WWFの活動資料室

WWFジャパン会報『地球のこと』の紹介

会報 『WWF』 2010年 1/2月号

特集:2010 The year of the Tiger トラと、トラがすむ森を守るために

今年の干支は「寅」。ウシ・ウマなどの家畜や、ネズミやヘビなど身近な小動物がほとんどを占める十二支の中で、野生動物代表とでもいうかのように、トラは堂々とその名を3番目に連ねています。

しかし、十二支の本家・中国では、もう10年以上、野生のトラの生存を示す痕跡が見つかっておらず、その他の生息域でも、個体数の減少が続いています。

深い森に覆われ、獲物となる生きものがたくさんいる広い環境がなければ生きていけないトラは、まさに豊かな自然の体現者。トラの絶滅を食い止められるかどうかは、その地域の生態系を守れるかどうかの挑戦でもあるのです。

World Topic

カツオ一本釣り漁業、世界初のMSC認証取得

2009年11月4日、高知県の土佐鰹水産株式会社率いるグループの遠洋カツオ一本釣り漁業が、カツオ漁としては世界で初めてMSC(海洋管理協議会)の漁業認証を取得。「海のエコラベル」MSCラベルつきのカツオ製品が市場に流通することになった。かつて漁師の間では、いくら獲っても減らないといわれたカツオ。しかし最近はその状況にも陰りが出てきたという。日本人の食生活に馴染みの深いカツオは今、どんな状況にあるのだろうか?

cover01.jpg

表紙写真ジャイアントパンダ (C)岩合光昭

レッドリストの動物たち

毎号1種ずつ、絶滅の危機にある野生動物を紹介します。

モウコノウマ(CR:近絶滅種)

日本をはじめ、世界の各地に生息する「野生馬」は、全て一度人間が家畜化したウマの子孫であり、真の意味での野生動物ではない。野生動物としてのウマは、世界でただ1種、モウコノウマがいるのみである...

114213HartmutJungiusWWFC.jpg

photo (C) Hartmut Jungius / WWF-Canon

Priority Places: 北極域

エッセイ:地球へのメッセージ

プロ・フリーダイバー 篠宮龍三

フリーダイビング競技を10年続けてきました。日々自分の体そして海と向き合う中で見えてくるものがあります。人が運動するとき、酸素をエネルギーに換えて水と二酸化炭素を排出します。素潜りで…

235588MartinHARVEYWWFC.jpg

 

わいるどチャンネル

大雪も雨も、困るんです!

おしよせる時代の波。刻々と変わっていく自然環境。その変化が、動物たちの世界に何をもたらしているのかをお伝えする「わいるどチャンネル」の時間です。

レポーターは、毎度おなじみのパンダ君。2010年はなんと、番組始まって以来、初めてとなる南極からのレポートで幕をあけることとなりました!

channnel01.jpg

イラスト:SunREOR

PROJECT NOTE

「オペレーション・タイガー」WWFのトラ保護大作戦の歴史

「世界で最も美しい動物のひとつであるトラが、人間による生息地の破壊と容赦ない狩猟により絶滅の危機に追いやられている。もちろん、誰もがトラの絶滅を見たいわけではない。しかし、今すぐに対策を始めなければ、それば現実のものとなるだろう」。1972年9月27日、WWF初代総裁を務めるオランダ王子ベルンハルト殿下の宣言により開始した、WWFによるトラ保護活動「オペレーション・タイガー」。その歴史をひもとく。

その他

WWF in Action!

  • プーチン首相も歓迎 ソチ国立公園のヒョウ再導入計画
  • 日本のマグロ表記は正確か? クロマグロ製品のDNA検査を実施 ほか

しらほ通信

白保サンゴ村が10周年を迎えます

パンダのひろば~会員掲示板

書籍『家庭にひそむ有害化学物質』を差し上げます! ほか

Question:仲間外れは誰!?(28ページのクイズ)

ここは、南米のとある森の中。樹の上で動物たちが顔を合わせました。みんな食べ物を探しにきたようです。しかし、実はこの中にひとつだけ、他の2種とは異なる方法で食べ物を手に入れているものがいます。それは一体、どれでしょう?

1 メガネグマ 2 ハキリアリ 3 サンショクキムネオオハシ
51777KevinSchaferWWFC.jpg
104992RogerLeguen.jpg
25240AnthonyB.RathWWFC.jpg
「最近、なんだか良い木が少なくない?ご飯を探すのも一苦労だよ」 「やっぱり?僕たちもそう話していたところなんだ」 「空の上から見てても森が減ってる気がするわね」

正解は...