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ゼロエネルギー住宅を選ぶ人は「○○」を求めている!

2017年6月18日|小西

温暖化担当の小西です。
3月に雑誌「地球温暖化」の取材で、販売する新築住宅の7割を「ゼロエネルギー住宅」が占めるという住宅メーカー、積水ハウスを訪問してきました。

お会いくださった方は、常務執行役員で温暖化防止研究所長でもいらっしゃる石田建一さん。

インタビューの模様は、ぜひ雑誌の連載をご覧いただくとして、とにかく面白かったのは、石田さんの家の断熱性の説明です。

私たちは2050年に再生可能エネルギー100%の社会を実現する「エネルギーシナリオ」を発表していますが、そのポイントは、まず省エネを進めること。

特に、家庭の省エネで最も大事なことは、家の断熱性を高めることです。

カギになるのは熱が逃げやすい「窓」。

日本の一般的な住宅では、二重窓にするなどの工夫が、省エネ家電を入れるよりも効果が高かったりします。

パリ協定が発効して加速する温暖化対策、家庭やビルなどの業務部門も一層の温暖化対策が求められています。

ところが、この住宅の温暖化対策について聞く私に、石田さんはこんなお話しをしてくださったのです。

「人は省エネのために家は買わないですよ。

でも健康や快適さのためならば心動かされます。断熱性の高い家は、健康に暮らせる家なんです。

特に高齢化社会の日本では、お風呂や脱衣所が寒いことなどの温度差からくる死亡事故が交通事故の死亡者より多い。温暖化対策や光熱費の削減で訴えるよりも、健康で快適な生活ができますよ、と言うほうが人が動くのです」

うーん、なるほど!

省エネや温暖化防止の高い意識を持っていても、それを直接伝えるのではなく、お客様の心に響く言葉で訴える、まさに目からウロコのメッセージでした。

同社は、トップが率先して環境配慮の旗振りをしているので、このような方針が貫けるとのこと。

しかも一社だけでなく、オールジャパンで進めるべき、というのがその意向だそうです!

日本にも持続可能な未来づくりを事業の根幹とする企業が増えてきたなあと実感した一日でした!

WWFジャパンの小西雅子と積水ハウス(株) 常務執行役員 環境推進部長 兼 温暖化防止研究所長 石田 建一氏

雑誌『地球温暖化』

カテゴリ: エネルギー関連 , 小西

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