[COP10関連] 核心に迫るか!?2020年目標


こんばんは。WWFドイツのクリスチャン・ノイマンです。海洋関係の活動を担当しています。

21日の午後3時からCOP10会議場で始まった「2020年目標」の議論。課題は、前日に膨れ上がったテキストを、どこまで「痩せさせる」ことができるか?

すでに夜の10時半を過ぎましたが、20項目ある目標の目玉ともいえる「保護区域の面積パーセンテージ」に入って、発言が活発になってきました。
特に海洋保護区については、各国の利害が複雑に絡むので、議論が白熱しています。

sdaeee.jpg

夜は更けれど、議論は尽きず…

議長は2人、3時間ずつ分け合って、今はイランの議長が取りまとめていますが、ろれつが回らなくなって、言い間違いを連発しています。しかし、それでも各国譲りません。

IUCN(国際自然保護連合)などの団体からは、それぞれ科学的情報に基づいた提言が出されており、私たちも、特に「公海」について、今、進んでいる保護区作りの実例を紹介しながら、議論を引っ張っています。
議長は午前0時までに終わらせる、と言っていますが…。やはり中国が強硬です。

それにしても、ほとんど8時間座りっぱなしで、お尻が痛い!
頑張ります。。

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP