マレーシア発、午前1時の市場の活気!


水産担当の山内です。いま、マレーシアのクアラルンプールにWWFの会議で滞在しています。

WWFの水産プロジェクトでは今、アジア地域の活動が熱くなってきています。

ここマレーシアでも、1990年代以降、シーフード(水産物)の消費が急増しており、なんと200%の伸び(!)を見せています。

マレーシア人一人当たりのシーフード消費量も、年間で50キロを超えるようになり、日本のそれに迫る勢いです。

そのため、如何にマレーシア国内の水産物消費を「持続可能」なものに移行させていくか、が新たな課題となっているのです。

今日は、夜中の午前12時から、クアラルンプールにある市場を視察に行ってきました。

午前1時に到着したときには、既に人がいっぱいで、ものすごい活気にあふれていました。

この市場では、産地から売り物を集めて持ち寄った仲買が魚を売っているのですが、流通関係者はもちろん、一般の消費者も新鮮な魚を買いにくるそうです。

日本同様、シーフード好きのマレーシアの市場には、色々な種類の魚が陳列されています。

私たちになじみ深い魚である、アジやイカ、カツオから、色とりどりのハタや淡水魚まで。見ていて飽きません。

また、バイヤーたちの忙しさも、日本の築地市場さながら!

このアジア地域で広く「持続可能なシーフード」を普及してゆくため、私たちWWFジャパンが日本で行なっている取り組みも、こうした他の国に紹介しながら、海外の仲間たちや関係者たちと協力してゆきたいと思います。

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