統一地方選挙に行きましょう!


いよいよ4年に一度の統一地方選挙が迫ってきました。
4月12日の知事・県議選に続き、26日に首長・市議選が行なわれます。

今回の統一地方選では、10県で知事選が行なわれ、自治体の多くの首長や議員の顔触れが決まります。

その結果は、今後の地方の政治、政策を決定するのみならず、国政にも大きな影響を与えるものとなるでしょう。

とりわけ今年は、年末のCOP21(パリ会議)で、世界の国々が一丸となり取り組んでいくための、これまでにない大きな温暖化対策の国際枠組みが締結される見込みです。

残念ながら今の日本の温暖化対策の方針、とりわけ最も重要な再生可能エネルギーの導入については、国の姿勢は消極的と言わざるを得ない状況です。

しかし、そうした局面についても、選挙の結果によっては今後、地方から新たな動きをもたらし、変えていくことが可能になるかもしれません。

知事選が行なわれる県の中には、四国の徳島県も含まれているのですが、この徳島県の鳴門市は、私たちが昨年から、地域主体の再生可能な自然エネルギー社会をめざしたプロジェクトのフィールドでもあります。担当者としても、選挙の結果が気になっています。

皆さまにもぜひ、今の国政がなすべきことを見据えて、投票場に足を運んでいただきたいと思います。(温暖化担当:市川)

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自然保護室(気候・エネルギー)
市川 大悟

学士(農学)
準学士(機械工学)
高等専門学校で機械工学を専攻後、大学で環境学を修了。卒業後は工学分野の知識を活かし、環境分野とも関わりの深いエネルギー分野のエンジニアを経て、2012年にWWF入局。以降、再生可能エネルギーのプロジェクト担当者として活動。

子どもの頃にどっぷり遊び漬かった田舎の原風景。その自然をこれからも残したいと考えてWWFに。元は畑違いのエンジニアですが、逆に培った工学の経験と環境の知識を糧に、エネルギー面から環境問題の解決に貢献したいと考えています。主な活動は、地域での再生可能エネルギーの導入を手助けすること。モデルプロジェクトの組成や、合意形成の援助、国の制度を変えるための政策提言などを行っています。
人と自然が共存できる社会を、皆さんにお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

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環境保全団体です。

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