ご寄付くださった方に、
お礼のプレゼントをお送りします

プレゼント期間:2025年2月28日受付分まで

  • プレゼントA ポストカード3枚セット

    チリに棲む野生動物の写真の中から、選りすぐりの3枚をポストカードに仕上げました
    (マゼランベンギン・ザトウクジラ・オタリア)
    サイズ:タテ148mm×ヨコ100mm 素材:FSC®認証紙 日本製   

  • プレゼントB ペンギンマグネット

    マゼランベンギンをデザインした木製マグネット。しっかりとした磁力で、
    ポストカードやメモなどの貼り付けに便利です。
    サイズ:(約)タテ49mm×ヨコ34mm 素材:FSC®認証材  日本製 

  • プレゼントC ペンギンタオルハンカチ

    ふんわりとしたオーガニックコットンのタオルハンカチに、
    マグネットと同じデザインのマゼランベンギンを刺しゅうしました。
    サイズ:(約)タテ250mmxヨコ250mm 素材:オーガニックコットン ベトナム製

1度のご寄付が5,000円以上の方にプレゼントA。1度のご寄付が10,000円以上の方にプレゼントA+B。1度のご寄付が15,000円以上の方にプレゼントA+B+C。
  • プレゼントは十分な数をご用意しておりますが、予想より多数のお申込みをいただいた場合、
    キャンペーン期間中に配布終了となる可能性がございます。その折は誠に恐縮ながらご了承のほどお願い申し上げます。
  • プレゼントは、国際郵便の事情等により国内発送のみとさせていただいております。
  • プレゼントを希望しない方は、お申し込みフォームや払込用紙の備考欄で「プレゼント不要」をお選びください。
    なお、プレゼントA・B・Cのうち、いずれかのみ不要、とのご希望は承れませんので、ご了承ください。

南米の国・チリの海は、特別な海です。 

南極海から北上するフンボルト海流と、
深層から湧き上がる湧昇流が、
無数のプランクトンを育み、魚の大群を呼び寄せる。
それをめあてに集まってくるペンギン、ペリカン、イルカ、クジラ、オットセイ・・・

世界屈指の豊かな生物多様性が広がる、この南米チリの海では、驚くほど多くの生きものたちが、命をつないでいます。
そして、実は日本に住む私たちも。 
チリの水産物は、世界の食卓をも支えているからです。 

ただ、その豊かさは、決して無限ではありません。 

すでに水産業の急拡大で、さまざまな問題が起きています。 

かけがえのない、海流からの贈りもの。
使い尽くしてしまうことなく、どうかこれからも、いつまでも。
それがこの海に生きる、みんなの願いです。

チリの海で、何が起きているの?

世界の「食」を支えるチリの水産業。
私たちもその恩恵を受けています。
しかしその一方で、海の環境と生きものたちを追いつめることに…

要因その1 サケ(サーモン)養殖の急拡大

深い入江が連なるチリ南部は、サケの養殖に適した場所です。
そのため2000年代から養殖場が急増し、海洋保護区にまで広がっているところも。
産業としては成功しましたが、環境や人権の面で、さまざまな問題が起きています。 

  • サケの排泄物やえさの食べ残しによる汚染が起きている
  • サケの病気の予防や治療用の化学薬品が多用されている
  • いけすから逃げたサケによる自然界への影響も
  • 海の利用などに関して先住民との対立が起きている

オタリア (アシカの仲間)

© Marcelo Flores / WWF Chile

養殖場の網を破ってサケを食べてしまうため、「害獣」として殺されるケースが起きている。

チリイルカ

© Sonja Heinrich/ WWF-Chile

生息数の減少に、サケ養殖場の影響があることも示唆されている。

日本とのつながりは?

チリ産の養殖サケの輸出先1位はアメリカ、2位が日本。
また、日本が輸入しているサケ・マス類の約6割がチリ産です。

要因その2 天然魚の乱獲

海の食物連鎖を支える重要な魚、カタクチイワシやニシンの乱獲が起きています。
魚粉・魚油に加工され、養殖魚のエサとして使われるほか、
畜産用のエサや農業用肥料の原料として、世界に輸出されています。

  • 一部の魚種の乱獲が生態系のバランスを狂わせる
  • 海の動物たちが誤って漁網にかかり、命を落とす

ザトウクジラ

© Shutterstock / Tomas Kotouc / WWF

夏になるとチリの海へやってきて小魚などを大量に捕食。子育てに必要な体力をここで蓄えている。

マゼランペンギン

© Makoto Yoshida / WWF Japan

泳ぎは得意だが、漁網にかかると溺れてしまう。

日本とのつながりは?

