新しい安全なエネルギーをめざして!「エネルギーシナリオ」第4部を発表します


温暖化担当の小西です。
東日本大震災と福島原発の事故の後、私たちが発表を重ねてきた「エネルギーシナリオ」の第4部の発表会が、いよいよ来週17日の火曜日に迫ってきました。

これは、温暖化の防止と新しいエネルギー社会を実現するための「シナリオ」で、第1部は「省エネ」、第二部は「自然エネルギー」、第三部は「コスト」について、それぞれまとめています。

そして、今回発表する最後の第4部は「電力系統」編。日本が新しいエネルギー社会を築く上で、重要なカギになる電力系統の、あるべき姿がテーマです。

これらのシナリオは、決して夢物語でも、非現実的な話でもありません。現状考えられる可能な限りの技術や手段を駆使して、その実現を呼びかけるものです。

おかげさまで、たくさんの方にご関心をお持ちいただくことができ、17日の発表会は満員御礼。

先日、締め切り発表をしたのですが、さらなるご参加の希望が相次ぎ、「まだ大丈夫ですか?」「申し込んだはずだが?」「案内メールが届いていませんが」と、さまざまなお問い合わせが届いています。

会場は満席に近いかもしれませんので、ご参加くださるかたは、どうぞお早めにお越しください。

また、お越しいただけない方もご安心を! 当日の発表の内容は、すべてUSTREAMでネット中継する予定です。ぜひ、たくさんのかたにご覧いただければと思います!

発表に向けて、目下急ピッチで準備中!17日の本番を、どうかお楽しみに!

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専門ディレクター(環境・エネルギー)
小西 雅子

博士(公共政策学・法政大)。米ハーバード大修士課程修了。気象予報士。昭和女子大学特命教授、京都大学院特任教授兼務。
中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005 年に国際 NGO の WWF ジャパンへ。専門は国連における気候変動国際交渉及び国内外の環境・エネルギー政策。2002 年国際気象フェスティバル「気象キャスターグランプリ」受賞。環境省中央環境審議会委員なども務めている。著書『地球温暖化を解決したい―エネルギーをどう選ぶ?』(岩波書店 2021)など多数。

世界197か国が温暖化対策を実施する!と決意して2015年に国連で合意された「パリ協定」の成立には感動しました!今や温暖化対策の担い手は各国政府だけではなく、企業や自治体・投資家・それに市民です。「変わる世の中」を応援することが好きな小西です♪

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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