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	<title>WWFの活動</title>
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	<title>日本の「省エネ」を後退させてはいけない</title>
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	<published>2012-02-03T11:26:37Z</published>
	<updated>2012-02-03T11:31:52Z</updated>

	<summary>現在、地球温暖化の防止にも大きく関係する、「省エネルギー政策」を見直す議論が進められています。しかしその内容は、エネルギー消費量の詳細な情報公開の義務をゆるめるなど、省エネ政策を進める上でマイナスになる要素を含んでおり、今後の改善を期待させるものになっていません。WWFを含む環境5団体は2012年2月3日、現行の「省エネ法」の見直し案が、新しいエネルギー社会を築く基には到底なり得ない、時代に逆行するものとして、抜本的な修正を求める意見書を、枝野幸男経産大臣に提出しました。</summary>
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		<name>管理者</name>
		
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		<category term="日本での地球温暖化防止" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100％の安全な未来を！" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="原子力" label="原子力" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="東日本大震災" label="東日本大震災" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	
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		<![CDATA[<p class="readText">現在、地球温暖化の防止にも大きく関係する、「省エネルギー政策」を見直す議論が進められています。しかしその内容は、エネルギー消費量の詳細な情報公開の義務をゆるめるなど、省エネ政策を進める上でマイナスになる要素を含んでおり、今後の改善を期待させるものになっていません。WWFを含む環境5団体は2012年2月3日、現行の「省エネ法」の見直し案が、新しいエネルギー社会を築く基には到底なり得ない、時代に逆行するものとして、抜本的な修正を求める意見書を、枝野幸男経産大臣に提出しました。</p> <h2><span>時代に「逆行」する経産省・省エネルギー部会での議論</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>日本国内のエネルギー政策の見直しの一環として、現在「省エネルギー政策」の見直し議論が進んでいます。</p> <p>議論を進めているのは、経済産業省・総合資源エネルギー調査会の省エネルギー部会。ここで、2011年3月の東日本大震災、そして福島原発事故と夏の節電対策を受けた、電力需要のピークに対する対策を検討する一方、いくつかの個別分野についても、省エネ対策の強化を議論しています。</p> <p>しかし、現在の議論の内容は、これからの時代に求められる、新しい省エネ社会を構築してゆく上で不十分であるだけでなく、逆行する要素すら含んでいます。</p> <p>たとえば、エネルギー消費量の報告義務について。現状では事業所ごと（工場ごと）となっているものが、事業者ごと（企業ごと）でもよい、とする内容が検討されています。</p> <p>本当は、今こそ、より詳細なデータをきめ細やかな省エネ施策に活かし、データの公開を通じた、建設的な「省エネ競争」を奨励すべき時期。それにもかかわらず、現状のデータ収集の仕組みを簡素化し、情報の詳細を公開を止めてしまうという、進むべき方向と、まるで反対のことが行なわれようとしています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="282" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120203e.jpg" alt="20120203e.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>今こそ「省エネ」の時！</span></h2> <p>2011年夏の節電の経験から、全国的にも省エネへの関心が高まっている今こそ、省エネを大きく促進し、今までにない目標に対するチャレンジを掲げるべき時です。</p> <p>2012年2月3日、地球温暖化やエネルギー問題に取り組む、5つの団体（環境エネルギー政策研究所（ISEP）、気候ネットワーク、グリーンピース・ジャパン、FoE Japan、WWFジャパン）は、共同で要望書を枝野幸男経済産業大臣および、担当の茂木正省エネルギー課長に送付しました。</p> <p>これは現在、資源エネルギー庁の下で開催されている、総合資源エネルギー調査会省エネルギー部会で審議されている「今後の省エネルギー政策の展開」に対する意見書です。</p> <p>この省エネルギー部会で検討中の「省エネ法（エネルギーの使用の合理化に関する法律）」の改正案は、東日本大震災および福島第一原発事故を受けて高まっている、省エネの必要性に応える内容になっていません。5団体の意見書は、この案を抜本的に見直すよう求めるものです。</p> <p>省エネルギー部会の次回会合は2012年2月7日に予定されていますが、その後のわずかの時間で拙速に案を取りまとめ、「省エネ法」改正の閣議決定を急げば、この不十分な内容がそのまま成立するおそれが大きくなります。</p> <p>5団体は、枝野大臣のリーダーシップに基づき、これから必要となる省エネのあり方を抜本的に見直すよう、政府に要望しつつ、引き続き審議を注視し、省エネ政策の強化に向けた活動を展開する予定です。</p> <p>&nbsp;</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/02/1042703.html"><b>5団体による共同意見書：　省エネ法の改正案に関する要望書</b></a></li> </ul> <p>&nbsp;</p> <h2><span>関連記事</span></h2> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/07/1001522.html">日本のエネルギーは50%削減可能！省エネ・シナリオを発表</a></li> </ul>]]>
		
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	<title>南アフリカのサイの密猟　前年を上回る規模に</title>
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	<published>2012-02-01T01:34:36Z</published>
	<updated>2012-02-01T01:35:39Z</updated>

	<summary>2011年の１年間に、南アフリカ共和国内で密猟されたサイの頭数が、前年の2010年の数を上回ったことが明らかになりました。2008年から見られ始めたこの密猟の増加傾向。背景にあるのは、アフリカではなく、アジアにおけるサイの「角」に対する需要です。現地での密猟対策の推進とともに、サイの「角」を消費する国での、厳しい取引の取り締まりが今、求められています。 </summary>
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		<name>管理者</name>
		
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		<category term="レッドリストについて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="ワシントン条約" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="希少な野生生物の保護" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="野生生物の違法取引対策" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
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		<![CDATA[<p class="readText">2011年の１年間に、南アフリカ共和国内で密猟されたサイの頭数が、前年の2010年の数を上回ったことが明らかになりました。2008年から見られ始めたこの密猟の増加傾向。背景にあるのは、アフリカではなく、アジアにおけるサイの「角」に対する需要です。現地での密猟対策の推進とともに、サイの「角」を消費する国での、厳しい取引の取り締まりが今、求められています。</p> <h2><span>南アフリカで増え続けるサイの密猟</span></h2> <div class="twoColumnsType4 clearfix"><div class="column"><p>アフリカ大陸に生息する2種のサイ、クロサイとシロサイ。この2種は過去に、東アフリカや中央アフリカを中心とした地域で、高値で売買される角を狙われ、激しく密猟された歴史がありました。</p><p>その中で、南アフリカ共和国は、近年まで比較的に密猟が少なく、サイにとって貴重な生息地となってきました。現在、アフリカに生息するサイの個体数の8割が、この一国に集中しています。</p><p>しかし、ここ数年の間に、南アフリカでは密猟が増加。2008年には83頭、翌2009年には122頭が密猟され、2010年は333頭とその数が増え続けてきました。</p><p>そして2011年には、10カ月が過ぎた時点で密猟されたサイが340頭を越え、年末までには、さらに100頭を加えた448頭が犠牲になったと報告されています。</p><p>この448頭の中には、世界に4,800頭ほどしか生き残っていないクロサイも、19頭含まれていました。</p> <h2><span>クルーガー国立公園にも危機が</span></h2> <p>また、448頭のうち、252頭はクルーガー国立公園で密猟されたものでした。<br /> クルーガーは南アフリカを代表する大規模な保護区の一つで、サイにとっても長年重要な生息地となってきた場所です。</p><p>ここでは、2011年の年があけた最初の1週間で、早くも8頭のサイが新たに密猟の犠牲になりました。</p><p>WWF南アフリカによれば、こうしたサイの密猟は、国際的な犯罪組織によって行なわれているとされています。これが、管理されていた保護区にまで脅威を及ぼしている点は、新しく、また大きな問題といえます。</p><p>南アフリカ政府当局は、密猟を取締る努力を続けており、2010年には165件、2011年には232件の密猟を摘発しました。しかし、密猟されるサイの数は増えており、問題も深刻さを増しています。</p><p>この背景にあるのは、「サイの角」に対する、海外の需要です。</p> <h2><span>ベトナムでの需要とワシントン条約</span></h2> <p>サイの密猟は、古くから薬や強壮剤になるとされてきた「角」を狙って行なわれてきました。</p><p>実際に、現在南アフリカで密猟されているサイの角も、ベトナムをはじめとする海外のマーケットに密輸されています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img height="130" width="200" alt="20120124b.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120124d.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">南アフリカのシロサイ<br /> 19世紀末に100頭以下にまで減少したが、保護努力によって現在は2万頭まで回復した。南アフリカ共和国内には、その内1万8,800頭が生息している。</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img height="190" width="250" alt="20120124a.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120124a.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">クロサイ<br /> 20世紀後半の大規模な密猟によって、10万頭から2,400頭まで激減。IUCNのレッドリストでは、絶滅の危機がもっとも大きいCR（近絶滅種）にランクされている。その後の保護活動により、現在は4,800頭あまりにまで回復したが、いまだに密猟は跡を絶たない。南アフリカ国内の生息数は、約2,000とみられる。</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img height="203" width="250" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120124c.jpg" alt="20120124c.jpg" /></span></div> <p class="caption">サイの角<br /> サイが密猟される最大の目的がこの角。ベトナムでは医学的な裏づけが無いにもかかわらず、サイの角がガンの治療に効くと信じられており、需要を高める一因となっている。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <div class="twoColumnsType4 clearfix"><div class="column"><!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>トラフィック（野生生物の取引をモニタリングしているWWFとIUCNの共同プログラム）のトム・ミリケンは、「ベトナムの富裕層やエリートの人々の間で、サイの角が高価な薬として、贈り物にされている」といいます。<br /> 「ですが、二日酔いを覚ますために、絶滅の危機にあるサイを殺すのは、犯罪です」<br /> <br /> 野生生物の国際取引を規制する「ワシントン条約（CITES）」も、サイの危機と密猟の根源には、このベトナムの需要があることを認めており、ベトナム政府に対して、サイの角などの違法な取引を厳しく規制するよう求めてきました。</p><p>しかし、ベトナム政府は今のところ、この条約事務局の要請に十分に応えることができていません。</p> <h2><span>密猟を無くすために</span></h2> <p>WWFとトラフィックでは、ベトナム政府に対し、サイ角の取引に対する厳しい取締りの施行を求める一方、密猟が起きている現地の南アフリカで、保護区のレンジャーや捜査官などに対し、支援活動を行なっています。</p><p>とりわけトラフィックは、南アフリカとベトナムの両国政府が、協力して密猟と違法取引を取り締まるための約束を取り交わすよう、働きかけを行なってきました。</p><p>この約束には、まだサインがされていませんが、実現すれば今後、二つの現場を結んだ、より充実した対策が可能になると期待されます。</p> <h2><span>関連記事</span></h2>  <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/01/960814.html">南アフリカでサイの密猟が急増</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/11/1024603.html">南アフリカでサイの密猟が増加　2010年を上回る早さ</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/10/1022325.html">ベトナムのジャワサイが絶滅</a></li> </ul>]]>
		<![CDATA[<p>2011年の１年間に、南アフリカ共和国内で密猟されたサイの頭数が、前年の2010年の数を上回ったことが明らかになりました。2008年から見られ始めたこの密猟の増加傾向。背景にあるのは、アフリカではなく、アジアにおけるサイの「角」に対する需要です。現地での密猟対策の推進とともに、サイの「角」を消費する国での、厳しい取引の取り締まりが今、求められています。<br /><br /><strong><br />南アフリカで増え続けるサイの密猟<br /></strong><br />アフリカ大陸に生息する2種のサイ、クロサイとシロサイ。この2種は過去に、東アフリカや中央アフリカを中心とした地域で、高値で売買される角を狙われ、激しく密猟された歴史がありました。<br /><br />その中で、南アフリカ共和国は、近年まで比較的に密猟が少なく、サイにとって貴重な生息地となってきました。現在、アフリカに生息するサイの個体数の8割が、この一国に集中しています。<br /><br />しかし、ここ数年の間に、南アフリカでは密猟が増加。2008年には83頭、翌2009年には122頭が密猟され、2010年は333頭とその数が増え続けてきました。<br /><br />そして2011年には、10カ月が過ぎた時点で密猟されたサイが340頭を越え、年末までには、さらに100頭を加えた448頭が犠牲になったと報告されています。<br /><br />この448頭の中には、世界に4,800頭ほどしか生き残っていないクロサイも、19頭含まれていました。<br /><br /><strong><br />クルーガー国立公園にも危機が</strong><br /><br />また、448頭のうち、252頭はクルーガー国立公園で密猟されたものでした。<br />クルーガーは南アフリカを代表する大規模な保護区の一つで、サイにとっても長年重要な生息地となってきた場所です。<br /><br />ここでは、2011年の年があけた最初の1週間で、早くも8頭のサイが新たに密猟の犠牲になりました。<br /><br />WWF南アフリカによれば、こうしたサイの密猟は、国際的な犯罪組織によって行なわれているとされています。これが、管理されていた保護区にまで脅威を及ぼしている点は、新しく、また大きな問題といえます。<br /><br />南アフリカ政府当局は、密猟を取締る努力を続けており、2010年には165件、2011年には232件の密猟を摘発しました。しかし、密猟されるサイの数は増えており、問題も深刻さを増しています。<br /><br />この背景にあるのは、「サイの角」に対する、海外の需要です。<br /><br /><strong><br />ベトナムでの需要とワシントン条約</strong><br /><br />サイの密猟は、古くから薬や強壮剤になるとされてきた「角」を狙って行なわれてきました。<br /><br />実際に、現在南アフリカで密猟されているサイの角も、ベトナムをはじめとする海外のマーケットに密輸されています。<br /><br />トラフィック（野生生物の取引をモニタリングしているWWFとIUCNの共同プログラム）のトム・ミリケンは、「ベトナムの富裕層やエリートの人々の間で、サイの角が高価な薬として、贈り物にされている」といいます。<br />「ですが、二日酔いを覚ますために、絶滅の危機にあるサイを殺すのは、犯罪です」<br /><br />野生生物の国際取引を規制する「ワシントン条約（CITES）」も、サイの危機と密猟の根源には、このベトナムの需要があることを認めており、ベトナム政府に対して、サイの角などの違法な取引を厳しく規制するよう求めてきました。<br /><br />しかし、ベトナム政府は今のところ、この条約事務局の要請に十分に応えることができていません。<br /><br /><strong><br />密猟を無くすために</strong><br /><br />WWFとトラフィックでは、ベトナム政府に対し、サイ角の取引に対する厳しい取締りの施行を求める一方、密猟が起きている現地の南アフリカで、保護区のレンジャーや捜査官などに対し、支援活動を行なっています。<br /><br />とりわけトラフィックは、南アフリカとベトナムの両国政府が、協力して密猟と違法取引を取り締まるための約束を取り交わすよう、働きかけを行なってきました。<br /><br />この約束には、まだサインがされていませんが、実現すれば今後、二つの現場を結んだ、より充実した対策が可能になると期待されます。</p>]]>
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	<title>シリーズ：クマの保護管理を考える（６）明らかにされる四国のツキノワグマの謎</title>
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	<published>2012-01-29T02:12:39Z</published>
	<updated>2012-01-27T06:17:50Z</updated>

	<summary>現在、四国東部の剣山山系の山奥でひっそりと暮らすツキノワグマ。その数は少なくて十数頭、多くても数十頭と推定され、地域個体群の絶滅が心配されています。NPO法人四国自然史科学研究センターでは、2002年から労力をかけた調査を継続。知られていなかった、さまざまなことを明らかにしてきました。前回に続き、同センターの研究員、山田孝樹さんにお話をうかがいます。</summary>
	<author>
		<name>管理者</name>
		
