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WWFの活動

クライメート・セイバーズ・プログラム

WWFは、先進的な環境対策を進めている世界の様々な企業に、さらに一歩踏み込んだ温室効果ガスの削減を行い、その業界における地球温暖化対策推進リーダーとしてより大きな役割を果たしてもらうプログラム"クライメート・セイバーズ"への参加を呼びかけています。

企業に期待される貢献

地球温暖化の原因となるCO2は、企業活動の様々な側面から排出されます。製品の生産や加工過程ではもちろんのこと、輸送における燃料の使用や、販売やオフィスワークでの電気使用もCO2排出源となります。

現在、日本におけるCO2排出量のうち約8割が企業・公共部門から排出されており、このことは、企業が大きな責任を持っているというだけでなく、温暖化問題の解決において、鍵となる役割を果たすことができる可能性を示唆しています。

クライメート・セイバーズ

クライメート・セイバーズ・プログラム

クライメート・セイバーズ・プログラムは、WWFと企業がパートナーシップを結び、企業の排出削減の計画とその実施を行っていくプログラムです。企業は、WWFとの対話を通じて削減目標を掲げ、温室効果ガス削減目標とその実行を、WWFと第3者認証機関が検証します。

現在、このプログラムには、ジョンソン・エンド・ジョンソン、IBM、ポラロイド、ナイキ、ラファージュ、コリンズ、ザンテラ・パークス・アンド・リゾート、キャタリスト、ノボ ノルディスク、テトラパック、 スピッツベルゲン・トラベル、ノキア、ヒューレット・パッカード、ノキア・ジーメンス・ネットワーク、ジョンソンディバーシー、コカ・コーラ、ソフィデル、エロパック、フェアモント・ホテルズ・アンド・リゾーツ、ナショナル ジオグラフィック、ナチュラが参加しています。日本からは、佐川急便株式会社、ソニー株式会社が参加しており、全世界で合計23社が参加していることになります。

クライメート・セイバーズに参加するためには

  • 企業とWWFが話し合いの上、新たなCO2削減目標を策定します。もし企業が既に目標を持っている場合、新たに定める目標は、既存の目標に対してさらに一歩進んだ目標(追加性のある目標)を掲げてもらうことになります。
  • 第三者機関にその新たな目標を技術的に評価、認定してもらい、協定を結びます。
  • この目標値は、生産量や売上高あたりの排出量である原単位で定めるのではなく、原則的に絶対量で策定します。
  • 目標へ向かって削減が進んでいるかどうかの検証をWWFと第3者機関が行ないます。

クライメート・セイバーズで企業が得られること

企業がクライメート・セイバーズ・プログラムに参加することで得られることとして、温室効果ガス削減に関する最新情報、企業としての信頼性向上、WWFのネットワークの三つがあります。

(1) 最新情報

クライメート・セイバーズ・プログラムでは、他のクライメート・セイバーズ参加企業や、環境先進的企業、エネルギー・環境専門家など、他のステークホルダーと関係を結ぶイベントが年に一回、WWF USの主催で開催されます。
このイベントでは、クライメート・セイバーズに参加している世界の各企業担当者や専門家によって、温室効果ガス排出削減、グリーンデザインのビル建設の機会、現在の温室効果ガス測定方法の概要、自然エネルギー市場の発展、国内の政策動向など、幅広いトピックで講演が行なわれます。最新の取組みに関する情報・知識だけではなく、グローバルな環境ビジネスのネットワークキングにも役立ちます。

(2) 企業としての信頼性向上

企業はWWFとの対話を通じて、技術的にも経済的にも実現可能な削減戦略を立てることができます。そうした対話によって、企業が戦略を練るプロセスに、温暖化問題やエネルギー問題への対応を統合することを促進できます。さらに、第3者機関が目標の妥当性、目標達成の状況を確かめ、透明性を高めます。

(3) WWFのネットワーク

WWFの世界的なネットワークは企業にとって有効なものです。WWFは、5百万人ものメンバーを持ち、気候変動プログラムは25カ国を超える様々な国の代表から成るグローバルなチームにより展開されています。
たとえば、このプログラムを通じ、IBMとWWFイギリスは従業員教育プログラムを作成し、IBMの多くのスタッフが家庭で使う電気を自然エネルギーによる発電に切り替えました。

クライメート・セイバーズに参加している海外企業の取り組み

現在、世界ではさまざまな企業が、温暖化防止に向けた積極的な取り組みを行なっています。

日本のクライメート・セイバーズ

佐川急便

2003年5月29日、WWFと佐川急便株式会社は、クライメート・セイバーズ・プログラムに協働して取り組む契約を交わしました。同社は、クライメート・セイバーズの正式な国内第一号となり、運輸部門からは世界初の例となりました。

ソニー

ソニーとWWFは、7月25日、「クライメート・セイバーズ・プログラム」に共同で取り組むことを発表。正式に契約を取り交わしました。 日本の多国籍企業としては初めてのクライメート・セイバーズとなります。

クライメート・セイバーズへの参加企業募集

WWFジャパンでは、その業界における地球温暖化対策推進リーダーとして、WWFとともに温室効果ガス排出削減に率先して取り組むクライメート・セイバーズに参加する企業を募集しています。

クライメート・セイバーズに少しでもご関心を持っていただけた方は、お気軽にお問い合わせください。

お問合せ

WWFジャパン・気候変動担当 池原庸介/山岸尚之/小西雅子
Tel: 03-3769-3509 / Fax: 03-3769-1717
Email: climate@wwf.or.jp

2009/9/14

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