会報 『WWF』 2010年 5/6月号
特集:渡り鳥がやってくる!シギ・チドリ類と湿地の保全
彼らの中には、北極圏と南半球の間を旅する、シギ類やチドリ類の鳥たちが多く含まれています。
その大きさは、スズメより小さいものから、カラスぐらいのものまで、さまざまです。
体ひとつで、地球を大飛行する渡り鳥たち。長旅を続ける彼らにとって、日本を含む東アジア地域の湿地環境は、非常に大きな役割を果たしています。
WWFが携わってきた、シギ・チドリ類をはじめとした渡り鳥の保全活動と、国際的な保全ネットワークをご紹介します。
World Topic
9月の国際トラサミットに向けて アジア各国でトラ保護へ向けた動きが活発に
今年9月、ロシアのウラジオストクで「国際トラサミット」が開催されることとなりました。トラが生息する国々の政府が集まり、トラを絶滅の危機から救うための政策を話し合うもので、WWFなどの民間団体も参加します。もちろん野生のトラの危機は、今に始まったことではありません。しかし、寅年であり、そして国際生物多様性年でもある今年、「国際トラサミット」の開催をきっかけにトラ保護への気運が高まり、具体的な保護策が進むことが期待されています。

表紙写真オランウータン (C)岩合光昭
レッドリストの動物たち
毎号1種ずつ、絶滅の危機にある野生動物を紹介します。
ケープシロカツオドリ(VU:危急種)
時速100キロもの速さで海に突っ込み、魚を追う鳥がいる。カツオドリの仲間だ。カツオドリ類はいずれも、外洋を主な生息場所とし無人島や岩礁などを含む小さな島々に…
Priority Places: ニューギニア島
インタビュー:心で感じる生物多様性
環境ジャーナリスト 中野美鹿
「生き生きと走るチーターをアフリカの大地で見たい!」と旅立ったのを皮切りに、インド、イスラエル、ロシア、中国、オーストラリア、インドネシア、コスタリカ、カナダ、果てはアラスカや北極圏まで、世界中の野生動物に会いに行く中野美鹿さん。「地球という単位で野生動物や自然について考えるようになった」という経緯や、野生動物に出会うことの意味、動物や自然を観察するエコツアーの現場に起こる変化などについてうかがいました…

photo (C) Martin HARVEY / WWF-Canon
photo (C) Brent Stirton / Getty Images
わいるどアカデミー
森は二酸化炭素の吸収源なの?
東京都港区3丁目。ここはWWFジャパンのオフィスです。世界の環境問題を勉強中のパンダくん、スタッフに環境問題のキホンを教えてもらいにやってきました。難しい温暖化の「科学」について、何やら疑問があるようですが…?
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