ブリ養殖のグローバル・スタンダードづくりに日本からも参加を!


第1回パブリックコメント募集が始まる

2013年2月12日、ブリ類スギ類水産養殖管理検討会は、ASC認証の基準の第一草案をウェブサイト上に公開し、60日間(4月12日まで)のパブリックコメント募集(意見公募)を開始しました。

世界中で懸念されている養殖業のもつ環境上、社会上の課題を解消すると共に、消費者の養殖水産物への信頼性を高めることのできるASCの認証制度を、日本のブリ養殖にも適用してゆくことで、海洋環境の保全に欠かせない、持続可能な養殖業の発展と、漁業を支える市場での付加価値を創出してゆくことができます。日本からこの手続きに参加することは、適切な基準を策定するうえで、重要な意味を持ちます。

この、ASCブリ類・スギ類基準づくりに是非ご参加ください。パブリックコメントへの参加は、責任あるブリ養殖をグローバルに普及させるための第一歩でもあります。

意見の受付期間

2013年2月12日~4月12日まで

意見の投稿方法

「基準案(仮訳付き)」に目を通していただき、上記URLのフォームに、必要事項とご意見を記入し、送信してください(日本語で投稿した意見は、受け付けられないので、ご注意ください)。

「基準案(仮訳付き)」に目を通していただき、下記の記載事項をご記入のうえ、fish@wwf.or.jpにメールで送信してください。

記載事項:氏名、e-mail、電話番号、住所、ご意見

  • ※氏名、e-mail、電話番号は、寄せられた意見について確認する必要がある場合の連絡先として、ご記入をお願いしています。

意見を投稿する上でのお願い

  • ご意見は関連するテーマごとに(例えば、全般的なこと、課題1、課題2などのように)まとめて記述してください。
  • 賛成、反対いずれの場合でも、建設的かつ明確に記述してください。
  • 特定の文章や言葉についての意見は、ページ数やセクションの番号を添えてください。
  • 基準(standards)に対する意見を記述するように心がけてください。
  • ご意見の裏付けとなる参考資料がある場合には書き添えてください。
  • 基準に意見を投稿することは、基準の承認を意味するものではないことに、ご留意ください。

基準の第一草案について

この第一草案は、ブリ類スギ類水産養殖管理検討会の運営委員会を中心に、検討が重ねられてきたものです。2009年に第1回と第2回の検討会合が、2013年2月12日と13日には、ブリ類の養殖が古くから盛んな日本で、第3回目の検討会合が開催されました。

今後の予定について

パブリックコメント募集期間中に受け取ったすべての意見を参考にして、基準の改定作業にあたり、その後、改定基準案について、2回目のパブリックコメントの募集と第4回検討会が開催されます(予定:於日本)。2013年中には基準の最終版を確定する予定です。

問い合わせ先

第3回ブリ類スギ類水産養殖管理検討会事務局 WWFジャパン水産プロジェクト(E-mail: fish@wwf.or.jp

個人情報の取り扱いについて:
ご記入いただいた個人情報は今後の本意見収集に関連するご連絡のためにのみ使用いたします。この目的で、皆様の個人情報をメール、オンラインストレージによりブリ類スギ類水産養殖管理検討会へ提供いたしますが、その他の目的で皆さまの情報を第三者に提供することはございません。ご記入は任意ですが、正しい情報をご記入いただけないときは、詳しいお話をお聞きするためのお問い合わせに支障が生じることがあります。個人情報の利用目的の通知、開示、訂正、追加または削除、利用停止、消去及び第三者提供停止などのお問い合わせは個人情報保護係(privacy@wwf.or.jp、Tel: 03-3769-1719)にて承ります。 公益財団法人世界自然保護基金ジャパン 個人情報保護管理者(事務局長) 上記についてご同意いただいた上でご意見をお寄せください。

関連情報

この記事をシェアする

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP