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活動トピック

有害化学物質対策

地球環境の未来にまで悪影響をもたらす有害化学物質。 その影響は、人類はもちろん、地球上の全ての野生生物にも深刻な被害を及ぼします。WWFはさまざまな国と地域で、人間そして野生生物への、有害化学物質の影響を追求し、特に危険な化学物質の使用と生産をやめるよう求めています。

「未来」にも及ぶ危機

オーロラに彩られ、白い氷に覆われた、一見環境破壊とは何の関係もなさそうな北極の自然。しかし、そこにすむホッキョクグマやアザラシの体からは、人間が作りだした有害な化学物質が検出されています。

これらの化学物質は、大気中や海に放出されたもので、あらゆる環境を通じて動物の体内に少しずつ蓄積されていきます。今、地球上でこの有害化学物質の汚染から逃れている場所は無いと言っていいでしょう。

化学物質は、私たちの日常生活の中で、ごく当たり前に使われているものです。食料品、家具、薬、さまざまな器具......便利な暮らしが広がるにつれ、作り出されてきた化学物質は、現在8万種類以上にのぼります。
その中に、ダイオキシンやPCBといった、有害なものが少なからず含まれていたことは、何という皮肉でしょうか。
有害化学物質の排出を出来る限りくい止め、地球環境を未来にも及ぶ汚染から救うのは、すぐにも取り組まねばならない、急務とも言うべき活動です。 WWFはさまざまな国と地域で、人間そして野生生物への、有害化学物質の影響を追求し、危険な化学物質の使用と生産をやめるよう求めています。

(C) WWF-Canon / Chris Martin BAHR

WWFの有害化学物質への取り組み

WWFは多くの人工化学物質の中で、次のような特質を持つ物質が、特に危険性が高いものとして使用の規制や禁止を呼びかけています。

  • 化学的にとても安定しているためにその分解速度が遅いまたは、まったく分解されずそのために生物内での残留性が高く、野生動物や人の体内で蓄積されやすい化学物質
  • 野生動物や人のホルモンシステムをかく乱する内分泌攪乱化学物質(EDCs)
  • がんや異常な生殖システムの原因となる、またはDNA(染色体)の損傷を引き起こす化学物質

また、その化学物質が安全かどうかを評価するための、基本的かつ最低限必要とされる情報が、世界で通常使用されている化学物質中の14%についてしか一般公開されていないことを、大きな問題と考えています。
WWFは、化学物質に関する情報が一般に広く公開され、有害性を見極め、出来る限り害のない物質を使うことで、人体へ自然への影響を軽減してゆくことをめざしています。

 

あなたの支援で、できること。たとえば… 資源の持続可能な利用を促す WWF会員が125人集まれば、企業が自ら、違法伐採の木材商品を購入していないか、チェックできるウェブサイトを作ることができます。 「あなたの支援でできること」を見る