森林破壊商品を買わないために...


こんにちは!森林広報の古澤です。
唐突ですが、WWFジャパンが協力して活動をしているインドネシアの仲間からちょっと残念なニュースが届きました。ある製紙メーカーが、貴重な森林を今も破壊し続けていることが明らかになったと言うんです。

無秩序に破壊された森から生まれた紙などの製品のなかには、ひっそりと私たちの身のまわりに届いています。そうとは知らずにそういった商品を購入てしまっているかもしれないと思うと、なんだかとても嫌な気分。森林破壊商品に「これは貴重な森を破壊してつくられた商品です」なんて表示はされませんから…

でもその代わりに、環境や地域の人々のことをちゃんと考えて持続可能な方法で管理をきちんとしている森林から生まれた製品に付けられるマークはあります。

その一つが「FSC」のマーク!製品の裏側とか底面についていることが多いので、いろんなものをひっくり返して探してみてください(笑)!

FSC

「海外の森林破壊の防止に貢献する!」なんていうとすごく難しく聞こえてしまうかもしれません。でも出どころの分からないものを「買わない」+「信頼できる製品を選ぶ」ことは、きっとたくさんの人にできるはず!今、FSCを応援してくれているシンガーさんの曲がiTunesで無料でダウンロードできるキャンペーンをやっています!
みなさん、ぜひ見てみて、聞いてみてくださ~い!

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自然保護室(森林グループ所兼 マーケットグループ長)
古澤 千明

大学卒業後、民間金融企業での勤務を経てWWFジャパンに入局。2010年より主に東南アジアの森林保全プロジェクトを担当。インドネシアやメコン地域などのWWFオフィスとも連携しながら、森林減少の要因となっている農林産物の生産について、関係企業に生産現場の課題を伝えたり、調達改善のための支援に取り組む。2021年からは、マーケットグループ長も兼任し、森林保全の枠を越えて企業のサステナビリティの向上に努める。

幼いころから自然や生き物への興味はありましたが、WWFとの出会いは偶然でした。自然科学や生物のスペシャリストではない自分だからこそ、得られる理解・賛同もあると信じつつ、そうは言っても日々勉強です。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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