グリーンな電力と熱の「証書」が届きました


先日、事務局に「グリーン電力証書」と「グリーン熱証書」が届きました。

WWFジャパンと、WWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」で使用した、電力と熱について、それぞれ購入した分です。

グリーン電力証書の制度は、事務所や工場などが使用した分の電力を、太陽光、風力、バイオマス、地熱などの再生可能な自然エネルギーによる電力に置き換える、というものです。

これらの自然エネルギーは、二酸化炭素の削減など、環境保全につながる価値を持っているので、その分のお金を電気代とは別に支払い、代わりに買ったことを証明する証書を受け取るのです。

証書は誰でも購入することができ、買う分もまた自由に決めることができます。そしてその利益は、太陽光発電や風力発電事業に提供されるので、誰でも自然エネルギーの普及に貢献できます。

今回、購入したのは風力による電力証書で、届いた証書には、事務所で2012年7月~2013年6月に使用したすべての電力(103,518kWh)が記載されていました。

また、今回初めて「グリーン熱証書」も購入しました。これは設備の冷暖房や給湯室、業務用車両などでガスやガソリンを使った分の証書になります。2012年7月~2013年6月に使用した熱エネルギーは184,255MJ(メガジュール)でした。

環境保全や自然保護といっても、やはりエネルギーは使いますし、どこかで環境に負担をかけることになります。それならば、極力その負担を小さくすることを試みなくてはなりません。

事務局では省エネ活動に加え、この「グリーン電力証書」を使うことで、環境への負荷を下げ、再生可能な自然エネルギーの拡大も支援する取り組みを続けています。こうした取り組みの輪を、より広げてゆきたいものです。(総務:吉田)

この記事をシェアする

企画管理室
吉田 昌紀

総務担当。

田舎生まれの田舎育ち。こどもの頃から自然の中で遊ぶことが好きで、自然を守る仕事がしたいと思っていたところ、WWFと出逢いました。海の環境、海の生きものを守るため、頑張ります。

人と自然が調和して
生きられる未来を目指して

WWFは100カ国以上で活動している
環境保全団体です。

PAGE TOP