日本が輸入している魚粉や魚油の多くは、チリや、
同じ海域でつながっている隣国ペルーから来ています。

日本から、チリの海への恩返しを!

WWFジャパンは、日本がチリの海に与える影響が大きいことから、2014年にWWFチリの海洋保全活動への協力を開始しました。生物多様性の保全と、持続可能な水産業への改善をめざして取り組みを進めています。  

豊かな海の生物多様性を守る、WWFの4つの活動

活動1野生生物の状況を調べて
保全計画に活かす

チリイルカの調査
© Makoto Yoshida / WWF Japan

シロナガスクジラやマゼランペンギン、チリイルカなどの生息状況の調査を行ない、危機要因を明らかにして保全計画に活かしています。2025年には、「謎多きイルカ」チリイルカの保全計画を完成させ、実施に向けた活動につなげる予定です。

活動2海洋保護区の
管理を強化する

多様な立場の人が集い、
保護区の管理計画を作る

© WWF Chile

ここ10年で海洋保護区の指定は増えていますが、利用(生産活動など)が認められている場合も多く、保護区として適切に管理されていないところがほとんど。WWFは、住民、企業、行政などの関係者の協働による保護区の管理を推進し、守るべき場所が守られる先行事例を作り、広めています。

活動3サケ養殖業を
環境や社会に配慮した形に

日本でもASC認証サケの普及をはじめ、
持続可能なサケ養殖業への転換に取り組む

© WWF Japan

サケの養殖はチリの海に多大な影響を与えますが、約5万人の雇用を支えてもいます。環境や人権に関する厳しい基準を満たす「ASC認証」の養殖企業による取得をはじめ、持続可能なサケ養殖業への転換に向けてチリ政府にも働きかけを行なっています。2022年には、チリで養殖されるサケの生産量の約30%までASC認証が増えました。

活動4混獲の防止と、
乱獲を防ぐ漁業管理の強化

漁網が絡まったマゼランペンギン
© naturepl.com / Enrique Lopez-Tapia / WWF

カタクチイワシやニシンが今どのくらいいるか、獲り過ぎていないか評価する手法の改善や、その情報に基づいて持続可能な漁業が行なわれるよう管理していく方法の改善、混獲などによる他の生きものへの影響の把握と防止策の導入などを、政府機関や研究機関と協働で進めています。

海流の贈りものを、どうかこれからも、いつまでも。
海の生物多様性を守る、WWFの取り組みを、ぜひご支援ください。

ご寄付の方法

① クレジットカードでのご寄付

ウェブサイトからのお申し込みを、ぜひご利用ください。
事務経費の節減につながり、より多くのご支援を保全活動に充てることができます。

② 郵便局(ゆうちょ銀行)からのお振り込み

「海流の贈りもの」キャンペーン専用の払込用紙(手数料免除)をご利用ください。
専用の払込用紙をご希望の方には郵送いたしますので、WWFサポーター窓口までご連絡ください。

【ご注意ください】

  • ご寄付に際し、ご本人確認が取れない場合は、プレゼントの対象外となるとともに、領収書も発行いたしかねます。
    あらかじめご了承ください。
  • キャンペーン専用の払込用紙<以外>を使ってご寄付いただいた場合は、使いみちを定めないご寄付となり、
    また、プレゼントの対象外となってしまいます。後からの変更も承ることができません。

領収書について

WWFへのご支援は、税制上の優遇措置の対象となります。
1年間のご支援の領収書を、翌年1月末にお送りしております。
領収書ご不要の場合は、各種用紙や、ウェブサイトの申込フォームに「領収書不要」とご記入ください。

税金の控除について

WWFへのご支援は、「税額控除」の対象となります。
年間のご支援金額から2,000円を引いた金額の40%が所得税から控除されます。
また、相続による財産からのWWFへのご寄付は、一定条件のもとで相続税から控除されます。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.wwf.or.jp/koujo/

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは世界約100か国で活動している
環境保全団体です。