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	<category term="【シリーズ】クマの保護管理を考える" label="【シリーズ】クマの保護管理を考える" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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	<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.wwf.or.jp/activities/">
		<![CDATA[<p class="readText">現在、四国東部の剣山山系の山奥でひっそりと暮らすツキノワグマ。その数は少なくて十数頭、多くても数十頭と推定され、地域個体群の絶滅が心配されています。NPO法人四国自然史科学研究センターでは、2002年から労力をかけた調査を継続。知られていなかった、さまざまなことを明らかにしてきました。前回に続き、同センターの研究員、山田孝樹さんにお話をうかがいます。</p> <h2><span>ほとんど姿を消してしまった四国のクマ</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>かつて四国の広い範囲に生息していたツキノワグマですが、現在は、東部の剣山山系の山奥にひっそりと生き残っているのみ。その数も少なくて十数頭、多くても数十頭と推定され、地域個体群の絶滅が心配されています。</p> <p>原因の一つは、長く続いてきた狩猟による圧力です。<br /> 1930年代から四国ではクマに「害獣」としての懸賞金がかけられ、第二次世界大戦後の1960年代からも、捕獲が奨励されたため、1970～80年ごろには、クマの姿ほとんど見ることができなくなりました。</p> <p>その中で、一つの転機が訪れたのは、1986年のことでした。一頭のメスのツキノワグマが、高知県の剣山山系の山中で捕獲されたのです。「まだクマがいた！」ということで、全国的にも話題になりました。</p> <p>そしてその年、高知県はすぐにツキノワグマの捕獲を禁止。翌年には徳島県が続いてツキノワグマの捕獲禁止に踏み切りました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20120111a.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120111a.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">見返り美人？のツキノワグマ。四国の山中での調査で自動撮影された写真</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div>  <p><span class="strongType_001">【1940年のツキノワグマの生息状況】</span></p> <span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="647" height="318" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120111b.jpg" alt="kuma20120111b.jpg" /></span> <p>高知県に3ヶ所（AとbとB）、徳島県に2ヵ所（Bとｃ）、愛媛県に1箇所（a）、ツキノワグマの生息地があったことがわかる。 ＊注：地図上では、剣山と石鎚山の表記が逆になっている。</p> <p>引用：　岡藤蔵（1940）「四国に於ける熊の分布」 資料提供：　NPO法人四国自然史科学研究センター</p> <p><span class="strongType_001">【四国におけるツキノワグマの捕獲数】</span></p> <ul>     <li>1930-1942年の13年間で147頭（11.3頭/年）</li>     <li>1959年-1985年の27年間で96頭（3.6頭/年）を捕獲</li>     <li>1972年愛媛県最後の捕獲記録</li>     <li>1978年徳島県最後の捕獲記録</li>     <li>1985年高知県西部最後の捕獲記録</li>     <li>1986年高知県東部（物部村）における最後の捕獲記録が欠落</li> </ul> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="647" height="346" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112c.jpg" alt="kuma20110112c.jpg" /></span> <h2><span>四国の地域個体群の調査</span></h2> <p>しかしその後、10年近くにわたり、四国ではクマに関する情報が、ほとんどありませんでした。それでも、「クマが生存している」ということは、確かな事実と目されていました。</p> <p>1993年～1996年、徳島県が生息調査を実施し、3頭のクマが捕獲され、追跡調査が行なわれました。この結果、徳島県内の剣山系に生息するツキノワグマの数は10数頭と推定されました。この時から、四国のツキノワグマの様子が次第にわかるようになってきたのです。</p> <p>しかし、大きく状況が動くまでには、さらに10年の月日が必要でした。<br /> 2002年からNPO法人四国自然史科学研究センターが調査を開始。無人カメラを使って、クマの写真撮影に成功しました。そして、2005年からはWWFジャパンの支援によって調査を拡充し、2005年～2008年には6頭のクマを捕獲して個体情報を調べ、そのうち5頭について無人カメラ・ビデオ撮影とラジオテレメトリー法による追跡調査を行ないました。</p> <p>調査の対象となった6頭のクマにはそれぞれ愛称がつけられました。その6頭を紹介します。なお、体重や推定年齢などの個体記録は、捕獲当時のものです。</p> <div style="border: 1px solid rgb(192, 192, 192);"><p style="padding-top: 10px; padding-left: 30px; padding-right: 30px;"><span class="strongType_001">【カンバ】　オス、72.5キログラム　推定年齢7歳　（2005年捕獲） <br /> </span><span class="strongType_001">【</span><span class="strongType_001">ショウコ】　メス、44キログラム　推定年齢5歳　（2005年捕獲）<br /> </span><span class="strongType_001">【</span><span class="strongType_001">ゴンタ】　オス、78.5キログラム　推定年齢7歳　（2005年捕獲）<br /> </span><span class="strongType_001">【</span><span class="strongType_001">リュウ】　オス、38.5キログラム　推定年齢2歳　（2006年捕獲）<br /> </span><span class="strongType_001">【</span><span class="strongType_001">テンク】　オス、93キログラム　推定年齢14～15歳　（2008年捕獲）<br /> </span><span class="strongType_001">【</span><span class="strongType_001">ククリ】　オス、予定より早く麻酔から覚醒したため、発信機による追跡調査ができず<br /> </span></p> <div class="twoColumnsType1 clearfix"><div class="column"><div class="image"><img width="270" height="150" alt="kuma20120111e.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112e.jpg" style="padding-left: 30px;" /></div> <p style="padding-left: 30px;" class="caption">【カンバ】夜の活動中にパシャリ</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><img width="270" height="150" style="" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112f.jpg" alt="" /></div> <p class="caption">【ショウコ】</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType1 --></div> <div class="twoColumnsType1 clearfix"><div class="column"><div class="image"><img width="270" height="150" alt="kuma20120111g.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112g.jpg" style="padding-left: 30px;" /></div> <p style="padding-left: 30px;" class="caption">【ゴンタ】トラップのエサをキャッチ！そしてカメラ目線</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><img width="270" height="150" style="" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112h.jpg" alt="" /></div> <p class="caption">【リュウ】トラップのエサと格闘中</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType1 --></div> <div class="twoColumnsType1 clearfix"><div class="column"><div class="image"><img width="270" height="150" alt="kuma20120111i.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112i.jpg" style="padding-left: 30px;" /></div> <p style="padding-left: 30px;" class="caption">【ククリ】捕獲時の写真。左手の先がない。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><img width="270" height="150" alt="kuma20120111j.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112j.jpg" /></div> <p class="caption">【テンク】すでに無くなったしまったトラップのエサ・・残念。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType1 --></div></div> <p>&nbsp;</p> <p>この捕獲された6頭の中には、左手の先がない、小柄なオスのクマが一頭いました。ククリと名付けられたクマです。原因については、先天的な異常によるものか、くくりワナなどの人為的な影響によるものか、わかっていません。</p> <p>しかし、林業が盛んな四国では、害獣であるシカやイノシシを捕らえるために多くの「くくりワナ」が設置されます。このくくりワナは、踏み板を獲物が踏むと、ロックがはずれてワイヤーを引き、くくり輪を締め付ける仕組みになっています。このワナにツキノワグマが間違ってかかってしまう錯誤（さくご）捕獲の可能性があるのです。</p> <p>くくりワナに掛かったクマが暴れると、足にワイヤーが食い込み、足が切断されてしまうこともあります。このような錯誤捕獲を防ぐためには、くくりワナの規制や、錯誤捕獲されたクマを速やかに放獣する体制が必要となります。</p> <h2><span>明らかになった5頭の行動圏と保護地域の拡大</span></h2> <div class="twoColumnsType4 clearfix"><div class="column"><p>2005年～2008年のテレメトリー法による調査で、5頭の行動圏が明らかになりました。いずれのクマもブナやミズナラなどの落葉広葉樹林を中心に活動していて、メスの行動圏は小さい（約45平方キロメートル）ですが、オスは大きな行動圏（カンバ・ゴンタ・リュウ3頭の平均：156平方キロメートル）をもつことがわかりました。</p> <p>オスのテンクは、発信機の故障で記録を1カ月しかとることしかできなったため、オスにも係らず行動圏の記録が小さくなっています。</p> <p>ちなみに山手線の内側の面積が約63平方キロメートルです。オスはその約2.5倍の行動圏を、メスは山手線の内側より少し狭い行動圏を、もっていることになります。</p> <p>ちなみに、このクマたちが生息している剣山山系には、2つの保護地域があります。<br /> 環境省が設定した「剣山山系国指定鳥獣保護区」と、林野庁が設定した「緑の回廊剣山地区」です。</p> <p>ところが、設定されている保護地域と5頭のクマの行動圏を重ねてみると、行動範囲の広いオスはいずれも大きく保護地域をはみ出して行動していることがわかりました。</p> <p>そこで、2009年1月、四国自然史科学研究センター・WWFジャパン・日本クマネットワークは連名で、環境大臣、林野庁長官、そして徳島・高知・愛媛の3県知事に対して、国指定剣山山系鳥獣保護区をツキノワグマの行動範囲にもとづいて見直し、拡大することを求める要望書を提出。これは2006年の要望に続くもので、2009年の要望では2008年までの調査結果を受けて、より具体的な地域を指定して拡大を求めました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="250" height="142" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112ks.jpg" alt="kuma20110112ks.jpg" /></span></div> <p class="caption">ツキノワグマ５頭の行動範囲（赤枠）と<br /> 保護区域拡大要望箇所（黄枠）</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="250" height="176" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112ls.jpg" alt="kuma20110112ls.jpg" /></span></div> <p class="caption">従来の剣山山系鳥獣保護区（青色）と<br /> 拡大した部分（赤縞部分）。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType4 --></div> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2009/01/643030.html" target="_blank">参考情報：2009年1月30日付け記者発表資料（要望書）</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2006/05/659412.html" target="_blank">参考情報：2006年5月12日付け記者発表資料（要望書）</a></li> </ul> <p>その結果、2009年に剣山山系鳥獣保護区が更新される際、従来の保護区10,139ヘクタールに加えて、新たに1,678ヘクタールが追加・拡大されることが決まりました。</p> <p>拡大された面積はわずかでしたが、要望どおり、ツキノワグマにとって重要な生息域の一部が、保護区域に新たに含まれることになったのです。これは、科学的な調査データを基にして実現した、ツキノワグマの保護へ向けての重要な一歩といえるでしょう。</p> <div class="generalTable"><div class="caption clearfix"><span>2005年から捕獲・追跡調査した5個体の行動範囲</span></div> <table cellspacing="0" cellpadding="0" summary="テーブルのサマリーが入ります">     <colgroup><col width="20%" /> 								<col width="20%" /> 								<col width="30%" /> 								<col width="30%" /> 								</colgroup>     <thead>         <tr>             <th scope="row">愛称</th>             <th scope="row">性別</th>             <th class="left" scope="col">調査期間</th>             <th class="center" scope="col">行動範囲</th>         </tr>     </thead>     <tbody>         <tr>             <th scope="row">カンバ</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">オス</th>             <td>2005年7月～2006年4月<br />             2007年9月～2008年7月</td>             <td class="center">約185km2</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">ショウコ</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">メス</th>             <td>2005年9月～2008年7月</td>             <td class="center">約45km2</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">ゴンタ</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">オス</th>             <td>2005年7月～2006年4月<br />             2007年9月～2008年7月</td>             <td class="center">約168km2</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">リュウ&nbsp;</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">オス</th>             <td class="left">2006年8月～2007年7月</td>             <td class="center">約114km2</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">ククリ</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">オス</th>             <td>007年9月5日捕獲&rArr;放獣</td>             <td class="center">－</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">テンク</th>             <th class="changeBgGray" scope="row">オス</th>             <td class="left">2008年7月～2008年8月</td>             <td class="center">約21km2</td>         </tr>     </tbody> </table> <!-- /generalTable --></div> <h2><span>調査によって確認された、冬眠と出産</span></h2> <p>ほとんど知られていなかった、四国のクマの生態についても、さまざまなことがわかってきました。比較的暖かい四国での、クマが冬眠（冬ごもり）することも、初めて明らかになりました。</p> <p>このトキの追跡調査によって、冬季まで追跡できた4頭、カンバ、ショウコ、ゴンタ、リュウについて、すべて冬眠をすることが確認できたのです。</p> <p>すべてのクマは毎年、冬眠する場所（越冬穴）を変えていました。さらに越冬穴は、岩穴や土穴のものもありましたが、成獣のオスが利用する越冬穴は大木にできた洞（うろ）であることが多いことがわかりました。</p> <p>オスグマはいずれも胸高直径1メートル以上の大木を利用していました。胸高直径とは胸の高さ（地上1.2メートル）で測った樹木の直径のことです。胸高直径1メートルの樹木なら、幹周りは3メートルを越えます。大人二人が手をつないで囲むことができる大きさです。そのような大木に成長するまでは、数百年かかることでしょう。クマが生息していくためには、このような天然の大木が必要なのです。</p> <div class="generalTable"><div class="caption clearfix"><span>確認できたクマの越冬穴と越冬期間</span></div> <table cellspacing="0" cellpadding="0" summary="テーブルのサマリーが入ります">     <thead>         <tr>             <th scope="row">愛称</th>             <th scope="row">性別</th>             <th scope="row">確認できた<br />             越冬期間</th>             <th scope="row">越冬穴<br />             標高</th>             <th scope="row">越冬穴<br />             タイプ</th>             <th scope="col" class="left">利用樹種</th>             <th scope="col" class="center">胸高直径</th>         </tr>     </thead>     <tbody>         <tr>             <th scope="row" rowspan="2">カンバ</th>             <td rowspan="2">オス</td>             <td>2005年12月下旬～<br />             2006年3月4日</td>             <td>1,000m<br />             付近</td>             <td>樹洞</td>             <td>針葉樹</td>             <td class="center">130cm<br />             以上</td>         </tr>         <tr>             <td class="changeBgGray">2007年12月下旬～<br />             2008年4月上旬</td>             <td class="changeBgGray">1,000m<br />             付近</td>             <td class="changeBgGray">その他</td>             <td class="changeBgGray">-</td>             <td class="changeBgGray center">-</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row" rowspan="2">ショウコ</th>             <td rowspan="2">&nbsp;メス</td>             <td>2005年12月上旬～<br />             2006年4月下旬</td>             <td>1,000ｍ<br />             以上</td>             <td>その他</td>             <td class="center">広葉樹</td>             <td>-</td>         </tr>         <tr>             <td class="changeBgGray">2006年12月上旬～<br />             2007年4月下旬</td>             <td class="changeBgGray">1,000ｍ<br />             以上</td>             <td class="changeBgGray">その他</td>             <td class="changeBgGray center">針葉樹<br />             枯木</td>             <td class="changeBgGray center">-</td>         </tr>         <tr>             <th rowspan="4" scope="row">ゴンタ</th>             <td rowspan="4">&nbsp;オス</td>             <td>2005年12月下旬～<br />             2006年2月下旬</td>             <td>1,000ｍ<br />             以上</td>             <td>樹洞</td>             <td>針葉樹</td>             <td class="center">130 cm<br />             以上</td>         </tr>         <tr>             <td class="changeBgGray">2006年12月下旬～<br />             2007年3月下旬</td>             <td class="changeBgGray">1,000ｍ<br />             以上</td>             <td class="changeBgGray">樹洞</td>             <td class="changeBgGray">広葉樹</td>             <td class="changeBgGray center">100 cm<br />             以上</td>         </tr>         <tr>             <td>2007年12月下旬～<br />             2008年3月下旬</td>             <td>1,000ｍ<br />             以上</td>             <td>樹洞</td>             <td>広葉樹</td>             <td class="center">130 cm<br />             以上</td>         </tr>         <tr>             <td class="changeBgGray">2008年12月下旬～<br />             2009年3月下旬</td>             <td class="changeBgGray">1,000ｍ<br />             以上</td>             <td class="changeBgGray">樹洞</td>             <td class="changeBgGray">針葉樹<br />             枯木</td>             <td class="changeBgGray center">100 cm<br />             以上</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">&nbsp;リュウ</th>             <td>&nbsp;オス</td>             <td>2006年12月下旬～<br />             2007年2月下旬</td>             <td>1,000ｍ<br />             付近</td>             <td>&nbsp;その他</td>             <td>&nbsp;-</td>             <td class="center">&nbsp;-</td>         </tr>     </tbody> </table> <!-- /generalTable --></div> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="422" height="271" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112m.jpg" alt="kuma20110112m.jpg" /></span> <p class="caption">オスグマが冬眠に利用するのは、このような大木の洞（うろ）</p> <p>さらに、2006年の冬季には越冬穴で仔グマを出産していることも確認されました。仔を産んだのは、追跡調査をしている5頭のクマのうち、唯一のメスであるショウコです。</p> <p>当時、ショウコは推定年齢6歳。ツキノワグマのメスは一般的に4歳で性的に成熟すると考えられ、通常1回の出産で、2頭の仔グマを出産します。</p> <p>2005年12月上旬、ショウコは越冬穴に入りました。この越冬穴で、ショウコは2006年2月上旬～中旬に出産したと考えられます。中から仔グマの泣き声が聞こえるようになったのです。</p> <p>4月下旬には、ショウコが越冬穴から出て活動を開始するのが確認されました。それは、ほぼ山中の草木が芽吹く時期と一致していたそうです。4月27日には、無人カメラで仔グマの姿が撮影されました。これによって初めて、四国のツキノワグマが繁殖をしていることが確認されました。</p> <h2><span>問われる四国のクマと森の未来</span></h2> <p>生態に関する一連の調査結果に加えて、最近もう一つ、四国のクマについて驚くべき事実が明らかになりました。</p> <p>遺伝子解析の結果、四国のツキノワグマは本州のツキノワグマとは異なる、独自の遺伝子タイプを持つことがわかったのです。別種とまではいきませんが、これは、四国の地域個体群が、早い段階で本州のクマと分化し、遺伝的にも独立性の高いクマとして、今日まで生きてきたことを示しています。<br /> こうした面からも、四国のクマの希少さが、科学的にも明らかにされつつあります。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="150" alt="kuma20110112n.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112n.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">根の下にできた空間も冬眠用の越冬穴になる</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20110112o.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112o.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">2006年4月27日、越冬穴近くで撮影された<br /> 仔グマ</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20110112p.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112p.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span> <br /> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20110112q.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20110112q.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">その後、無人カメラで撮影されたショウコと2頭の<br /> 仔グマ。左は2007年、右は2009年に撮影<br /> されたものだが、撮影された仔グマか<br /> 同一であるかどうかは確認できていない。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>行動範囲や冬眠状況、繁殖、そして進化の経緯。これまで、ほとんどなにもわかっていなかった四国のツキノワグマの生態が今、次第に解明され始めています。</p> <p>野生動物では、個体数が少ない個体群は絶滅しやすい傾向にあることが知られていますが、現在推定されている四国のクマの地域個体群の生息頭数は、少なくて十数頭、多くても数十頭とされています。</p> <p>その生息域と重なる鳥獣保護区などの保護地域の合計面積は、1万1,817ヘクタール。同じく、「緑の回廊（コリドー）」やそれに連結した保護林の広さは約1万590ヘクタールで、計2万ヘクタール強です。</p> <p>狩猟は現在禁止されていますが、今後ながくクマたちが四国で生きてゆく上で、こうした生息環境の保護状況は十分なものといえるのかどうか、その問いに対する答えは、まだ出ていません。</p> <p>どうすれば、四国のツキノワグマ地域個体群が絶滅から救うこととができるか。<br /> 四国自然史科学研究センターの山田さんは、さらに調査を進めて基礎情報を蓄積し、その科学的根拠に基づいて具体的な提言をするべく、今日も四国の山深い調査地に通っています。</p> <p>&nbsp;</p> <h2><a href="http://www.wwf.or.jp/mt/mt-search.cgi?blog_id=9&amp;tag=%E3%80%90%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%91%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B&amp;limit=20&amp;Template=activitiestag"><span>シリーズ：クマの保護管理を考える</span></a></h2> <p><br /> &nbsp;</p>]]>
		
