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トラフィックの石原です。
野生生物取引の調査・監視に取り組むトラフィックでは、各国の税関や警察などで、野生生物の違法取引を厳しく取り締まるためのトレーニングを支援しています。
今ちょうど、そのトレーニングに来ています。今回トラフィックは、ベトナム政府がトレーニングを主催出来るようにコーディネートしました。
場所はホーチミン!税関、警察、国境警備の関係者を対象としたトレーニングです。
日本政府の支援で実現したこのトレーニング、我々の税金が野生生物の保全のために使われている現場にいて、ちょっぴり感動です。
それにしてもビックリしたのは、トレーナーの優秀なこと。
彼らは1月にトレーナーになるための研修を受けたばかりです。トラフィックが準備した資料を、しっかりベトナム用に直して、まるで昔からやっていたかのように上手に研修しています。
ベトナムは中国と国境を接していることもあり、野生生物を守るのに重要な国。国内マーケットでは、ワシントン条約で規制されているものも良く見かけます。
昨年10月にも、25本のサイの角の違法所持でベトナム人が逮捕されるなど、緊急で取り締まりの強化が必要とされています。
ですが、参加者約40人のうち「ワシントン条約」を聞いたことある人は5人ほどしかいませんでした。
以前は食用として利用していた動物や植物が、今では製品としても利用するようになったケースもあるとのこと。何がワシントン条約の取引規制対象なのかを把握しながら、こうした消費や流通の変化についてもアンテナを張らいなくてはいけません。
文字通り「水際」にあたる税関などの取締りの現場では、さまざまな知識と情報が求められています。

講義するトレーナー。すばらしく優秀です!

真剣そのものの研修会場

コーヒーブレイクのおやつ、パメロという果物(上)と、通訳のマイアンさん。ベトナム語のトレーニングなので、とてもお世話になっています。