「わ」を作らないとこのままでは地球は・・・ 「わ」が作れない! みんなが協力して「わ」を作ってくれた!!
◉ みんなで輪になって資源の環を作ろうプラスチックサーキュラーチャレンジ2025 カモメ カメ パンダ

「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」は、
企業の2025年コミットメントにより、
プラスチック諸問題の
早期解決を図るプラットフォームです。

お知らせ

プラスチックの問題解決に向けて、さあ、サーキュラーチャレンジ

大量生産・大量消費・大量廃棄がもたらす、プラスチックの問題

大量生産・大量消費・大量廃棄がもたらす問題として、プラスチックによる環境汚染が、日本を含む世界中でますます深刻になっています。特にプラスチックごみの約半分を占める、「容器包装を含む使い捨てプラスチック」への対策が急務となっています。

詳細はこちら 「海洋プラスチック問題について」

また、プラスチックの原料である原油を採掘してから、廃棄物を処理するまでの過程で、大量のCO2を発生させます。世界の原油の使用量全体にプラスチックが占める割合は、2050年には20%に達すると予想され、プラスチックの大量生産・大量消費・大量廃棄がこのまま続くことは、地球温暖化を加速させることを意味します。

World Economic Forum (2016) The New Plastics Economy: Rethinking the future of plasticsをもとにWWFジャパンが作成

パンダ このままでは、2050年にはプラの方が多い海に?
パンダ このままでは、2050年にはプラの方が多い海に?

社会のありかたを包括的に見直す「システム転換」で、未来は変えられる!

The Pew Charitable Trusts (2020). A Comprehensive Assessment of Pathways Towards Stopping Ocean Plastic Pollution.をもとにWWFジャパンが作成

上の図で示すように、社会経済のあり方を包括的に見直す「システム転換」により、毎年増え続ける年間のプラスチックの海洋流出量を、大きく削減していくことができます。

解決策としての「サーキュラー・エコノミー」とは

この「システム転換」の鍵として、いま、「サーキュラー・エコノミー」が注目を集めています。

私たちの生活が豊かになるのに伴い、大量に生産したものを使い捨てで大量に消費し、そのまま大量に廃棄するという「一方通行」の経済が広がってきました。

それに対し、製品やサービスを設計する段階から、新たな資源の投入や廃棄をできるだけゼロに近づけるようデザインした上で、限りある資源を循環させながら可能な限り永く使い続け、廃棄物自体をなくしていくという「循環型」の社会経済のしくみが、「サーキュラー・エコノミー」です。

今、人類が環境に与えている負荷は、地球の吸収・再生能力を1.75倍上回っています。 さらに世界人口が日本人と同様の生活をしたと仮定すると、その生産・消費活動に伴う負荷を吸収・再生するために地球が2.9個必要になります。WWFでは、地球の吸収・再生能力の範囲内で「持続可能なサーキュラー・エコノミー」を推進するために図のような規範を設けています。

持続可能なサーキュラーエコノミーの規範
  • 資源を使わない、廃棄物を発生させないを最優先
  • サーキュラー(持続可能)な設計
  • 最大限価値を保ちつつ、素材・製品・部品を循環させ続ける
  • 既存の設備や製品・サービスをより有効に活用
  • 持続可能に生産された再生可能エネルギーを使用
  • 素材を石油由来から持続可能な再生可能資源由来へと切り替えるなど適切な範囲でバイオエコノミーを導入
  • 人間お講堂様式を考慮し、ウェルビーイングへとつなげる

そして、持続可能なサーキュラー・エコノミーの規範ににもとづきプラスチック汚染の問題に取り組む上で重要なのは、
明確な優先順位づけです。つまり、
取り止め、リデュース(発生抑制)
リユース(再使用)
リサイクル(再生利用)
熱回収(焼却熱の再活用)
焼却・埋め立て
優先順位にそって取り組み、さらに再生可能エネルギーを活用することで、 大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とせず、地球の限界の範囲内で持続可能なサーキュラー・エコノミーの推進を図れるのです。

World Economic Forum (2016) The New Plastics Economy: Rethinking the future of plasticsをもとに
WWFジャパンが作成

サーキュラー・エコノミーによるプラスチックの問題の解決の姿を、以下の図で示します。

サーキュラー・エコノミーによる解決アプローチ ゼロに近づける デザインの再定義イノベーション 原材料 製造・使用 ゴミ処理

WWFジャパンが作成

しかしながら、大量生産を前提としたままで、リサイクルばかりを推進することがサーキュラー・エコノミーとして捉えられる風潮があり、これでは持続可能ではありません。

解決策としての「サーキュラー・エコノミー」とは

SDGsの目標14(海の豊かさを守ろう)では、「2025年までに、陸上活動による汚染などの海洋汚染を防止、大幅に削減する」という、プラスチック汚染を想定した2025年ターゲットを定めています。

また、サーキュラー・エコノミーのコンセプトで、2025年をターゲットにプラスチックに関する問題解決を包括的に推進するための意欲的なターゲットを設定した「ニュープラスチックエコノミー・グローバルコミットメント」には、各国政府や世界のプラスチック容器包装生産量の2割を占める250社以上の企業が参加しています。

さらにアメリカなど各国でも続々と、上記「グローバルコミットメント」で共有するビジョンにもとづき、2025年をターゲットとした意欲的なコミットメントの枠組みが立ち上がっており、この動きは世界のスタンダードとなっています。

join us panda
WWFジャパンが企業に呼びかける「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」

