オーストラリアのアシカくん


web担当の三間です。次号の会報『WWF』に載せてもらう「レッドリストの動物たち」の原稿を書いています。

今度登場するのは、オーストラリアアシカ、です。

サウスオーストラリアとウェスタンオーストラリアの海岸に生息している海の哺乳類で、最初の保護のための法律が作られたのは、実に1889年! 今から百年以上も昔です。

ところが、いまだに絶滅の危機が去っていません。

かつての脅威は、毛皮を狙った乱獲でした。
その後、狩猟は禁止され、その脅威は、すでになくなりましたが、今はまた、新たな問題に直面しているようです。それは、このアシカだけでなく、アザラシやオットセイなど、他のさまざまな海の哺乳類にも共通した問題です。

これらの生きものたちを知ることは、本当に私たちと海との「付き合い方」を考えさせてくれる、貴重な機会になることを、今回もあらためて感じています。ちゃんと共存できれば、それは、海と私たち人類が、仲良くやっている!という一つの証になるでしょう。

次の会報は、2月の終わりにWWF会員の皆さまのお手元に届きます。
ぜひ、お楽しみに。

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会報のサンプルを差し上げます

ご希望の方はこちらのフォームから、[入会案内/入会申込書]をご請求ください。
*サンプルはバックナンバーを送らせていただく場合がございます。ご了承ください

 

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自然保護室(コンサベーションコミュニケーション グループ長)
三間 淳吉

森、海、気候、野生生物、さまざまな活動をサポートしています。

虫を追いかけ40年。鳥を追いかけ30年。生きものの魅力に触れたことがきっかけで、気が付けばこの20年は、環境問題を追いかけていました。自然を壊すのは人。守ろうとするのも人。生きものたちの生きざまに学びながら、謙虚な気持ちで自然を未来に引き継いでいきたいと思っています。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

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