ページ内を移動するためのリンクです。

活動トピック

トラフィックの活動

WWFは、IUCN(国際自然保護連合)と共同で、野生生物の国際取引を監視し、市場での野生動植物の流通を調べる、国際的な機関「トラフィック」を設立し、現在もその取り組みを支援しています。トラフィックは、野生生物の取引状況について調査を実施。現状や改善のための提言を、政府や関係者に対し行なっています。

トラフィックの活動

トラフィックの活動が目指しているのは、国際市場での野生動植物の過剰な取引や消費、密猟・密輸を防ぐことで、絶滅のおそれのある種(しゅ)を保全することです。この取り組みは、一方的な野生生物の利用や取引の禁止を求めるものではなく、その持続可能な利用を確立することを目的に行なわれています。

トラフィックは、イギリスに置かれた本部を中心に、世界20カ所の拠点を中心に活動を展開しています。各国の事務所は、それぞれの地域を中心として、野生生物の取引状況についての調査や、政府や関係者に対する現状改善のための提言を行なっています。

日本での活動

日本に事務所を置く、トラフィック・ジャパンオフィスは、トラフィックの一員として、また、WWFジャパンの野生生物取引調査部門として、日本がかかわる野生動植物の取引に関する問題を中心に、活動を行なっています。

日本は食品、ペット、伝統薬や装飾品など、さまざまな形で野生生物を輸入している、世界でも有数の野生生物消費国です。その中には違法なもの、あるいは持続性や野生生物への影響が考慮されていないものも少なくありません。トラフィックは、市場調査や公的データの分析を行ない、それらに基づいて関係省庁などへ報告・提言を行なっています。

活動の目的

トラフィックは、取引に関わる問題において、以下の4つに重点を置いています。

希少種の保護

過度な取引によって特定の野生動植物の存続や脅かされないようにします。日本の市場において行なわれる取引の透明性を高めることによって、取引を管理し、自然に悪影響を及ぼさないようにします。

生態域(エコリージョン)の保全

ある特定の種が過剰に利用され、減少することでその地域の生態系のバランスは崩れ、そこに住む他の野生生物にも影響を及ぼします。また一方では、外来種が生息地に入り込むことによって従来の生態域に悪影響を及ぼし、その地域の生態系は崩れるという問題も発生します。トラフィックは野生の動植物の取引によって特定地域の生物多様性が脅かされないようにします。

資源の確保

食物や薬など、人間が必要としている野生の動植物の利用が、将来にわたって維持できるようにします。

国際協力

野生動植物の取引が国際的に協力されることを支援します。取引の悪影響をふせぎ、持続可能な範囲で行なわれるよう、国際的な協定や政策を開発し支援します。

 

トラフィック・ジャパンオフィスのサイト

 

あなたの支援で、できること。たとえば… 野生生物を守る WWF会員が10人集まれば、ベンガルトラを密猟するため仕掛けられた罠を探す金属探知器を、1台購入することができます。 「あなたの支援でできること」を見る