ありがとう17周年!「しらほサンゴ村」で記念観察会


こんにちは!沖縄の石垣島よりWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」の松岡美範です。

4月22日は「しらほサンゴ村」17回目のお誕生日! 多くの方々に支えられ、無事ひとつ年を重ねることができました。

17周年を記念して、5月7日にはワタンジでの生きもの観察会を行ないました。

ワタンジとは、サンゴ礁の海を囲むよう続くリーフと、砂浜との間に広がる浅瀬のこと。毎日潮が引くと、姿を現します。

白保の海岸にあるワタンジは、その長さ約1キロ。

船がなくても、ここを歩けば貝や小さな魚が獲ることができます。

天気はどんよりとした曇りでしたが、参加者の親子15名の皆さんは元気いっぱい。

さっそく着いたワタンジでは、目にした生きものたちの姿に、子どもたちは怖がったり、喜んだり、興味津々の様子。

ちぎれてもなお動くクモヒトデの足や、自分の体を分解することで生き延びるナマコの様子を間近で観察しながら、ワタンジの生態系についての理解を深めました。

足を踏み出すことすら怖がっていた子供も、最後には楽しそうに箱メガネで観察をしていていました。

また、同行していたお母さんたちも、初めて知る海の姿に、刺激を受けていらっしゃるようでした。

観察会あとはお待ちかねのお昼。

今回の観察会は、地元である白保地区のNPO法人「夏花」との共催、そして「白保日曜市」との初のコラボレーションということで、日曜市で人気のかなっぱ弁当を用意しました!

かなっぱは、「月桃の葉」という意味で、月桃でくるまれたおにぎりや青パパイヤ、そしてアーサ汁などをみんなで堪能しました。

ワタンジで記念写真をパシャリ。

白保でとれたものを使った、おばあの手作り料理は絶品です。

こうして白保の海と恵みを満喫したイベントは、無事終了。皆さん本当にありがとうございました!

白保にお出でになられた方は、ぜひご一緒にワタンジに行きましょう。

関連情報

白保のおばあ手作りのかなっぱ弁当。

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