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	<title>スマトラのゾウ、絶滅危機が深刻化</title>
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	<published>2012-01-26T09:28:05Z</published>
	<updated>2012-01-26T09:32:01Z</updated>

	<summary>インドネシアのスマトラ島に生息するアジアゾウの亜種スマトラゾウが、絶滅の危機に瀕しています。スマトラゾウの推定個体数は2400～2800頭。危機の最大の原因は、今も続く島の熱帯林の消失です。IUCN(世界自然保護連合)も、絶滅が心配される世界の野生生物のリスト「レッドリスト」の中で、このスマトラゾウの危機ランクを最高位の近絶滅亜種（CR）へと引き上げ、その未来を警告。生息環境である森の保全が急がれます。</summary>
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		<category term="インドネシアの森林保全" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
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		<![CDATA[<p class="readText">インドネシアのスマトラ島に生息するアジアゾウの亜種スマトラゾウが、絶滅の危機に瀕しています。スマトラゾウの推定個体数は2400～2800頭。危機の最大の原因は、今も続く島の熱帯林の消失です。IUCN(世界自然保護連合)も、絶滅が心配される世界の野生生物のリスト「レッドリスト」の中で、このスマトラゾウの危機ランクを最高位の近絶滅亜種（CR）へと引き上げ、その未来を警告。生息環境である森の保全が急がれます。</p> <h2><span>減少する森と、人と野生動物の軋轢（あつれき）</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>豊かな生物多様性に恵まれた、世界的に貴重な熱帯林が今も残るインドネシアのスマトラ島。その森は、人々の生活の基盤となるとともに、アジアゾウ、トラ、スマトラサイ、オランウータンなど、多くの希少な大型野生動物の生息地でもあります。</p> <p>しかし、この森は製紙企業による森林の伐採と、アカシアやユーカリといった紙の原料となる木の植林地（プランテーション）へと換えられ、大規模に失われてきました。また、パーム油を生産するためのアブラヤシの大規模農園の開発や、違法な居住地や農地の開発も、熱帯林を劣化・減少させる原因になっています。</p> <p>これにより、1980年代半ばからの約25年間に、スマトラの森林の面積は大幅に減少。今では世界で最も森林減少するスピードが速い場所、とまで言われています。</p> <p>この現状を受けて、森に生息する多様な野生生物にも、深刻な危機が及んできました。とりわけ、ゾウやトラのような、広い生息域を必要とする大型の野生動物については、森が失われ、また残された森の近くにも人が住むようになったことで、地域の住民との衝突が頻発しています。</p> <p>野生動物と人間社会との距離が縮まってしまったことにより、野生のゾウは畑や農園に姿を現し、農作物を荒らすようになりました。時には、家屋などを壊したり、住民を殺してしまうケースもあります。そして、こうした現状の中、住民が毒薬や銃などを使い、ゾウを捕獲したり殺してしまう事態も生じています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="134" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120126a.jpg" alt="20120126a.jpg" /></span></div> <p class="caption">スマトラゾウ。スマトラ島にだけ生息するアジアゾウの亜種(Elephas maximus sumatrensis)</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="134" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120126b.jpg" alt="20120126b.jpg" /></span></div> <p class="caption">野生のゾウによって荒らされたアブラヤシ農園（プランテーション）。ゾウはこの実を好んで食べるという。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>スマトラゾウの危機を呼ぶ紙、パーム油</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>絶滅の危機にある世界の野生生物のリスト「レッドリスト」を公開しているIUCNでは、深刻化する危機の現状を受け、今回スマトラゾウのレッドリストでのランクを、従来の絶滅危惧亜種（EN）から、もっとも絶滅のおそれが高い近絶滅亜種（CR）に引き上げました。</p> <p>この警告は、スマトラゾウの危機だけでなく、スマトラの森とそこに生きるよりさまざまな野生生物全体を脅かす危機に対して、発せられた、厳しい警告として受け止めねばなりません。</p> <p>WWFではこれまでにも、インドネシアの国立公園管理局や林業省、また地域の住民と協力しながら、保護されるべき森林への不法な居住や農地開拓を防ぐ取り組みを行なってきました。</p> <p>また、違法行為の監視や取り締まりの強化、持続可能な土地利用計画の策定などをインドネシア政府に働きかけつつ、スマトラで森林を伐採し続けている製紙企業や、パーム油の生産企業といった産業界に対しても、保護価値の高い森林をこれ以上失わせることのないよう強く求めています。</p> <p>こうした根本的な問題を解決しなければ、WWFが同じく展開している、野生生物の調査や、ゾウが集落に出没して人との衝突事故を起こさないように訓練されたゾウを使って行なっている「エレファント・パトロール」など、現場での活動も、十分な効果をあげることが期待できません。</p> <p>地球上でスマトラの森にだけ生息するスマトラゾウの未来。それは、世界の宝であるこの島の自然の森を、保全することができるかどうかにかかっています。</p> <p>WWFは今を生きる私たちの世代だけでなく、将来にわたっても自然の森林や野生に生きるゾウやトラなどの野生生物が生き続け、人間の暮らしとも共存していけるよう、問題解決のために取り組みを続けていきます。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="134" alt="20120126c.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120126c.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">毒を仕込んだ餌を使って殺されたゾウ。<br /> インドネシアのリアウ州にて。</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="150" alt="20120126d.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/26/20120126d.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">使役ゾウとゾウ使いたちによるパトロール隊。<br /> 出てきた野生のゾウを森へ戻す活動に貢献している。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>関連記事</span></h2> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/1041526.html">記者発表資料：スマトラゾウ、生息地の減少により絶滅の危機に</a></li> </ul> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1034621.html">APP社の環境広告はグリーンウォッシュ</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/02/971728.html">ブキ・バリサン・セラタン国立公園の保全</a></li> </ul>]]>
		
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	<title>シリーズ：クマの保護管理を考える（５）残りわずか十数頭？四国のツキノワグマを追って</title>
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	<published>2012-01-26T02:01:10Z</published>
	<updated>2012-01-26T02:02:01Z</updated>

