雪のヒョウと雲のヒョウ


パンダショップの池田です。
今日は、雪のヒョウと雲のヒョウについて。

まずユキ(雪)ヒョウとは?
ヒマラヤや中央アジアの高山に生息する、雪のような白地にヒョウ紋をちりばめた美しい毛皮(もちろん寒冷地仕様!)のネコ科の動物です。切り立った岩場のような場所でも上手にバランスを取れる、長い尻尾が特徴です。

次にウン(雲)ピョウとは?
身体に雲のような大きな斑紋を持つ、ユキヒョウよりも一回り小さなネコ科の動物で、東南アジアの森に生息。がっしりした下あごと、身体の大きさの割に長くて太い牙が特徴です。

このユキヒョウとウンピョウ、生息域も特徴も違う全く別の野生動物ですが、共通している点があります。それは、両方とも絶滅しかけている、ということ。

ユキヒョウは毛皮を狙った密猟に脅かされ、ウンピョウは生息地の森が失われ、それぞれ危機にさらされています。

この2種が生息するモンゴルやブータンでは、現地のWWFがその保護や生息環境の保全に取り組んでいるのですが、日本からもその活動を支えたいと、パンダショップではあるグッズを販売してきました。

それぞれの写真をあしらったオリジナルのマグカップです。これ一つあたり1,000円が活動資金として現地に送られる寄付つき商品。

ユキヒョウのカップは2010年にご案内した商品で、寄付によるご支援と合わせて約700万円をモンゴルに送金しました。これで購入した密猟パトロール用の四輪駆動車は、今も活躍中とのことです!

そして、今ご案内しているのが、ウンピョウのマグカップ。
売上からのご支援は、ヒマラヤの豊かな自然に恵まれた、ブータンでの保護活動に充てられます。

素材にもこだわった、思いのつまったカップです。
ぜひお求めください!

 

*残り500個になりました!ご注文はお早めに
*ユキヒョウのマグは、現在販売しておりません

ユキヒョウ

ユキヒョウ

ウンピョウ

ウンピョウ

このマグカップはもちろん環境にも配慮。美濃焼の里・岐阜で、不要になった焼き物を回収し、再生した土を使って作られました。

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マーケティング室(パンダショップ担当)
池田 雅子

パンダショップ担当。通販を通じて、WWFや自然保護への理解、ご支援を広げる仕事をしています。

一般企業で働いていましたが、いつか動物や自然を守る仕事に就きたいと思い続け、勢いでWWFの事務局に電話をかけてしまったことが始まりでした。数年後に転職、今に至ります。入局してからは、自然保護の難しさを、広く伝えることの難しさを日々痛感しています。豊かな自然を未来へ残す心を誰もが持ち、いつかWWFが必要無くなる日を夢見ています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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