WWFジャパン50周年 記念動画
しぜんふしぜん
WWFの究極の目標は、
「人と自然が調和する未来を実現する」ことです。
その大前提として、
すべての生きものはつながっていて、
人間もまたその輪の中の一員である、ということがあります。
この50年間に私たちの生活は向上しましたが、
その一方で、あたかも「自然は無限で克服できるもの」と、
考えるようになっています。
そこで、活動50周年を機に、
WWFジャパンでは下記の方々のご協力のもと、
「なぜ自然は大事なのか」という
基本的な問いかけを考える動画を制作しました。
活動の原点を再認識し、
次の時代への新たな展開につなげていくために、
ぜひご覧いただければと思います。
ナレーション:滝川クリステル氏
般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表理事
WWFジャパン顧問

photograph:RYUGOSAITO
『にんげんはいつから しぜんのそとがわに
いってしまったの』という言葉は
最も印象に残った一文で、
子どもに伝えたい言葉です。
人間が自然の外側にいることに、
私たちはうっすら気づいているように思えます。
私たち人間は生物多様性を織りなす
一つの存在であることを自覚して、
行動に移し、未来をつくる子どもたちに
伝えたいと思います
イラスト:平山昌尚氏
絵画、ドローイング、パフォーマンスなど
東京を拠点に活動

小さい生きものカタツムリから始め、
魚、トラ、人間と描きました。
幅広い層に見てもらいたいので簡単な動き、
紙芝居のような方法にしました。
難しかったのは、絵の動かし方や コマの順番など。
自然について考えるきっかけになればうれしいです
企画制作:山田慶太氏
電通 コピーライター
ともすれば難しい話になりがちな自然環境の話を、
できるだけ簡単な言葉で語れないかと思いました。
そうすることで、難しい言葉で語るよりも、
より強く、より深く届くものになるのではないか、と。
5歳の息子を都会で育てていて痛感するのは、
彼にとって「自然」が、自分とは関係ない、
はるか遠い存在になっていることです。
まさに『自然の外側』にいる息子に、
この動画を見て、何か感じてもらえたら嬉しいです
この生きものたちと
共生できる世界を目指して
WWFが目指すのは、人と自然が共存できる
「サステナブル(持続可能)」な社会の実現です。
さまざまな野生生物がさらされている危機と、
その解決に必要な取り組みを紹介します。
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人と自然の未来の道筋を決定づけるため、
特に重要となるこれからの10年に向け、
環境保全の輪をより大きく広げていくために。
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