	<summary>多くても数十頭と推定される、四国のツキノワグマ。国内でもっとも絶滅が心配されているツキノワグマの個体群です。NPO法人四国自然史科学研究センターでは、2002年から四国のツキノワグマの生態調査を実施。WWFジャパンもその活動をサポートしてきました。長年謎に包まれていた四国のクマ。今回は、その保護調査の最前線で活動する同センターの研究員、山田孝樹さんにお話をうかがいました。</summary>
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		<category term="日本のクマについて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="生物多様性の保全" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="【シリーズ】クマの保護管理を考える" label="【シリーズ】クマの保護管理を考える" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="クマ" label="クマ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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	<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.wwf.or.jp/activities/">
		<![CDATA[<p class="readText">多くても数十頭と推定される、四国のツキノワグマ。国内でもっとも絶滅が心配されているツキノワグマの個体群です。NPO法人四国自然史科学研究センターでは、2002年から四国のツキノワグマの生態調査を実施。WWFジャパンもその活動をサポートしてきました。長年謎に包まれていた四国のクマ。今回は、その保護調査の最前線で活動する同センターの研究員、山田孝樹さんにお話をうかがいました。</p> <h2><span>クマの調査地</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>四国のツキノワグマ地域個体群は、少なくて十数頭、多くても数十頭と推定され、絶滅が心配されています。地域個体群とは、「ある一定範囲に生育・生息する生物一種の個体のまとまり」のこと。<br /> 種としての「ツキノワグマ」は、環境省のレッドリストに指定されていませんが、6つの地域個体群が「絶滅のおそれがある地域個体群」として指定されています。<br /> つまりツキノワグマは、全国レベルでは絶滅のおそれはないが、地域レベルでは絶滅のおそれがあるということになります。九州の個体群はすでに絶滅した可能性が高いと考えられている中、日本でもっとも危機的状況にあるのが四国の個体群です。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/10/kuma20120110b.jpg" alt="kuma20120110a.jpg" /></span></div> <p class="caption">山田孝樹さん</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>クマの調査地</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>「あの辺りが、これから行く調査地ですよ」<br /> 四輪駆動の車を停めた山田さんは、山の中腹を指差し、爽やかな笑顔でそう説明してくれました。ここは四国の東部に広がる剣山（つるぎさん）山系の一つ、徳島県の高ノ瀬山中腹、標高1,000メートルの辺りです。</p> <p>四国の山々は傾斜が急で、まるで切り立った崖のようです。その四国山中の最高峰が剣山、標高1,955メートルです。かつてツキノワグマは四国の広い地域に生息していましたが、現在はここ剣山山系だけが、唯一の生息地になっています。</p> <p>かつて四国では、自然の森を切り開いてスギやヒノキの人工林にする拡大造林が盛んに進められました。その結果、山頂付近の1,500メートルまで人工林が広がっています。ここまで山田さんが運転する車で林道を上がってきましたが、人工林が続く山道をひたすら走り、標高1000メートル辺りからようやく落葉広葉樹林が多くなってきました。</p> <p>「昔の人はよくこんな山奥にまで植林をしたものですね。今となっては、木を切り出す費用が木材の値段より高くなってしまいます。山奥では木材の運搬は大きな問題です。昔の人がせっかく苦労して植えた木ですが、なかなか使い道がないようです。」</p> <p>四国自然史科学研究センターで、担当者としてクマの生態調査を行なっている山田さんは、道中そんな話を聞かせてくれました。</p> <p>山林の変遷にともない、四国のクマは標高が高い場所にわずかに残る広葉樹の森林へと追い込まれ、今はそこでひっそりと暮らしています。そのクマの調査をしようとすれば、当然山奥までわけ入っていかなければなりません。</p> <h2><span>調査地までの山道</span></h2> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><img width="200" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20100205a.gif" alt="" /></div> <p class="caption">剣山山系の位置</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110b.jpg" alt="kuma20120110b.jpg" /></span></div> <p class="caption">調査地はこの山の中にある</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>車を置いて、さてこれから徒歩で出発というとき、山田さんはまたもや爽やかな笑顔で言いました。</p> <p>「これから歩く山道ですが、途中まで土砂崩れで埋まってしまって&hellip;　大きな岩があるんで多少歩きづらいですが、これ以上崩れないから大丈夫ですよ。安心してついてきてください。」</p> <p>と巨大な岩がゴロゴロと転がっている斜面を軽快な足取りで進んでいきます。斜面を越え、渓流の岩々を山伏のように飛び渡り、対岸の広葉樹の森林の中に消えていきました。後ろからついて行く人間は必死です。山田さんを見失わないようにするのが精一杯。</p> <p>「この急斜面をもう少し登ると、山の稜線（りょうせん）にたどり着きます。そこで休憩しましょうか。その先はなだらかな山道になってますよ。クマのヘアトラップと無人カメラは、その稜線に沿って仕掛けてあります。」</p> <p>山田さんはいつでも爽やかな笑顔を絶やしません。そして、軽快な足取りも衰えることがありません。細身の体のどこにそれだけの体力があるのでしょう？</p> <p>「ときどき、学生さんなんかを調査のアルバイトで雇うんですけどね。みなさん、この山道に根をあげて長続きしないですね。」</p> <p>「僕も調査シーズンの始まりで、体が慣れてないうちは結構キツイですよ。でも、そんな時期に限って、調査用の機材を担ぎ上げなければならなくって。今年（2011年）の春、クマ捕獲用の檻、50キロぐらいあるのかなぁ、それを二人で担ぎ上げたときはしんどかったです。ホント、足元が滑って何回転びそうになったことか&hellip;」</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110c.jpg" alt="kuma20120110c.jpg" /></span></div> <p class="caption">土砂崩れで埋まってしまった山道 ここが調査地への入り口</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110d.jpg" alt="kuma20120110d.jpg" /></span></div> <p class="caption">川原に麓（ふもと）の村人が設置したミツバチ用の巣箱。ごくまれにクマの被害にあう。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><h2><span>ヘアトラップと無人カメラでクマを調べる</span></h2> <p>「あ～ぁ、またカメラが倒されてる。」<br /> ヘアトラップと無人カメラの設置地点にたどり着いたとき、山田さんが最初に発した一言です。</p> <p>ヘアトラップとは、クマの体毛を取るための仕掛け。周囲の樹木を利用して、有刺鉄線（バラ線）を張ります。大きさは一辺が3メートル程度の三角形、有刺鉄線を張る高さは50センチ程度です。そして、その有刺鉄線で囲まれた三角形の中心に、クマをおびき寄せるためのエサ（この場合はハチミツ＋赤ワインを入れたペットボトル）を吊るします。</p> <p>おとりのエサを食べようとしたクマが、有刺鉄線をくぐる、あるいは乗り越えるときに、有刺鉄線に体毛が引っかかります。その体毛を採取・分析すると、毛根に含まれるDNAからさまざまな情報を得ることができるのです。</p> <p>山田さんは、ヘアトラップと同時に赤外線センサーのついた無人カメラを設置しています。ヘアトラップにくる動物やその前を通る動物の写真を写すことで、より多くの情報を得るためです。</p> <p>無人カメラはヘアトラップのすぐ側、2～3メートルの場所に設置してあります。クマはこのカメラにちょっかいを出して、三脚をしょっちゅう倒していくそうです。なぜ、クマがカメラを倒すのか山田さんに尋ねたところ、</p> <p>「興味があるんじゃあないですかね？　クマはけっこう珍しいものに反応して、ちょっかいを出すんですよ。」</p> <p>とのことでした。なかなかお茶目な一面があるクマですが、面白がってばかりはいられません。クマに倒されたカメラは、それ以降、自動写真撮影ができなくなってしまいます。調査をする山田さんとして、クマが遊び半分？に倒してしまうのは「はた迷惑」なのです。</p> <h2><span>捉えられていたクマの姿</span></h2> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110e.jpg" alt="kuma20120110e.jpg" /></span></div> <p class="caption">ヘアトラップの様子</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110f.jpg" alt="kuma20120110f.jpg" /></span></div> <p class="caption">三脚から無人カメラを取り外す</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/10/kuma20120110j.jpg" alt="kuma20120110j.jpg" /></span></div> <p class="caption">無人カメラに写っていたツキノワグマ<br /> まさに今、有刺鉄線の下をくぐっている</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>「よかった、写ってましたよ。」<br /> 無人カメラをチェックしていた山田さんが言いました。デジタルカメラのモニターには、ヘアトラップの有刺鉄線の下をくぐりぬけようとしたクマの姿がハッキリと写っていました。</p> <p>ということは、トラップに仕掛けてあったワイン入りのハチミツを食べて、すっかり満足したクマが、帰りがけに上機嫌でいたずらをしていったのでしょうか？</p> <p>カメラのチェックが終わった後は、有刺鉄線にクマの体毛が引っかかっていないかチェックします。体毛をより見つけやすいように、白い下敷きのようなプラスティックの板を有刺鉄線の後ろにかざして、張り巡らせた有刺鉄線全体をくまなく確認します。山田さんの声がしました。</p> <p>「ありました。ありました。ちゃんと体毛が引っかかってますよ。」</p> <p>クマの体毛が確認できたら、ピンセットで丁寧に毛を有刺鉄線から引き抜きます。ピンセットはあらかじめライターで熱し、消毒作業をしておかないといけません。体毛はDNA鑑定にかけるので、余計な物質が混ざってしまっては正しい結果がでません。</p> <p>抜き取った毛は、専用の紙袋に入れて保管します。長い時間放置しておくと、鑑定の結果に影響があるので、2週間ごとにトラップを見回り、回収した体毛は丁寧に保管して、すぐに鑑定に回します。</p> <p>最後に、トラップの記録をとります。いつ、どのあたりに、どんな体毛が引っかかっていたのかを書き留めるのです。そして、トラップのエサを取り替えて、無人カメラのバッテリーを交換して、トラップ1ヶ所の調査が終了です。</p> <h2><span>四国での調査の苦労</span></h2> <p>今回の調査地、徳島県の高ノ瀬だけでもヘアトラップと無人カメラのセットが3カ所、無人カメラのみの設置が2カ所あります。これらを2週間ごとに確認し体毛を回収、そしてトラップとカメラの補修をします。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110h.jpg" alt="kuma20120110h.jpg" /></span></div> <p class="caption">有刺鉄線に引っかかったクマの体毛</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110i.jpg" alt="kuma20120110i.jpg" /></span></div> <p class="caption">体毛を専用の紙袋に入れる山田さん</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110j.jpg" alt="kuma20120110j.jpg" /></span></div> <p class="caption">野帳にトラップの記録をつける</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>高ノ瀬の調査地までは、車で山道を標高1,000メートルまで上がり、林道の脇に車を置いて、道なき道を歩いて約1時間。調査地に到着後、5ヶ所の調査の開始です。高ノ瀬の調査だけでも、1日作業になってしまいます。</p> <p>そして、調査地はこの高ノ瀬だけではありません。剣山山系に計13カ所あるのです。これらの調査地もすべて、2週間ごとに回収・補修作業を行なわなければなりません。</p> <p>さらに、四国のクマの恒常的生息地域（年間を通してクマが生息する場所）は、どこも標高1,000メートル以上の山奥。調査地から調査地へと移動するのも大変です。</p> <p>道路は山の尾根を横断するようには通っていません。すぐ向こうに見える尾根でも、一度標高の低い沢筋まで降りて、再びその尾根に向かう別の道を上がっていかなければなりません。つまり、直線距離にすれば目と鼻の先でも、ぐるっと回り道をしなければならないのです。</p> <p>四国でのクマの調査は、生息数が少なく、恒常的生息地が山奥にあるので、とても時間と労力がかかります。</p> <p>山田さんが「苦労して運びあげた」というクマ捕獲用の檻（おり）が高ノ瀬の調査地にありました。現在、高ノ瀬ではクマの捕獲は行なっていないので、檻のふたは閉められていました。ドラム缶を利用して作られたクマ専用の捕獲檻です。</p> <p>この檻を使ってクマを捕獲し、麻酔をかけた後、体重や体長などの個体情報の収集、体毛や血液の採取、そして耳標識と首輪型の電波発信機をつけます。耳標識はそのクマの個体識別をするため、そして電波発信機はクマを放した後、そのクマがどのような行動をするか追跡調査するための装置です。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110k.jpg" alt="kuma20120110k.jpg" /></span></div> <p class="caption">ドラム缶を使ったクマ捕獲檻 <br /> 捕獲時期ではないので、入り口は閉めてある</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20120110n.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110n.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">捕獲したクマに麻酔をかけ、発信機をつける</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>ラジオテレメトリー法による追跡調査</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>さらに、クマの行動を追跡する調査も行なっています。<br /> クマの行動範囲と行動パターンを知ることは、クマの保護管理を行なう上でとても重要な基礎情報。電波発信機をつけたクマを追跡調査することで、その情報を蓄積していきます。</p> <p>追跡調査は、それまでのクマの行動から「今はだいたいこの地域にクマがいるだろう」と当たりをつけ、その地域を取り巻くように車輌用受信機を積んだ車を走らせることから始まります。</p> <p>クマに取り付けた発信機が出す電波と、同じ周波数に受信機を合わせておくと、電波を受信した時に電波音が強くなります。その音が強くなればなるほど、電波を確実に受信している（発信機をつけたクマが近くにいる）ということなのです。</p> <p>しかしここでも、四国剣山山系の地形が立ちはだかります。<br /> 山々は急峻で、山奥に通じる道路は林道のみになります。林道はあくまでも簡易的な道路で、舗装などしていません。台風などで大雨が降れば、よく道路脇の斜面＝法面（のりめん）が崩れたり路面が削れたりして、通行止めになってしまいます。ただでさえ少ない山奥への道が、より少なくなってしまうこともしばしばなのです。</p> <p>限られた道路を車で走りながら、電波の受信音が強くなる地点をひたすら探します。強い電波をキャッチしたら、その地点で車を停めます。そして車に積んである携帯用の指向性アンテナを取り出し、手に持って四方向にかざします。<br /> 四方にアンテナをかざすと、電波が一番強く受信できる方角があります。その方角を地図上に落とすのです。</p> <p>計測地点から、電波を受信した方角に向かって延長線（方向線）を引きます。この作業を、最低3カ所で繰り返すと、地図上に書き落とした方向線が一点で交わる地点が確定できます。そこが、発信機を付けたクマがいる場所なのです。このようにして電波発信機を付けた目標の位置を割り出していく方法を、ラジオテレメトリー法といいます。もともと軍事や宇宙開発の分野で発達した方法とのことです。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20120110p.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110p.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">調査用の発信機をつけたツキノワグマ</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20120110q.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110q.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">携帯用の指向性アンテナで<br /> 電波の強い 方角を探す</p> <div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="146" alt="kuma20120110r.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110r.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">剣山山系の風景。急峻な地形のため、 <br /> 調査には手間ひまがかかる。</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="647" height="212" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/kuma20120110o.jpg" alt="kuma20120110o.jpg" /></span> <p><span class="strongType_001">【ラジオテレメトリー調査の概念図】</span></p> <p>このラジオテレメトリー法、世界中で野生動物の調査に多用されています。例えば、アフリカの草原などで使用する場合、電波をさえぎる障害物もありませんし、車が走れる場所も比較的限定されないので、とても使い勝手がいいそうです。</p> <p>一方、剣山山系の標高1,000メートル以上の森林地帯に生息するツキノワグマを、この方法で追いかけるのは大変です。まず車が走れる場所が限定されています。そして山々が連なっているために電波の通りが悪く、すぐにさえぎられてしまう、あるいは周辺の山に電波が反響して正しい方向がわからなくなることが多いのです。</p> <p>あまり時間をかけてしまうと、クマが移動してしまいます。もし、クマが電波の届かない地域に移動してしまったら、最初から調査のやり直しです。山田さんによると、なかなか正確なクマの位置が割り出せず、夜中になるまで電波を追いかけていることも、しばしばあるそうです。</p> <h2><span>調査で次第に明らかになってきたこと</span></h2> <p>山田さんはかつて、岩手、石川（白山山系）とクマの生息数の多い地域で、クマの生態調査を行なってきました。クマが多いこうした地域と、クマが少なく地域個体群の絶滅が心配されている四国では、ずいぶん調査の効率が違うそうです。山田さんは言います。</p> <p>「同じ国内でも、こんなに状況が違うとは、四国に来るまで思ってもみませんでした。」</p> <p>東北や北陸など、山田さんがかつて活動してきた地域では、もともとクマの生息域が広い上、その生息域が里山まで拡大しています。なので、わざわざ奥山までわけ入らなくても十分な調査が行なえるのです。車で少し林道を走り、林道近くの森林の中にトラップを設置すれば、たいてい場合クマの情報を得ることができたそうです。そのような場所でも、クマが活発に活動しているからです。</p> <ul class="link">     <li class="outsideLink"><a target="_blank" href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/11/1025116.html">山際の休耕田で「クマのための畑」を作っている宮城県蔵王の事例をご参照ください</a></li> </ul> <p>一方、ここ四国ではそう簡単にはいきません。現在、四国で唯一の生息地となっている剣山山系。数少ないクマが、標高1,000メートル以上に残された広葉樹の森林でひっそりと暮らしています。そのクマの情報を得るためには、大変な労力がかかります。</p> <p>それだけに、今まで四国のツキノワグマクマについてわからなかったことが多々ありました。四国自然史科学研究センターでは、ツキノワグマの生態調査を2002年から調査を開始。2005年からはWWFジャパンの支援で調査の範囲を広げました。</p> <p>それらの調査の結果、それまでほとんどわかっていなかった四国のクマの生態が次第に明になってきました。その様子は、次のレポートでご紹介します。</p><p>&nbsp;</p><h2><a href="http://www.wwf.or.jp/mt/mt-search.cgi?blog_id=9&amp;tag=%E3%80%90%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%80%91%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%82%92%E8%80%83%E3%81%88%E3%82%8B&amp;limit=20&amp;Template=activitiestag"><span>シリーズ：クマの保護管理を考える</span></a></h2><p><br /> &nbsp;</p>]]>
		
	</content>
</entry>
	

			
		
	

	

	
	
		
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	<title>【インタビュー】田中優さん 「まず変えるべきは、電気をめぐる独占の仕組みと原子力が儲かる仕組み」</title>
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	<published>2012-01-24T03:00:07Z</published>
	<updated>2012-01-26T01:46:41Z</updated>

