきっかけとなりました。(大井田さん)

ポスターもパネルも、多くの来場者の方々がご覧になりました。  

私のポスターのテーマは、「人間と動物の理想の共存とは何か」でした。WWFジャパンの方からのレクチャーや自分で調べたことをヒントに、何度も考え直しながら作成しました。発表当日は緊張しましたが、来場者の方と意見交換でき、私自身も勉強させていただきました。  

御協力頂いたWWFジャパンの皆様、本当にありがとうございました。(大川さん)  

それぞれが真剣に考え、取り組まれた今回の発表。
皆さんにはぜひこの経験を活かして、未来の環境保全に貢献していただきたいと思います。

ご協力ありがとうございました。

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