お宝発見!30年前の記念商品


パンダショップの池田です。
私たちWWFジャパンの年度の切り替えは7月の1日。明後日から新しい1年がスタートします。

7月からは、事務局内の部署もいろいろと新しくなり、机の移動などもあるので、今日はマスクを二重にかけて、ショップでも大掃除をやりました。

棚の中からは、昔、ショップで売っていた懐かしい品々の見本や、販売を検討しながらも実現しなかった幻の商品のサンプルなども多数発見され、ちょっとした博物館?のように。

中でも一番の貴重品は、30年前、スイスのWWFインターナショナルが設立25周年を迎えた1986年に、日本でこれを記念して作られたという、テレホンカードのセットでした。

定価800円で300円分が募金に充てられる、という支援つき商品で、デザインされていたオランウータンやトラなどの動物の写真は、日本の動物写真家の草分けのお一人でもあった、故・田中光常さんの作品。

また、25周年の挨拶が入った特別な台紙にはめられたカードには、夭折された動物画家の薮内正幸さんの筆によるジャイアントパンダのイラストがあしらわれていました。

25周年という記念の折に、動物写真と動物画、それぞれの道の第一人者の方のご協力をいただいて、このような素敵な商品企画が実現したのは、とてもありがたく、嬉しい歴史の一コマと思いました。

こうしたオリジナリティのある品々を生み出しながら、その収益をすべて自然保護活動に回す取り組みは、パンダショップの仕事として、今も確かに引き継がれています。

かつての先輩たちに負けないように、私たちも魅力的な品を皆さんにお届けできるように頑張りたいと思います。

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マーケティング室(パンダショップ担当)
池田 雅子

パンダショップ担当。通販を通じて、WWFや自然保護への理解、ご支援を広げる仕事をしています。

一般企業で働いていましたが、いつか動物や自然を守る仕事に就きたいと思い続け、勢いでWWFの事務局に電話をかけてしまったことが始まりでした。数年後に転職、今に至ります。入局してからは、自然保護の難しさを、広く伝えることの難しさを日々痛感しています。豊かな自然を未来へ残す心を誰もが持ち、いつかWWFが必要無くなる日を夢見ています。

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