	<summary>WWF ジャパンでは現在、原発に頼らず、自然エネルギーによる未来づくりをめざした「自然エネルギー100%キャンペーン」を展開しています。この一環として、 さまざまな分野で活躍している方々に、日本のエネルギー問題についてのお考えやご意見をうかがうインタビューを行なっています。第3回は、未来バンク代表、市民活動家の田中優さんです。</summary>
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		<category term="WWFジャパンの「暮らしと自然の復興プロジェクト」" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="日本での地球温暖化防止" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100％の安全な未来を！" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="【連続インタビュー】私とエネルギー" label="【連続インタビュー】私とエネルギー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="原子力" label="原子力" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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		<![CDATA[<h2><span>【連続インタビュー】私とエネルギー　第3回：　田中優さん</span></h2>
<p class="readText">WWF ジャパンでは現在、原発に頼らず、自然エネルギーによる未来づくりをめざした「自然エネルギー100%キャンペーン」を展開しています。この一環として、 さまざまな分野で活躍している方々に、日本のエネルギー問題についてのお考えやご意見をうかがうインタビューを行なっています。第3回は、未来バンク代表、市民活動家の田中優さんです。</p>
<div style="border: 1px solid rgb(192, 192, 192);">
<div style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;">
<h3>プロフィール</h3>
</div>
<span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
    <img width="200" height="140" alt="" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/16/20110116_interview.jpg" style="float: left; margin: 0pt 20px 20px 0pt; padding-top: 5px; padding-left: 30px; padding-right: 30px;" class="mt-image-left" />
</span>
<p style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;">
東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」「足温ネット」理事、「apbank」監事、「一般社団天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院の非常勤講師。著書（共著含む）に『原発に頼らない社会へ』(武田ランダムハウス)『地宝論』（子どもの未来社）『世界から貧しさをなくす３０の方法』『天然住宅から社会を変える30の方法』（合同出版）『地球温暖化／人類滅亡のシナリオは回避できるか』（扶桑社新書）『戦争って、環境問題と関係ないと思ってた』（岩波書店）ほか多数。</p>
<br />
<ul class="link" style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;">
    <li class="outsideLink"><a target="_blank" href="http://tanakayu.blogspot.com/">ブログ:田中優の'持続する志'</a></li>
    <li class="outsideLink"><a target="_blank" href="http://tanakayu.blogspot.com/">facebook: 田中　優　コミュニティ</a></li>
</ul>
</div>
<h2><span class="colorBrown strongType_001">まず第一に「発電と送電の分離」が必要</span></h2>
<h3>― 田中さんが原発問題に関わるようになったきっかけを教えてください。</h3>
<p>チェルノブイリの原発事故の頃に、ちょうど2人目の子供が産まれたんですが、その子は生後すぐに入院してしまったんです。その時は気づかなかったけれど、後々になってチェルノブイリの放射能を含む雨が日本にも降っていた時期に重なっていることに気づいたんです。</p>
<p>その頃、僕はまだ勤めていて、家でも料理はいつも僕が作っていました。それで、カミさんに、妊娠中はカルシウムが不足するから牛乳を飲め飲めと勧めていたんですね。ところが、チェルノブイリ事故の影響で、実は牛乳にも放射性物質が含まれていました。子供が入院したのは、そのせいかもしれないと思ったんです。</p>
<p>もちろん、放射能の影響って確率的影響だから、立証することは不可能なんですが、それでも自分にとっては、放射能の値が高い牛乳をカミさんを経由してお腹の子供に届けていたことが、とてもショックでした。自分が子どもを守りたいと思いながら、子どもに放射能を届けてしまっていた。もう二度とこんなことがないようにと考えて、原発問題、エネルギー問題に関わり始めたんです。</p>
<h3>― チェルノブイリ事故の際も、脱原発の世論が盛り上がりましたよね。当時と今と、何か違いを感じられることはありますか？</h3>
<p>盛り上がり方は一緒ですね。だから、大事なのはこれからです。前回は失敗でした。あの運動が成功していたら、福島原発の事故は起こってないですから。僕は3つ、反省点があると思っています。１つ目は、危機感を煽りすぎたこと。2つ目は難しい話をして、マニアの運動にしてしまった。身近なリアリティのある運動にし続けることができなかったことです。3つ目は、原発を進める社会の仕組みを、問題にできなかったことです。</p>
<p>原発というのは、儲かるんです。その儲かる仕組みをそのままにしていたら、絶対、復活します。だからなんで原発が儲かるのか、その仕組みが重要だったんです。その第一は、発電と送電の分離がされていないからです。だから、ブラックボックスの中に原発のコストを隠すことができてしまうんです。</p>
<p>また第二に、総括原価方式という仕組みで、原発に金をかければかけた分だけ、利益が上がる形になっています。かかった経費に3%利益分を上乗せして、電気料金として徴収できるようになっています。たとえば、広告宣伝費。テレビ・ラジオ・新聞で原発の宣伝をすれば、それも経費として電気料金に費用を上乗せできることになっています。テレビ・ラジオ・新聞を支える最大の広告主、スポンサーは電力会社です。</p>
<p>もう一つは金利です。電力会社は信用が高いから、本来は低い金利で借りられるんです。ところがわざと長期プライムレートという高い金利でお金を借りています。さらに借りる金利が高ければ高いほど、さきほどの適正報酬率３％の利益率を上げることができるんです。金融機関から、高い金利で金を借りれば借りるほど電力会社は儲かる仕組みになっているんです。その関係から儲けている金融機関が電力会社の株主になっているんです。</p>
<p>だから、今や市民は世論調査で82％が脱原発を希望しているのに、株主は89％が原発推進です。この相互の利益を生む仕組みに手をつけないと解決できないんです。仕組みがそのままだったら、原発は数基は止まるでしょうけど、また絶対復活します。</p>
<h3>― 仕組みを変えていくには、最初にどこから手を付けるべきでしょうか。</h3>
<p>発電と送電の分離が一番大きいです。発送電の分離をすると、送電線が電気のプールになるので、そこが定価で電気を買い取ります。そうなると実際には高くついている原子力の電気は入れられなくなります。</p>
<p>それに電気事業法をみると、電気事業者は免許制です。送電線も免許制。だから電気事業法から送電線の免許の規定を削って、国有化しちゃえばいいんです。その免許を発行しているのは経済産業省ですから、法律から免許の項目を削ってしまえば、必然的に送電は国がやる、ということになります。</p>
<p>今、民主政権は、発送電の分離を含めて全面的に見直す、と言っているので、市民側は、「忘れてないぞ、実現しろよ、諸外国でもやっているんだから」と、例えば署名運動で一般に広めるとか、政治家にロビーイングするとか、そういう仕組みを変えさせる活動が必要だと思います。</p>
<p>僕は仕組みが一番重要な問題で、その仕組みをおいて自然エネルギーに進むというのは、順序が逆だと思っています。</p>
<h3>― 自然エネルギーを導入するのは、まだ早いということでしょうか？</h3>
<p>順序が大切なんです。来年の7月から、再生可能エネルギー買取制度が始まるでしょ。ところが、７月になる前に、石油の値上がり分や、今回の事故の賠償額が、電気料金に上乗せされることになっています。その後に、自然エネルギー分が上乗せされることになります。でも、市民に表示されるのは、自然エネルギーの分であがりました、という部分だけ。そうなるとみんな、自然エネルギーなんかやるから高くなるんだと思ってしまう。</p>
<p>それでは順序が違うんですよ。発送電の分離を先にやらないといけない。そこが分離されれば、送電会社が発電会社から電気を仕入れることになるので、発電コストが明らかになるんです。不都合なものはブラックボックスに入れちゃうなんてことはできなくなる。</p>
<p>家庭の電気消費量って、日本全体の22.1%(2010年、全国データ)なんです。ところが、電気料金はそれよりずっと多く、払わされている。つまり、不都合なコストは、一般の家庭の電気料金に乗っているんです。この後は、もっとひどくなりますよ。原発事故の賠償額の部分であるとか、石油の値上がり部分であるとか、これもみんな家庭に乗せられて、しかも、表示されませんから。</p>
<h2><span class="colorBrown strongType_001">電気の消費量はまだまだ減らせる</span></h2>
<h3>― 今、日本では、脱原発と温暖化防止の話が、かなりこんがらがっているように思います。この状況について、どんなご意見をお持ちですか？</h3>
<p>電気の消費を、半分に減らせばいいんです。そうすれば、原発がどうこう、というのと関係なく、CO2 の削減もできちゃうんです。原発は所詮、設備量で20%、発電量で30%に過ぎないわけでしょ。50%電気の消費量を下げてしまえば、もちろん、原発以外のものも、止めることになりますから。そうすれば、CO2減るんですよ。</p>
<p>電気の77.9%は、事業者が消費してるんです。その事業者の消費を、簡単に減らす方法があります。今は、事業者は使えば使うほど電気料金が安くなる仕組みなんです。なぜ、そんなて仕組みになっているのか。それは電気使用量のピークが延びないと、発電所をつくれないから。電力会社が儲からないからなんですね。</p>
<p>でも今年、電力会社の方から、節電してくれと言いだしました。それでみんなLEDに変えちゃった。これは今後もずっと消費量が減るということですよ。だって、努力忍耐で減らした分ではなく、設備で減らした分ですから。2010年の東京電力の最大電力消費のピークは、約6000万kWを超える部分だったんです。今年は4500万kW。全然違うでしょ。</p>
<p>事業者が減らすことはまだまだできます。今年のこれっぽっちの努力で約22.5%も、ピーク消費量が落ちているわけですよ。半分まで落とすのは、現実的に可能ですよ。電気を使えば使うほど高くなる電気料金にすればいいだけ。別な言い方をすると、節電すればするほど、得になる電気料金にしてやればいい。そうすれば事業者は、思いっきり節電しますよ。</p>
<p>しかも、世界一優れた省エネ製品は、ことごとく日本製品です。高温の地熱を利用する際に、世界中最も優れてるのが日本のタービンです。あの100%自然エネルギーのアイスランドは、17基の地熱発電所で8割の発電をしているんですが、うち14基が日本製です。</p>
<p>太陽光についても、岡山大学の先生が作った「グリーンフェライト」は、従来の100倍効率のよく発電します。2013年の実用化をめざすと言ってますが、そんなうまくはいかないと思いますが。それでも技術の方が追いついたんです。バッテリーも、日本が一番優れたバッテリーを全部作っているから。</p>
<h3>― それほどの技術があるのに、なぜ日本では自然エネルギー導入や省エネが進まないのでしょうか。</h3>
<p>日本は、無理だ、不可能だと言いたがる人たちが多いのに加えて、自分たちの利権を守るために、効率のいいものがでてこないようにしている部分があるんです。世界一優れた電気自動車もバッテリーも、なかなか使われませんし。</p>
<p>今や各社が従来では考えられないほど高性能なバッテリーを開発しています。2011年から売り出される予定ですが、家庭で入れてそれだけで電気を自給したら、家庭が自分の家で電力をまかなえるようになって、電力会社から自立できちゃいますからね。</p>
<h2><span class="colorBrown strongType_001">電力会社の支配から地域が独立していく</span></h2>
<h3>― 田中さんが、将来の日本のエネルギーについて、こうなるといいな、という理想の姿とはどのようなものですか？</h3>
<p>僕としては、なんとしてもこのタイミングで、電気をめぐる独占の仕組みと原子力が儲かる仕組みを、変えなければいけないと思っています。そこが変えられれば、半分の電気消費で済むから、原子力もいらないし、石炭火力もいらない。<br />
<br />
特に天然ガスの発電は柔軟性がある上にコストも安く、効率もいいし早く建てることが可能だから、急激にピークが増加しても問題なくカバーできる。これは発電効率で原子力の倍ほど高く、価格で数分の一なんです。自然エネルギーにシフトさせた残りの部分を天然ガスのコンバインド発電で対応すればいい。<br />
<br />
さらに地域ごとで「スマートグリッド」を進めて、電力会社の支配から、地域がどんどん独立していけばいい。日本以外の国では、スマートグリッドが最大投資額の分野になっているんです。スマートグリッドができれば、少なくとも家庭需要には送電線をつなぐ必要がなくなります。地域ごとで自立すればいい。<br />
<br />
僕がいつも言うのは「タテ・ヨコ・ナナメ」の解決策です。タテは、直接政治家にアピールするなどの上下の動き、ヨコは署名など、多くの人に知らせていく動き、ナナメは全く別な解決策を探すこと、つまりオルタナティブです。スマートグリッドのような。<br />
<br />
電気が解決したら次は熱を解決すればいい。日本の家庭のエネルギー消費は先進国で最も少ない上に、消費エネルギーの３分の２が「熱」です。その部分はペレットストーブ、ペレットボイラー、薪ストーブ、薪ボイラーで解決可能です。日本は森林国ですから。捨てられている木材だけで十分に供給可能ですから、地球温暖化なんて余裕で解決できます。それをやれる技術が日本にはあるんだから。現実にやってしまえばいいんです。</p>
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<div class="figureImg"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/08/1003901.html"><img alt="" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20110801a.gif" /></a></div>
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	<title>「リオ＋20」の成果文書素案（ゼロドラフト）への懸念</title>
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	<published>2012-01-23T08:26:50Z</published>
	<updated>2012-01-23T08:27:47Z</updated>

	<summary>2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロにおいて、「国連持続可能な開発会議（通称リオ＋20）」が開催されます。1月10日、リオ＋20事務局は、各国政府やその他団体などからの提案をもとに、会議の基礎となる成果文書素案（ゼロドラフト）を発表しました。WWFはこの内容の一部に対し、水環境の保全をはじめとする取り組みのあり方について、懸念される点を指摘・発表しました。</summary>
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		<name>管理者</name>
		
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		<category term="持続可能な社会づくり" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="生物多様性の保全" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="生物多様性条約" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="cop10" label="COP10" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="リオ＋20" label="リオ＋20" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="気候変動" label="気候変動" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="生物多様性" label="生物多様性" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	
	<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.wwf.or.jp/activities/">
		<![CDATA[<p class="readText">2012年6月、ブラジルのリオデジャネイロにおいて、「国連持続可能な開発会議（通称リオ＋20）」が開催されます。1月10日、リオ＋20事務局は、各国政府やその他団体などからの提案をもとに、会議の基礎となる成果文書素案（ゼロドラフト）を発表しました。WWFはこの内容の一部に対し、水環境の保全をはじめとする取り組みのあり方について、懸念される点を指摘・発表しました。</p> <h2><span>ゼロドラフトの懸念点</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>リオ＋20、この会議は1992年の「地球サミット」から20年の節目に開催され、「持続可能な開発の推進」に新たな息吹を吹き込むべき重要な会議として注目されています。</p><p>しかし、公開されたゼロドラフト「The Future We Want（私たちが望む未来）」では、貧困の撲滅、食糧安全保障、持続可能な開発の必要性については認識されている一方で、今後10年間に、世界的な食糧、水、エネルギーの問題を解決する具体的な手法については、ほとんど触れられていないことがわかりました。</p><p>最初の段階から、水問題については、単に衛生施設普及へのコミットメントを再確認するだけにとどまっており、淡水の問題は触れられていません。</p><p>また、こうした問題の解決には、各国の都合で引かれた政治的な「境界線」を超えて、自然のつながりを視野に入れた「水系の管理」が必要ですが、これも具体的な対策が抜けています。</p>  <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><img alt="" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/rio20.jpg" /></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>WWFは国境を超えた取り組みとして、淡水生態系の保全や復元、水源としての役割を果たす森林の保全、地球温暖化の影響による水資源への深刻な悪影響に対策を施すか、手法についての言及が必要と考えています。</p><p>その他、WWFが指摘する懸念事項は次の通りです。</p> <ul>     <li>国ごとの「自主的な国ごとのコミットメント」では法的拘束力がない。そのため、各国が目標を設定することや期間内に行動することは困難となることが予想される。各国政府は、目標・実施期間・資金についての合意が必要。</li>     <li>グリーン経済の発展に関する文章には、国民経済計算、税制度、認証制度に社会的・環境的コストを計算にいれることが必要。</li>     <li>食糧、水、エネルギー安全保障への取り組みに対する提案では、一定の目標と確固たる実施策、資金提供の合意が必要。</li>     <li>食糧、水、エネルギーの供給を下支えしている生態系サービスと、それらに非常に大きな影響を及ぼす気候変動を文書案は考慮していない。</li>     <li>森林消失抑止の目標や、効果的な水管理目標など、提案の多くに明確な目標と期限が記載されていない。</li> </ul>  <h2><span>歓迎すべき点と今後の展開</span></h2> <p>一方、持続可能な海洋資源の管理や、グリーン経済を発展させるためには、政府と産業界のための枠組みが必要であること、また、低炭素社会への移行、環境に悪影響を及ぼす補助金制度の廃止などを含め、重要な課題が認知されたことについては、歓迎すべき点といえます。</p><p>今回公開された、リオ＋20のゼロドラフトは、2012年1月25～27日に予定されている国際会議で議論される予定です。</p><p>事務局ではセクション１と２については1月23日までに、３～５については2月17日までにコメントを提出するよう加盟国に通達しており、WWFも各国関係者に対する働きかけを続けていく予定です。</p><p>地球の生態系の保全に向けた、より積極的な合意が世界のリーダーたちによって交わされるように。6月に向けた動きが、活発になり始めています。</p> <h2><span>関連情報</span></h2> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="#">記者発表資料<br />     2012年1月19日　WWF、「リオ＋20」採択予定の成果文書素案（ゼロドラフト）に懸念を表明</a></li> </ul> <h2><span>関連サイト</span></h2> <ul class="link">     <li class="outsideLink"><a href="http://wwf.panda.org/wwf_news/press_releases/?203095/Future-We-Want-proposals-are-not-the-future-we-need-WWF" target="_blank">WWFインターナショナルによる記者発表資料（英語版）</a></li>     <li class="outsideLink"><a href="http://www.uncsd2012.org/rio20/" target="_blank">リオ＋20事務局が運営するサイト(英語)</a></li>     <li class="outsideLink"><a href="http://www.mri.co.jp/SERVICE/thinktank/kankyou/2030913_1458.html" target="_blank">リオ＋20国内準備委員会(株式会社 三菱総合研究所サイト内)</a></li>     <li class="outsideLink"><a href="http://earthsummit2012.jp/un/zerodraft.html">地球サミット2012 Japan ＜非営利組織が中心となって運営する。ゼロドラフトの日本語版が掲載されている。＞</a></li> </ul><p>&nbsp;</p>]]>
		
