パブリック・コメントの結果が公表され始めました


温暖化・エネルギー担当の山岸です。
8月12日に締め切られた「エネルギー・環境に関する選択肢」への意見募集(パブリック・コメント)の結果が公表され始めました。

下記の政府・国家戦略室のウェブサイトでは、提出された意見が順番に掲載されていくようです。

このブログを書いている時点では、8万件を超えたと言われる意見のうち、1万件くらいまでが公開されています。

また、この国家戦略室のページでは、同時に、全国11カ所で開催された意見聴取会の実施報告やアンケート結果も掲載されています。

これに加えて、8月22日には、これらの「国民的議論」の中身を検証する専門家の会合がいよいよ開催されます。13:00~15:00の予定です。

多くの方々が提出して下さった意見が、どのように扱われるのか。注意深く見守っていきたいと思います。

 

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自然保護室長(気候エネルギー・海洋水産・生物多様性・金融)
山岸 尚之

立命館大学国際関係学部に入学した1997年にCOP3(国連気候変動枠組条約第3回締約国会議)が京都で開催されたことがきっかけで気候変動問題をめぐる国際政治に関心を持つようになる。2001年3月に同大学を卒業後、9月より米ボストン大学大学院にて、国際関係論・環境政策の修士プログラムに入学。2003年5月に同修士号を取得。卒業後、WWFジャパンの気候変動担当オフィサーとして、政策提言・キャンペーン活動に携わるほか、国連気候変動会議に毎年参加し、国際的な提言活動を担当。2020年より自然保護室長。

京都議定書が採択されたときに、当地で学生だったことがきっかけでこの分野に関心をもち、大学院を経てWWFに。以来、気候変動(地球温暖化)という地球規模の問題の中で、NGOがどんな役割を果たせるのか、試行錯誤を重ねています。WWFの国際チームの中でやる仕事は、大変ですがやりがいを感じています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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