地球が大変!
今、人類は自分自身の手で、地球のあちこちで環境問題という異変を引き起こしています。年々深刻になる、この環境問題。地球は今、一体どれだけピンチになっているのでしょうか?
地球の環境の状態を示すグラフの線は、どんどん下がってきてしまっています。このままでは、さらに自然環境は悪くなり、生きものたちも減り、中には、絶滅してしまう動物も出てくるかもしれません。
地球の健康は?
このグラフは、世界各地にすんでいる、1,313種類の野生動物の数が、どのように変わってきたかをまとめたものです。
森、海、湖や川、さまざまな場所に生きる動物たちが、たくさんいれば、それだけ自然が豊かなあかし。でも、逆に数が減れば、環境が悪化している証拠です。

WWFの「生きている地球指数」
WWFの「生きている地球レポート(Living Planet Report)」より
地球の豊かさは3割減!
これを見てみると、過去30年の間に、地球の豊かさが、ずいぶん減っていることがわかります。最近、地球のあちこちで、自然環境が破壊され、生きものたちが生きられなくなってきている、ということです。
今までのところ、グラフの線はどんどん下がってきています。このままでは、さらに環境は悪くなり、生きものたちも減り、中には、絶滅してしまう動物も出てくるかもしれません。

(C)Sandra MBANEFO OBIAGO/WWF-Canon
自然の恵みを使いすぎ!
逆に、こちらのグラフはドンドン上がっています。これは、人類がどれくらい、木材や魚といった自然の資源を使い、地球に負担をかけているかを示したグラフです。
ここには、石油や石炭などのエネルギーを使うと出る、温暖化の原因になる二酸化炭素などが、どれくらい増えているかも含まれています。

エコロジカル・フットプリント
WWFの「生きている地球レポート(Living Planet Report)」より
地球が1個じゃ足りません!
このグラフを見ると、今の人類は、地球1個分以上の資源やエネルギーを使っていることがわかります。つまり、使いすぎている、ということです。
この使いすぎている分は、どこから来ているのでしょう?これは、本当ならば、未来のために残しておかなくてはいけないはずの地球の恵みを、先に使ってしまっているのです。
言い換えると、これは、もらえるはずのお小遣いよりも、たくさんのお買い物をしている、ということと同じです。
使いすぎた分は、未来の自分たちや、私たちの子どもたちが代わりに払うことになっているのです。

(C)Helene PETIT/ WWF-Canon
地球は人間だけのものではありません
環境が悪くなって困るのは、野生の動物たちだけではありません。
私たちが普段食べているさまざまな海の魚や貝、タコやイカ。紙だって樹木という生きものから作られているし、病気を治す薬なども、自然の植物や動物から生み出されているものがたくさんあります。
さまざまな自然の恵みが手に入らなくなったら、人類だって生きていくことができなくなります。
人類は、地球という一つの星の中で、いろいろな生命と一緒に生きています。一緒にいるおかげで、豊かな恵みが受けられるのです。

Illust:Kazue Tokuda
そのことを忘れないようにしながら、地球の環境と未来のことを、WWFと一緒に考えてみましょう。