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	<title>【インタビュー】枝廣淳子さん「自然エネルギーに転換することで、日本の社会と日本の人たちが今よりも幸せになってほしい」</title>
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	<published>2012-01-17T06:42:25Z</published>
	<updated>2012-01-17T07:26:03Z</updated>

	<summary>WWF ジャパンでは現在、原発に頼らず、自然エネルギーによる未来づくりをめざした「自然エネルギー100%キャンペーン」を展開しています。この一環として、 さまざまな分野で活躍している方々に、日本のエネルギー問題についてのお考えやご意見をうかがうインタビューを行なっています。第2回は、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんです。</summary>
	<author>
		<name>管理者</name>
		
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		<category term="WWFジャパンの「暮らしと自然の復興プロジェクト」" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="日本での地球温暖化防止" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100％の安全な未来を！" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="【連続インタビュー】私とエネルギー" label="【連続インタビュー】私とエネルギー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="原子力" label="原子力" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="自然エネルギー" label="自然エネルギー" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	
	<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.wwf.or.jp/activities/">
		<![CDATA[<h2><span>【連続インタビュー】私とエネルギー　第2回：　枝廣淳子さん</span></h2> <p class="readText">WWF ジャパンでは現在、原発に頼らず、自然エネルギーによる未来づくりをめざした「自然エネルギー100%キャンペーン」を展開しています。この一環として、 さまざまな分野で活躍している方々に、日本のエネルギー問題についてのお考えやご意見をうかがうインタビューを行なっています。第2回は、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんです。</p> <div style="border: 1px solid rgb(192, 192, 192);"><div style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;"><h3>プロフィール</h3></div> <span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="160" class="mt-image-left" style="float: left; margin: 0pt 20px 20px 0pt; padding-top: 5px; padding-left: 30px; padding-right: 30px;" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/JEdahiro002.jpg" alt="edahiro.jpg" /></span> <p style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;">東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。企業のCSR活 動などを支援する有限会社イーズ代表。アル・ゴア氏著『不都合な真実』の翻訳など、環境に関する多数の執筆・翻訳を手掛ける。2011年1月には経済成長を前提 としない幸せのあり方を模索する「幸せ経済社会研究所」を設立。福田・麻生政権では「地球温暖化問題に関する懇談会」メンバー、今後のエ ネルギー政策を審議するため2011年6月 に設置された「総合資源エネルギー調査会基本問題委員会」委員を務める。</p> <br /> <ul style="padding-left: 30px; padding-right: 30px;" class="link">     <li class="outsideLink"><a href="http://www.facebook.com/profile.php?id=100002309676625 " target="_blank">Facebook:枝廣 淳子</a></li> </ul></div> <h2><span class="colorBrown strongType_001">温暖化防止は目的ではない</span></h2> <h3>― 枝廣さんといえば、日本でも大きな話題となったアル・ゴア氏の『不都合な真実』の翻訳者として、お名前を知っているという人も多いのではないでしょうか。</h3> <p>『不都合な真実』にかかわったことで、ここ何年かは温暖化関連の活動が多かったですね。ただ、私はずっと温暖化とエネルギーの問題は表裏一体だなと思っていました。ただ、世の中的には、温暖化の問題と、エネルギーの問題は、別のように扱われていますよね。「3.11」の後は、少し変わってきましたけれど。</p> <ul class="attention">     <li>※注：「3.11」＝2011年3月11日に起きた東日本大震災と津波、それに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故のことを指す。以下、同じ。</li> </ul> <p>今までは、温暖化をテーマに講演をしながら、実はエネルギーの話をしてきたのですが、最近ではエネルギーというテーマで話をして欲しいと依頼される機会も増えました。私としては、やっていることは同じです。世の中に通じる言葉が、前は温暖化だったけれど、今はエネルギーの方が通じるのかな、という感じですね。</p> <p>温暖化は、すごく大きな問題ですが、私は、温暖化は「問題」ではないという言い方を、以前からしてきました。温暖化は症状の一つにすぎない。根本的な問題は、地球は一個しかないのに、それを超える暮らしを私たちがしていること、なんですね。だから、低炭素社会というのも、必要条件の一つですが、最終的な目的ではないと思うんですね。</p> <h3>― 地球のキャパシティを超えない、持続可能な暮らしこそを目的とすべきだ、ということですね。</h3> <p>そうです。「温暖化対策も、原発の問題も、両方を解決していくやり方はないのですか？」ということだと思うんですよね。それも夢のような技術に期待するのではなくて、もう少し現実を見つめる中で考える必要があると思います。<br /> <br /> 私たちが今、使っているエネルギーは、大きく３種類に分けられます。一つは化石エネルギー、もう一つは原子力、もう一つは自然エネルギー。原子力は、環 境、CO2という点では化石エネルギーに比べるといいかもしれませんが、他のもっと長期的な害悪を持っているので、原子力はこれからの選択肢ではないと思 います。<br /> <br /> 化石エネルギーはCO2をたくさん出すので、将来的にはそれを最大限、減らさなければならない。最終的には、自然エネルギーしかないと思っています。た だ、2020年までに100パーセント自然エネルギーにできるかというと、それは現実的ではないと思いますから、最大限がんばった時の現実的なロードマッ プをひいていくしかないと思います。、そういう意味では、この10年、20年は火力発電に頼らざるをえないところもあると思いますね。<br /> <br /> もちろんその前に、エネルギー消費の総量を減らすというのが一番大事です。火力をできるだけ天然ガスにシフトしたり、石炭はガス化して、天然ガスと同じよ うにCO2を減らしたりしながら、短期的には化石燃料を上手に使って、自然エネルギーへのシフトを最大限に急ぐということが必要だと思いますね。</p> <h2><span class="colorBrown strongType_001">消費者・生活者の立場でできること</span></h2> <h3>― 日本のエネルギーが岐路にさしかかっている中で、消費者、生活者の立場で参加できる部分というのは、どのあたりにあると思われますか？</h3> <p>ごく普通の生活者にとって、エネルギーの問題は、これまであまり身近ではありませんでした。電気代を払う限り、コンセントから電気はくるものだと思っていました。それがゆえに、生活者にエネルギー問題の大切さを訴えるのはすごく難しかったですね。でもそれを大きく変えたのが、｢3.11」だと思います。</p> <p>私たちの「幸せ経済社会研究所」でも2回にわたって1000人規模の調査を行いましたが、75%の回答者が「3.11」を機会にエネルギーについて考えるようになったとか、エネルギーに対する考え方を変えたと言っているんですよね。これまではコンセントの先は考えたことはなかったけれど、コンセントの先には&ldquo;福島&rdquo;があり、リスクや危険があるということを多くの人が認識したのだと思います。</p> <p>皆さんにお勧めしたいのは、やはり最初はまず「知ること」です。たとえば今、エネルギーがどういうふうに作られているかとか、自分の家でどれくらい、どこにエネルギーを使っているか、を考えてみましょう。</p> <p>次は、自分のできる範囲で「変えていくこと」。一番簡単なのは省エネです。いらないエネルギーは使わない。どうしても自動車を使わないといけない地域では、たとえば買い物をまとめてすることでスーパーに行く回数を減らすなど、いろんなことができます。自分にできることをやって減らしていくということが大事ですね。</p> <p>３番目が、自分の生活を変えるだけではなくて、「社会の仕組みを変えることに協力する」ということ。それは、たとえば、私たちは非常に有力な投票権を持っているわけです。エネルギー政策を聞いたうえで政治家を選ぶこともできるし、毎日の買い物だって、企業に対する投票ですよね。どの企業の、どういったものを買うかというのが、お金を通しての投票になります。</p> <p>自然エネルギーを大幅に取り入れている企業の製品を優先して買うとか、政治家にエネルギー政策について意見を聞いてみるとか、あとは周りの人と話すことですね。「井戸端エネルギー会議」と私は言っているんですが、そうやって話していくと、関心を持つ人も増えてきます。</p> <h3>― せっかく関心が高まっているので、行動の変化にもつなげていきたいですよね。</h3> <p>一番大事なのは、勉強するだけという受身のスタンスから、いかに自分で発言するようになるか、ですよね。ただ、そのハードルが一番高くて。それを越えるには、私は、自分で話す機会を持つことだと思っています。なので「3.11」の後、関心をもった人がお互いに話ができるように、ウェブサイトに「エネルギー井戸端会議をしよう」というフォーマットを作ったり、実際に場を作ったりしています。</p> <p>おもしろいことに、話すと、自分の思いや疑問をますます確信するようになるんですよね。受身で聞いているだけとは違うんです。ただ、自分の意見を言えるようにするには、安全な場を作ってあげることが必要です。そこで何か言われてヘコんじゃうと、話すこと自体がイヤになっちゃいますからね。</p> <p>対話力を鍛えるための勉強会や対話の理論を学ぶための読書会を行い、エネルギーに限らないのですが、どうやって安全に自分たちで考えていける場を作るかを勉強しつつ、あちこちで実践しています。</p> <h2><span class="colorBrown strongType_001">2050年のエネルギーの理想と現実</span></h2> <h3>― 枝廣さんの理想として、2050年の日本のエネルギーは、どのようになっていてほしいと思われますか？</h3> <p>理想としては　まず、エネルギー消費量が今に比べてかなり減っている。省エネ製品が普及しているだけではなく、経済成長至上主義もだいぶ終わりに近づいていて、たくさん作って、たくさん売ってということをしなくてもよくなっていること。</p> <p>原子力エネルギーは使わず、化石エネルギーもできるだけ使わず、ほとんどが再生可能エネルギーになっている。しかもそれは、メガソーラーも産業用にはいいですが、特に民生用のエネルギーは、それぞれの地域にある自然エネルギー資源を使うかたちで、地産地消型になっているといいですね。</p> <p>放射能の危険もなく、CO2もほとんど出さない、地産地消型のエネルギーなので地域の雇用と経済が戻ってきます。人々の繋がりがあって、昔、味噌や醤油を貸し借りしたように、電気の貸し借りができる時代が来るといいなと思っています。</p> <p>うちはアパートだけど、隣の一軒家のおじいちゃん、おばあちゃんのところは太陽光発電をやっていて、そのお家はそんなに使っていないから、ちょっと分けてほしいなとか。今、それは電気事業法でできませんが、それは仕組みを変えればいい話です。もしかしたら2050年には「お金持ち」ではなくて「電気持ち」のほうがいいかも、ということもあるかもしれませんね（笑）。</p> <p>エネルギーだけの話ではなく、エネルギーの消費量を減らし、自然エネルギーに転換することで、日本の社会と日本の人たちが今よりも幸せになっているというのが私の描く2050年の&ldquo;ありたい姿&rdquo;ですね。</p>  <h3>― では、今度は現実の話として、理想の姿にどのくらいまで近づけそうだと思われますか？</h3> <p>このまま放っておいても、今、私が描いた姿にはなりません。ただ、30年前は、日本のエネルギー消費量は、今の半分くらいでした。30年でそれだけ大きく変えられるということは、2050年まで40年ありますから、半分に減らすことだってできるのではないかと思います。</p> <p>つまり、「減らせない」というのが動かぬ事実というわけではないのです。経済界の人は「増やすのは簡単だけれども減らすのは大変だ」と言うと思いますが、それはその減らす上手なやり方を見つけていないだけではないでしょうか。</p> <p>また、原発もなく化石エネルギーも少ない社会をめざすとなると、原発や化石燃料に関わる産業界の人たちからは、強い抵抗が出てくるでしょう。時代が変わる時というのは、そういうものなので、抵抗されてもびっくりせずに、それにどう対処するかが重要だと思いますね。</p> <p>現在石油・石炭や原発のお仕事に携わっている方々も、その人たちがその業界の仕事に就かれた時には、自分がやっていることが世の中から「いらない」と言われる時代が来るとは思わずに就職されたことでしょう。そういった人たちが次の仕事に就けるような道筋をお手伝いすることは必要だと思います。</p> <p>ですが、「今のまま続けさせてもらわないと、自分たちの職がなくなるから」というのは、言い訳にすぎないので、それは必要な手立てやサポートをしながら、転換を図っていくことが大事なのではないでしょうか。</p> <h2><span class="colorBrown strongType_001">既成概念に囚われない発想を</span></h2> <h3>― 社会や政治の仕組みを変えるには、どのあたりから斬り込んでいったらよいのでしょうか。</h3> <p>日本には技術もあるし、みんなの気持ちもあるけれど、いろいろと法律や規制が厳しくて、それが足を引っ張っているということが多いのですね。なのでたとえば特区のようなかたちでそれを一回外して、何ができるかやってみて、それがうまくいったら、全国で通用するようにしていくとか、そういうことができたらいいですね。</p> <p>大事なことは、私たち市民にしても産業界の人たちにしても、なりたい姿に向けて、「今のままだとやりにくい」とか、「これがこうなっているからできない」とか、それを見つけて声を出していくことです。</p> <p>制度や法律というのは、できるまでに時間がかかるので、できた時にはもう時代は先に行っていることが多いんですよ。常にそういうものだと思うのです。なので、後からどんどんそれを作り変えていっていいんだ、それが普通なんだ、という考えに、社会全体がなっていかないといけないですよね。政府も市民や産業界をいじめたくて、がんじがらめの規則を作っているわけではないはずですから（笑）。</p> <p>私たち市民も、「これまではこうだったから」ということに縛られる必要は全然ない。時代も変わっているし、状況もどんどん変わっています。「これまではそうだったかもしれないけど、これからはこのほうがいいよね」という発想で、自分の周りとか社会を見回していただくと、いろいろなヒントやきっかけが見つかると思います。</p> <div class="figureBox"><div class="boxBody"><div class="figureImg"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/08/1003901.html"><img src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20110801a.gif" alt="" /></a></div> <!-- /boxBody --></div> <!-- /figureBox --></div> <!-- js --> 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		<![CDATA[<p>【連続インタビュー】私とエネルギー　第2回：　枝廣淳子さん<br /><br />WWF ジャパンでは現在、原発に頼らず、自然エネルギーによる未来づくりをめざした「自然エネルギー100%キャンペーン」を展開しています。この一環として、 さまざまな分野で活躍している方々に、日本のエネルギー問題についてのお考えやご意見をうかがうインタビューを行なっています。第2回は、環境ジャーナリストの枝廣淳子さんです。<br /><br /><br />温暖化防止は目的ではない<br /><br />― 枝廣さんといえば、日本でも大きな話題となったアル・ゴア氏の『不都合な真実』の翻訳者として、お名前を知っているという人も多いのではないでしょうか。<br /><br />『不都合な真実』にかかわったことで、ここ何年かは温暖化関連の活動が多かったですね。ただ、私はずっと温暖化とエネルギーの問題は表裏一体だなと思っていました。ただ、世の中的には、温暖化の問題と、エネルギーの問題は、別のように扱われていますよね。「3.11」の後は、少し変わってきましたけれど。<br /><br />&nbsp;&nbsp;&nbsp; ※注：「3.11」＝2011年3月11日に起きた東日本大震災と津波、それに伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故のことを指す。以下、同じ。<br /><br />今までは、温暖化をテーマに講演をしながら、実はエネルギーの話をしてきたのですが、最近ではエネルギーというテーマで話をして欲しいと依頼される機会も増えました。私としては、やっていることは同じです。世の中に通じる言葉が、前は温暖化だったけれど、今はエネルギーの方が通じるのかな、という感じですね。<br /><br />温暖化は、すごく大きな問題ですが、私は、温暖化は「問題」ではないという言い方を、以前からしてきました。温暖化は症状の一つにすぎない。根本的な問題は、地球は一個しかないのに、それを超える暮らしを私たちがしていること、なんですね。だから、低炭素社会というのも、必要条件の一つですが、最終的な目的ではないと思うんですね。<br />― 地球のキャパシティを超えない、持続可能な暮らしこそを目的とすべきだ、ということですね。<br /><br />そうです。「温暖化対策も、原発の問題も、両方を解決していくやり方はないのですか？」ということだと思うんですよね。それも夢のような技術に期待するのではなくて、もう少し現実を見つめる中で考える必要があると思います。<br /><br />私たちが今、使っているエネルギーは、大きく３種類に分けられます。一つは化石エネルギー、もう一つは原子力、もう一つは自然エネルギー。原子力は、環 境、CO2という点では化石エネルギーに比べるといいかもしれませんが、他のもっと長期的な害悪を持っているので、原子力はこれからの選択肢ではないと思 います。<br /><br />化石エネルギーはCO2をたくさん出すので、将来的にはそれを最大限、減らさなければならない。最終的には、自然エネルギーしかないと思っています。た だ、2020年までに100パーセント自然エネルギーにできるかというと、それは現実的ではないと思いますから、最大限がんばった時の現実的なロードマッ プをひいていくしかないと思います。、そういう意味では、この10年、20年は火力発電に頼らざるをえないところもあると思いますね。<br /><br />もちろんその前に、エネルギー消費の総量を減らすというのが一番大事です。火力をできるだけ天然ガスにシフトしたり、石炭はガス化して、天然ガスと同じよ うにCO2を減らしたりしながら、短期的には化石燃料を上手に使って、自然エネルギーへのシフトを最大限に急ぐということが必要だと思いますね。<br /><br /><br />消費者・生活者の立場でできること<br /><br />― 日本のエネルギーが岐路にさしかかっている中で、消費者、生活者の立場で参加できる部分というのは、どのあたりにあると思われますか？<br /><br />ごく普通の生活者にとって、エネルギーの問題は、これまであまり身近ではありませんでした。電気代を払う限り、コンセントから電気はくるものだと思っていました。それがゆえに、生活者にエネルギー問題の大切さを訴えるのはすごく難しかったですね。でもそれを大きく変えたのが、｢3.11」だと思います。<br /><br />私たちの「幸せ経済社会研究所」でも2回にわたって1000人規模の調査を行いましたが、75%の回答者が「3.11」を機会にエネルギーについて考えるようになったとか、エネルギーに対する考え方を変えたと言っているんですよね。これまではコンセントの先は考えたことはなかったけれど、コンセントの先には&ldquo;福島&rdquo;があり、リスクや危険があるということを多くの人が認識したのだと思います。<br /><br />皆さんにお勧めしたいのは、やはり最初はまず「知ること」です。たとえば今、エネルギーがどういうふうに作られているかとか、自分の家でどれくらい、どこにエネルギーを使っているか、を考えてみましょう。<br /><br />次は、自分のできる範囲で「変えていくこと」。一番簡単なのは省エネです。いらないエネルギーは使わない。どうしても自動車を使わないといけない地域では、たとえば買い物をまとめてすることでスーパーに行く回数を減らすなど、いろんなことができます。自分にできることをやって減らしていくということが大事ですね。<br /><br />３番目が、自分の生活を変えるだけではなくて、「社会の仕組みを変えることに協力する」ということ。それは、たとえば、私たちは非常に有力な投票権を持っているわけです。エネルギー政策を聞いたうえで政治家を選ぶこともできるし、毎日の買い物だって、企業に対する投票ですよね。どの企業の、どういったものを買うかというのが、お金を通しての投票になります。<br /><br />自然エネルギーを大幅に取り入れている企業の製品を優先して買うとか、政治家にエネルギー政策について意見を聞いてみるとか、あとは周りの人と話すことですね。「井戸端エネルギー会議」と私は言っているんですが、そうやって話していくと、関心を持つ人も増えてきます。<br />― せっかく関心が高まっているので、行動の変化にもつなげていきたいですよね。<br /><br />一番大事なのは、勉強するだけという受身のスタンスから、いかに自分で発言するようになるか、ですよね。ただ、そのハードルが一番高くて。それを越えるには、私は、自分で話す機会を持つことだと思っています。なので「3.11」の後、関心をもった人がお互いに話ができるように、ウェブサイトに「エネルギー井戸端会議をしよう」というフォーマットを作ったり、実際に場を作ったりしています。<br /><br />おもしろいことに、話すと、自分の思いや疑問をますます確信するようになるんですよね。受身で聞いているだけとは違うんです。ただ、自分の意見を言えるようにするには、安全な場を作ってあげることが必要です。そこで何か言われてヘコんじゃうと、話すこと自体がイヤになっちゃいますからね。<br /><br />対話力を鍛えるための勉強会や対話の理論を学ぶための読書会を行い、エネルギーに限らないのですが、どうやって安全に自分たちで考えていける場を作るかを勉強しつつ、あちこちで実践しています。<br /><br /><br />2050年のエネルギーの理想と現実<br /><br />― 枝廣さんの理想として、2050年の日本のエネルギーは、どのようになっていてほしいと思われますか？<br /><br />理想としては　まず、エネルギー消費量が今に比べてかなり減っている。省エネ製品が普及しているだけではなく、経済成長至上主義もだいぶ終わりに近づいていて、たくさん作って、たくさん売ってということをしなくてもよくなっていること。<br /><br />原子力エネルギーは使わず、化石エネルギーもできるだけ使わず、ほとんどが再生可能エネルギーになっている。しかもそれは、メガソーラーも産業用にはいいですが、特に民生用のエネルギーは、それぞれの地域にある自然エネルギー資源を使うかたちで、地産地消型になっているといいですね。<br /><br />放射能の危険もなく、CO2もほとんど出さない、地産地消型のエネルギーなので地域の雇用と経済が戻ってきます。人々の繋がりがあって、昔、味噌や醤油を貸し借りしたように、電気の貸し借りができる時代が来るといいなと思っています。<br /><br />うちはアパートだけど、隣の一軒家のおじいちゃん、おばあちゃんのところは太陽光発電をやっていて、そのお家はそんなに使っていないから、ちょっと分けてほしいなとか。今、それは電気事業法でできませんが、それは仕組みを変えればいい話です。もしかしたら2050年には「お金持ち」ではなくて「電気持ち」のほうがいいかも、ということもあるかもしれませんね（笑）。<br /><br />エネルギーだけの話ではなく、エネルギーの消費量を減らし、自然エネルギーに転換することで、日本の社会と日本の人たちが今よりも幸せになっているというのが私の描く2050年の&ldquo;ありたい姿&rdquo;ですね。<br /><br />でもやっぱりどこかで、生活者としての視点を持ってほしいし、男の人たち、企業のトップとかにいる人たちが、毎日、ご飯を作ったり、赤ん坊のおむつを換えたりしていれば、少し変わるのに、と思いますよ。ちょっと知らなさすぎるんですよ。毎日毎日を生きている人の気持ちっていうのをね。わからなさすぎるような気がするんですね。<br />― では、今度は現実の話として、理想の姿にどのくらいまで近づけそうだと思われますか？<br /><br />このまま放っておいても、今、私が描いた姿にはなりません。ただ、30年前は、日本のエネルギー消費量は、今の半分くらいでした。30年でそれだけ大きく変えられるということは、2050年まで40年ありますから、半分に減らすことだってできるのではないかと思います。<br /><br />つまり、「減らせない」というのが動かぬ事実というわけではないのです。経済界の人は「増やすのは簡単だけれども減らすのは大変だ」と言うと思いますが、それはその減らす上手なやり方を見つけていないだけではないでしょうか。<br /><br />また、原発もなく化石エネルギーも少ない社会をめざすとなると、原発や化石燃料に関わる産業界の人たちからは、強い抵抗が出てくるでしょう。時代が変わる時というのは、そういうものなので、抵抗されてもびっくりせずに、それにどう対処するかが重要だと思いますね。<br /><br />現在石油・石炭や原発のお仕事に携わっている方々も、その人たちがその業界の仕事に就かれた時には、自分がやっていることが世の中から「いらない」と言われる時代が来るとは思わずに就職されたことでしょう。そういった人たちが次の仕事に就けるような道筋をお手伝いすることは必要だと思います。<br /><br />ですが、「今のまま続けさせてもらわないと、自分たちの職がなくなるから」というのは、言い訳にすぎないので、それは必要な手立てやサポートをしながら、転換を図っていくことが大事なのではないでしょうか。<br /><br /><br />既成概念に囚われない発想を<br /><br />― 社会や政治の仕組みを変えるには、どのあたりから斬り込んでいったらよいのでしょうか。<br /><br />日本には技術もあるし、みんなの気持ちもあるけれど、いろいろと法律や規制が厳しくて、それが足を引っ張っているということが多いのですね。なのでたとえば特区のようなかたちでそれを一回外して、何ができるかやってみて、それがうまくいったら、全国で通用するようにしていくとか、そういうことができたらいいですね。<br /><br />大事なことは、私たち市民にしても産業界の人たちにしても、なりたい姿に向けて、「今のままだとやりにくい」とか、「これがこうなっているからできない」とか、それを見つけて声を出していくことです。<br /><br />制度や法律というのは、できるまでに時間がかかるので、できた時にはもう時代は先に行っていることが多いんですよ。常にそういうものだと思うのです。なので、後からどんどんそれを作り変えていっていいんだ、それが普通なんだ、という考えに、社会全体がなっていかないといけないですよね。政府も市民や産業界をいじめたくて、がんじがらめの規則を作っているわけではないはずですから（笑）。<br /><br />私たち市民も、「これまではこうだったから」ということに縛られる必要は全然ない。時代も変わっているし、状況もどんどん変わっています。「これまではそうだったかもしれないけど、これからはこのほうがいいよね」という発想で、自分の周りとか社会を見回していただくと、いろいろなヒントやきっかけが見つかると思います。</p>]]>
	</content>
</entry>
	