そしてWWFジャパンは、「グローバルコミットメント」で示されたビジョンとターゲットも参照し、大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした社会経済のあり方を、問題解決にインパクトを有する企業とともに変えていくために、2025年をターゲットとした包括的で意欲的な枠組み「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」を2022年2月に日本で立ち上げました。

参画企業は、あるべき姿でサーキュラー・エコノミーを進めるための「WWFのサーキュラー・エコノミーの原則」に賛同したうえで、以下の5つの取り組みを包括的に行なうことをコミットメント(社会への公約)しています。

2025年までに、容器放送/使い捨てプラスチックにつき

  1. 問題のあるもの、および、必ずしも必要のないものの使用を取り止める。
    さらに環境負荷低減に向けて削減目標を設定した上で取り組む。
    代替素材への切り替えの際は、その持続可能性を十分考慮する。
  2. 可能な限り、リユース (他の素材のリユースを含む) へと切り替える
  3. 可能な限り、リユース、リサイクル可能なデザインとする
  4. リサイクル素材の意欲的な使用目標を設定する
  5. リユース、リサイクル率を向上させるためにステークホルダーと協力する

各参画企業が上記5つの2025年コミットメントを具体的にどのように進めるかについては、WWFジャパンに示していただいており、それをもとにWWFジャパンの定期的なレビューの下、しっかりと改善を図っていきます。参画企業にはこれらについて、透明性を持って社会に積極的に開示していくことが期待されています。

WWFジャパンでは、
さらなる企業の皆さまからの
コミットメントをお待ちしています。

お問い合わせはこちらから

コミットメント企業

「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」に
参画した企業からの意気込みと、コミットメントをご紹介します。

1.問題のあるもの、及び、必ずしも必要のないものの使用を取り止める。
特に「必ずしも必要ないもの」を具体的に特定しての2025年フェーズアウトプランと進捗
1.さらに環境負荷低減に向けて削減目標を設定した上で取り組む
容器包装・使い捨てプラやプラ全体での2025年の原単位と総量での削減定量目標と進捗。(これまでの実績を補足的に追記することは可)
1.代替素材への切替えの際は、その持続可能性を十分考慮する
代替素材(特に生物由来)を使用する場合、その持続可能性担保やサーキュラーエコノミー推進の具体的基準
2.可能な限り、リユース (他の素材のリユースを含む) へと切替える
3.可能な限り、リユース、リサイクル可能なデザインとする
リユースへの切替について2025年数値目標と進捗、及び、デザインも含み、(原則2022年以降の)具体的事例
リユースへの切替について2025年数値目標と進捗、及び、デザインも含み、(原則2022年以降の)具体的事例

リサイクルの推進 (再生素材の使用は除く) について、デザイン(設計)を中心に(原則2022年以降の)具体的事例
2.可能な限り、リユース (他の素材のリユースを含む) へと切替える
3.可能な限り、リユース、リサイクル可能なデザインとする
リサイクルの推進 (再生素材の使用は除く) について、デザイン(設計)を中心に(原則2022年以降の)具体的事例
4.リサイクル素材の意欲的な使用目標を設定する
リサイクル素材使用の2025年定量目標と進捗、及び、(原則2022年以降の)具体的事例
5.リユース、リサイクル率を向上させるためにステークホルダーと協力する
コミットメント内容の実現に向けての、(原則2022年以降の)具体的取組み

企業の取り組み事例

プラスチック問題のない未来のために。みんなで声をあげよう!

みんなで声をあげよう!

これまでの仕組みが行き詰まりを迎えるいま、経済の担い手である企業には、近い将来を視野に入れた意欲的なコミットメント(社会への公約)の下で、その仕組みを率先して変えていくことが求められています。

そして生活者にもまた、企業の本気度を見極め、意欲的かつ本質的な取り組みを求めることで、企業や社会を変えていく力があります。

持続可能なサーキュラー・エコノミーへのシフトを進めるために、容器包装・使い捨てプラスチックを取り扱う企業に「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」へのコミットメントや、期待する取り組みを求める声を送りませんか?

以下のリクエストボタンからWWFにお送りください(複数選択可能)。
WWFは、皆さんからの声を集約し、企業に伝える機会を積極的に作っていきます。
あなたの声が、サステナブルな経済社会への転換に役立ちます!

join us panda
WWFジャパンが企業に呼びかける「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」

いずれかのタブをお選びください

WWFジャパンが企業に呼びかける「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」

集計期間 2022年2月22日〜5月27日
総得票数 1819票

  1. 商品の品質を最低限保つ以上の過剰包装は撤廃してほしい
  2. 野菜や果物も含め、商品は包装やトレーなしで買えるようにしてほしい
  3. 使い捨て商品の提供をすべて撤廃してほしい
  4. 私たちに届ける前の流通時の包装をすべて撤廃してほしい
  5. 個包装はすべて撤廃してほしい
  6. 対象商品に切り替えることにより、どの程度環境負荷が軽減できるのかについて、科学的な情報を提供してほしい
  7. 容器持参で買える量り売りを当たり前なものにしてほしい

後援

WWF

WWFは100カ国以上で活動している環境保全団体で、1961年にスイスで設立されました。
人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推し進めています。
特に、失われつつある生物多様性の豊かさの回復や、地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動を行なっています。ぜひWWFをご支援ください。