			
		
	

	

	
	
		
		
	

	

	
	
		
		
	

	

	
	
		
		
	

	

	
	
		
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	<title>世界の温暖化対策はどうなるのか？COP17報告会を開催</title>
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	<published>2012-01-16T02:21:49Z</published>
	<updated>2012-01-17T02:53:33Z</updated>

	<summary>2012年1月、地球温暖化の防止に取り組んでいる、WWFを含めた複数の環境NGOが、「COP17」の報告会を東京で開催しました。COP17は、2011年末に南アフリカのダーバンで開催された国連の気候変動会議で、京都議定書第１約束期間が終わる2013年以降の、世界の温暖化対策のゆくえを問う重要な会議です。NGOメンバーたちは、実際に参加してきた会議の成果について報告。世界の動向と、今日本に求められていることを検証しました。</summary>
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		<![CDATA[<p class="readText">2012年1月、地球温暖化の防止に取り組んでいる、WWFを含めた複数の環境NGOが、「COP17」の報告会を東京で開催しました。COP17は、2011年末に南アフリカのダーバンで開催された国連の気候変動会議で、京都議定書第１約束期間が終わる2013年以降の、世界の温暖化対策のゆくえを問う重要な会議です。NGOメンバーたちは、実際に参加してきた会議の成果について報告。世界の動向と、今日本に求められていることを検証しました。</p>
<h2><span>2013年以降、世界はどのように温暖化に立ち向かうのか</span></h2>
<div class="twoColumnsType3 clearfix">
<div class="column">
<p>2011年11月28日から12月11日まで、南アフリカ第３の都市ダーバンで、国連気候変動枠組条約第17回締約国会議（COP17）が開催されました。</p>
<p>京都議定書第１約束期間が終わる2013年以降の、世界の地球温暖化対策のゆくえを問う、重要な会議です。</p>
<p>このCOP17の結果、なんとか京都議定書の第2約束期間に合意し、その後に続く法的拘束力のある次期枠組みへの約束も、国際社会は合意することができました。</p>
<p>しかし日本は、ロシア、カナダと並んで京都議定書の第2約束期間には目標を書き入れず、2013年以降は法的削減義務から逃れ、自主的な努力をしていくこととなりました。</p>
<p>また、世界の温暖化協定の継続は確保されたものの、産業革命以前からの世界の気温上昇を2度未満に抑えるという目標は、いまだ達成される目処が立っていません。この「2度未満」という目標を果たさなければ、世界は気候変動によるさまざまな悪影響を受けると予想されています。</p>
<p>「京都議定書」は、この問題を解決するために誕生した条約ですが、日本が2013年以降に、その法的な温室効果ガスの削減義務を負わない、ということは、どのような意味を持つのか。</p>
<p>また、京都議定書に続く次の条約（次期枠組み）に向けた議論がどのようになっていくのか。</p>
<p>2012年1月10日に東京で開催された報告会では、温暖化に関する国際交渉を追っている複数の環境NGOのメンバーたちが、現地ダーバンに乗り込み、実際に参加してきた会議の成果について分析し、報告しました。当日は一般の方をはじめ、企業関係者、NGO、学生など、約130名の方がご参加くださいました。</p>
<h2><span>報告会内容</span></h2>
<h3>1.京都議定書の第2約束期間と<br />
新しい法的枠組みの合意について　<br />
WWFジャパン　小西雅子</h3>
<!-- /column --></div>
<div class="columnEnd">
<div class="image">
<span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
    <img height="140" width="200" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/16/20110116a.jpg" alt="20110116a.jpg" />
</span>
</div>
<p class="caption">COP17開催初日。会議場の様子</p>
<div class="image">
<span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
    <img height="140" width="200" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/16/20110116b.jpg" alt="20110116b.jpg" />
</span>
</div>
<p class="caption">COP17で議長を務める南アフリカ共和国のマイテ・ヌコアナ＝マシャバネ国際関係・協力相のスピーチ</p>
<div class="image">
<span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image">
    <img height="140" width="200" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/16/20110116c.jpg" alt="20110116c.jpg" />
</span>
</div>
<p class="caption">CANインターナショナルの定例会見でスピーチする、WWFのスタッフ</p>
<!-- /column --></div>
<!-- /twoColumnsType3 --></div>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a target="_blank" href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_konishi.pdf">発表資料</a></li>
    <li class="middleLink"><a target="_blank" href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_wwfjapan.pdf">補足資料：COP17・COP/MOP7 ダーバン会議報告</a></li>
</ul>
<p><iframe height="360" frameborder="0" width="640" allowfullscreen="" src="http://www.youtube.com/embed/9eOdP-CX68k?rel=0"></iframe></p>
<h3><span>2.途上国の緩和と適応のための資金立ち上げについて　FoEジャパン　小野寺ゆうり</span></h3>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_onodera.pdf" target="_blank">発表資料</a></li>
</ul>
<p><iframe height="360" frameborder="0" width="640" allowfullscreen="" src="http://www.youtube.com/embed/KJ5bLJ8lPUI?rel=0"></iframe></p>
<h3><span>3.カンクン合意の深化とメカニズム議論の結果　WWFジャパン　山岸尚之</span></h3>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_yamagishi.pdf" target="_blank">発表資料</a></li>
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_mechanisms.pdf" target="_blank">補足資料：「メカニズム」の将来をめぐる交渉</a></li>
</ul>
<p><iframe height="360" frameborder="0" width="640" src="http://www.youtube.com/embed/VS5Gn2jkoUg?rel=0" allowfullscreen=""></iframe></p>
<h3><span>4.森林減少防止と吸収源について<br />
レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部（RAN）　川上豊幸</span></h3>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_kawakami.pdf" target="_blank">発表資料</a></li>
</ul>
<p><iframe height="360" frameborder="0" width="640" src="http://www.youtube.com/embed/H9jL0LGTeTM?rel=0" allowfullscreen=""></iframe></p>
<h3><span>5.日本政府のこれまでの交渉姿勢と今後の課題　気候ネットワーク　平田仁子</span></h3>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120110_douban_report_hirata.pdf" target="_blank">発表資料</a></li>
</ul>
<p><iframe height="360" frameborder="0" width="640" src="http://www.youtube.com/embed/5MMxICkkaC8?rel=0" allowfullscreen=""></iframe></p>
<h3><span>質疑応答</span></h3>
<ul class="link">
    <li class="outsideLink"><a href="http://www.youtube.com/watch?v=OPFDG-yb9Lc" target="_blank">ダーバン報告会質疑応答(1/2)映像</a></li>
    <li class="outsideLink"><a href="http://www.youtube.com/watch?v=dxRkdSumWh4" target="_blank">ダーバン報告会質疑応答(2/2)映像</a></li>
</ul>
<div class="lackBorderTable">
<table cellspacing="0" cellpadding="0" summary="">
    <colgroup><col width="18%" />         <col width="82%" />		     </colgroup>
    <tbody>
        <tr>
            <th scope="row">日時</th>
            <td>1月10日(火)  14:30－16:30</td>
        </tr>
        <tr>
            <th scope="row">場所</th>
            <td>文京シビックセンター　スカイホール</td>
        </tr>
        <tr>
            <th scope="row">共催</th>
            <td>WWFジャパン、FoEJapan、気候<br />
            ネットワーク、地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)、環境エネルギー政策研究所(ISEP)、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部（RAN）、グリーンピース・ジャパン、オックスファム・ジャパン、「環境・持続社会」研究センター（JACSES）&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;&nbsp;</td>
        </tr>
        <tr>
            <th scope="row">備考</th>
            <td>この報告会は、平成23年度独立行政法人環境保全再生機構地球環境基金の助成を受けて開催されました。</td>
        </tr>
    </tbody>
</table>
<!-- /lackBorderTable --></div>
<h2><span>関連情報</span></h2>
<h3><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/11/1024202.html"><span>2011年【COP17/CMP7】国連気候変動ダーバン会議</span></a></h3>
<ul class="link">
    <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/mt/mt-search.cgi?search=COP17&amp;IncludeBlogs=25&amp;limit=5">COP17関連スタッフブログ</a></li>
</ul>
<p>&nbsp;</p>]]>
		<![CDATA[<p>2012年1月、地球温暖化の防止に取り組んでいる、WWFを含めた複数の環境NGOが、「COP17」の報告会を東京で開催しました。COP17は、2011年末に南アフリカのダーバンで開催された国連の気候変動会議で、京都議定書第１約束期間が終わる2013年以降の、世界の温暖化対策のゆくえを問う重要な会議です。NGOメンバーたちは、実際に参加してきた会議の成果について報告。世界の動向と、今日本に求められていることを検証しました。<br /><br /><strong><br />2013年以降、世界はどのように温暖化に立ち向かうのか</strong><br /><br />2011年11月28日から12月11日まで、南アフリカ第３の都市ダーバンで、国連気候変動枠組条約第17回締約国会議（COP17）が開催されました。<br /><br />京都議定書第１約束期間が終わる2013年以降の、世界の地球温暖化対策のゆくえを問う、重要な会議です。<br /><br />このCOP17の結果、なんとか京都議定書の第2約束期間に合意し、その後に続く法的拘束力のある次期枠組みへの約束も、国際社会は合意することができました。<br /><br />しかし日本は、ロシア、カナダと並んで京都議定書の第2約束期間には目標を書き入れず、2013年以降は法的削減義務から逃れ、自主的な努力をしていくこととなりました。<br /><br />また、世界の温暖化協定の継続は確保されたものの、産業革命以前からの世界の気温上昇を2度未満に抑えるという目標は、いまだ達成される目処が立っていません。この「2度未満」という目標を果たさなければ、世界は気候変動によるさまざまな悪影響を受けると予想されています。<br /><br />「京都議定書」は、この問題を解決するために誕生した条約ですが、日本が2013年以降に、その法的な温室効果ガスの削減義務を負わない、ということは、どのような意味を持つのか。<br /><br />また、京都議定書に続く次の条約（次期枠組み）に向けた議論がどのようになっていくのか。<br /><br />2012年1月10日に東京で開催された報告会では、温暖化に関する国際交渉を追っている複数の環境NGOのメンバーたちが、現地ダーバンに乗り込み、実際に参加してきた会議の成果について分析し、報告しました。当日は一般の方や企業関係者、NGO、学生など約130名の方がご参加くださいました。</p>]]>
	</content>
</entry>
	

			
		
	

	

	
	
		
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	<title>セミナーを開催：サケの持続可能な利用をめざして</title>
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	<published>2012-01-13T03:32:39Z</published>
	<updated>2012-01-16T05:51:24Z</updated>

	<summary>WWFジャパンでは、WWFロシア、ワイルドサーモンセンターの協力のもと、2011年12月21日にセミナー「極東ロシアにおける持続可能なサケ資源利用と責任ある調達に向けて」を開催しました。ゲストスピーカーとしてロシアや日本、ドイツ、カナダの企業代表、また、MSCやTRAFFICといったNGOの参加を得、今後注目されるサケの資源管理に何が必要なのか、その課題と現状を共有しました。</summary>
	<author>
		<name>管理者</name>
		
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		<![CDATA[<p class="readText">WWFジャパンでは、WWFロシア、ワイルドサーモンセンターの協力のもと、2011年12月21日にセミナー「極東ロシアにおける持続可能なサケ資源利用と責任ある調達に向けて」を開催しました。ゲストスピーカーとしてロシアや日本、ドイツ、カナダの企業代表、また、MSCやTRAFFICといったNGOの参加を得、今後注目されるサケの資源管理に何が必要なのか、その課題と現状を共有しました。</p> <h2><span>サケの一大消費国、日本への期待</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>サケは、日本人にとって、もっともなじみのある魚の一種と言ってよいでしょう。<br /> 事実、日本はロシア産ベニザケのもっとも大きなマーケットとなっており、日本で消費されるロシア産ベニザケの多くは、カムチャッカ半島沖や沿岸といった極東ロシア地域で漁獲されています。</p> <p>2010年には、ロシアで漁獲されたシロサケのおよそ97%（2,074トン）を、またベニザケの42%（2万1,014トン）を日本が輸入しました。日本は、自国でも多くのサケを水揚げ・生産していますが、近年は輸入量がそれを上回る年も出てきており、輸入を通じた消費は、着実に拡大しています。</p> <p>WWFではそうした消費と流通を担う日本企業こそが、太平洋沿岸やロシアにおける持続可能なサケ漁業の推進と、現地カムチャッカ半島などの自然環境と資源の保護に、大きな役割を果たす可能性があると期待しています。</p> <p>今回開催したセミナーは、こうしたロシア産サケを調達する日本企業に対し、ロシアにおける持続可能な漁業に向けた改善を推進するため実施したものです。</p> <h2><span>知られていない生産現場の問題</span></h2> <p>北太平洋におけるサケ漁業と深いつながりがあるにもかかわらず、日本のマーケットや消費者は、カムチャッカをはじめとする極東ロシア地域が抱える問題に対し、十分かつ深刻な認識は、あまり持っていません。</p> <p>とりわけ、自然が豊かなカムチャッカは、日本にやってくるロシア産サケの半分以上を生産している地域ですが、ここでは、マーケット需要の高いベニザケを中心に、違法な漁獲や、無報告な漁獲が横行。持続可能でない操業が続いているほか、漁獲対象でない魚や海鳥を混獲し、それを海に捨てる海上投棄も問題となっています。</p> <p>加えて、こうした問題を助長しているのが、不透明な流通です。ロシアの漁船から、日本の食卓までの経路を追跡できる、「トレーサビリティ」の確保や漁獲証明書の不備といった情報が、現状では十分に確認できていないため、問題のあるサケが流通しやすいとの指摘があります。</p> <p>その中で、今回のセミナーは、日本で極東ロシアのサケ漁業の問題を提起し、その改善をマーケットの関係者と考える初めての機会となりました。</p> <p>WWFジャパン水産担当の山内愛子は、「このセミナーが日本の水産企業にとって、積極的にロシアのサケ資源保全に取り組むためのきっかけとなることを願っています」とコメントし、今後の活動に向けた第一歩としての意義を述べました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="220" alt="20120112d.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/20120112d.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">ロシア、カムチャッカでのサケ漁の様子</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="140" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/20120112c.jpg" alt="20120112c.jpg" /></span></div> <p class="caption">東京でのセミナー</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="133" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/20120112b.jpg" alt="20120112b.jpg" /></span></div> <p class="caption">川を遡上するベニザケ。カムチャッカにて</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="133" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2012/01/12/20120112a.jpg" alt="20120112a.jpg" /></span></div> <p class="caption">サケの加工工場（ロシア）</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>セミナー参加者によるコメント</span></h2> <div class="twoColumnsType2 clearfix"><div class="column"><p><span class="strongType_001">ブライアン・コォウエットさん（ワイルドサーモンセンター）</span><br /> 天然のサケは世界的に広く流通しています。そのため天然サケの保全というのは、各国の水産業界による効果的な取り組みの有無に左右されます。今回、日本の水産業界がこうした取り組みへの一歩を踏み出したことに感銘を受けています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="150" height="116" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120113d.jpg" alt="20120113d.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType2 --></div> <div class="twoColumnsType2 clearfix"><div class="column"><p><span class="strongType_001">ウラジミール・スミルノフさん（サハリンのサケ漁業者）</span><br /> ロシア人の多くが、ロシア国内の問題のほとんどは、国境の内側で解決するものだと思っています。しかし、ロシアと日本の両国が、太平洋サケという同じ資源に依存しています。日本とロシアが協働で取り組んで始めてこの漁業が抱える問題を解決に導けると信じています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="150" height="116" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120113e.jpg" alt="20120113e.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType2 --></div> <div class="twoColumnsType2 clearfix"><div class="column"><p><span class="strongType_001">和田一彦さん（亀和商店）</span><br /> 昔日本人は国産の魚だけを食べていました。ですが現代では、我々は多くの水産物を外国から輸入しています。このようなグローバルなマーケットでは、日本企業もしっかりと調達する魚を見極め、合法で持続可能なものであることを確認しなくてはなりません。MSC認証の推進というのは、こうした検証のためのツールとなりうるのです。</p> <p>&nbsp;</p><p>＊当日の資料をご希望の方は、<a href="mailto:communi@wwf.or.jp?subject=WWF%E3%80%80%E3%82%B5%E3%82%B1%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E8%B3%87%E6%96%99%E5%B8%8C%E6%9C%9B&amp;body=2011%E5%B9%B412%E6%9C%8821%E6%97%A5%E3%81%AEWWF%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%80%8C%E6%A5%B5%E6%9D%B1%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%8C%81%E7%B6%9A%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%AA%E3%82%B5%E3%82%B1%E8%B3%87%E6%BA%90%E5%88%A9%E7%94%A8%E3%81%A8%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%81%82%E3%82%8B%E8%AA%BF%E9%81%94%E3%81%AB%E5%90%91%E3%81%91%E3%81%A6%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%B3%87%E6%96%99%E3%82%92%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%0A%0A%E3%81%8A%E5%90%8D%E5%89%8D%EF%BC%9A%0A%E9%80%81%E4%BB%98%E5%85%88%EF%BC%9A%E3%80%92%0A">communi@wwf.or.jp</a>までメールにてご連絡ください。資料は郵送になりますので、お名前、お送り先をご明記ください。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="150" height="116" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120113f.jpg" alt="20120113f.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType2 --></div>  <h2><span>関連情報</span></h2> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1153/cat1587/index.html" target="_blank">カムチャッカ・エコリージョン</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/201112salmon_wwf.pdf" target="_blank">極東ロシア生物多様性とサケ資源利用を取り巻く日本・ロシアの問題（PDF形式）</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2009/09/623814.html">魚種別に見る水産資源の現状と問題／サケ</a></li> </ul>]]>
		<![CDATA[<p>WWFジャパンでは、WWFロシア、ワイルドサーモンセンターの協力のもと、2011年12月21日にセミナー「極東ロシアにおける持続可能なサケ資源利用と責任ある調達に向けて」を開催しました。ゲストスピーカーとしてロシアや日本、ドイツ、カナダの企業代表、また、MSCやTRAFFICといったNGOの参加を得、今後注目されるサケの資源管理に何が必要なのか、その課題と現状を共有しました。<br /><br /><br /><strong>サケの一大消費国、日本への期待</strong><br /><br />サケは、日本人にとって、もっともなじみのある魚の一種と言ってよいでしょう。<br />事実、日本はロシア産ベニザケのもっとも大きなマーケットとなっており、日本で消費されるロシア産ベニザケの多くは、カムチャッカ半島沖や沿岸といった極東ロシア地域で漁獲されています。<br /><br />2010年には、ロシアで漁獲されたシロサケのおよそ97%（2,074トン）を、またベニザケの42%（2万1,014トン）を日本が輸入しました。日本は、自国でも多くのサケを水揚げ・生産していますが、近年は輸入量がそれを上回る年も出てきており、輸入を通じた消費は、着実に拡大しています。<br /><br />WWFではそうした消費と流通を担う日本企業こそが、太平洋沿岸やロシアにおける持続可能なサケ漁業の推進と、現地カムチャッカ半島などの自然環境と資源の保護に、大きな役割を果たす可能性があると期待しています。<br /><br />今回開催したセミナーは、こうしたロシア産サケを調達する日本企業に対し、ロシアにおける持続可能な漁業に向けた改善を推進するため実施したものです。<br /><br /><br /><strong>知られていない生産現場の問題</strong><br /><br />北太平洋におけるサケ漁業と深いつながりがあるにもかかわらず、日本のマーケットや消費者は、カムチャッカをはじめとする極東ロシア地域が抱える問題に対し、十分かつ深刻な認識は、あまり持っていません。<br /><br />とりわけ、自然が豊かなカムチャッカは、日本にやってくるロシア産サケの半分以上を生産している地域ですが、ここでは、マーケット需要の高いベニザケを中心に、違法な漁獲や、無報告な漁獲が横行。持続可能でない操業が続いているほか、漁獲対象でない魚や海鳥を混獲し、それを海に捨てる海上投棄も問題となっています。<br /><br />加えて、こうした問題を助長しているのが、不透明な流通です。ロシアの漁船から、日本の食卓までの経路を追跡できる、「トレーサビリティ」の確保や漁獲証明書の不備といった情報が、現状では十分に確認できていないため、問題のあるサケが流通しやすいとの指摘があります。<br /><br />その中で、今回のセミナーは、日本で極東ロシアのサケ漁業の問題を提起し、その改善をマーケットの関係者と考える初めての機会となりました。<br /><br />WWFジャパン水産担当の山内愛子は、「このセミナーが日本の水産企業にとって、積極的にロシアのサケ資源保全に取り組むためのきっかけとなることを願っています」とコメントし、今後の活動に向けた第一歩としての意義を述べました。<br /><br /><br /><strong><br />セミナー参加者によるコメント</strong><br /><strong><br />ブライアン・コォウエットさん（ワイルドサーモンセンター）</strong><br /><br />天然のサケは世界的に広く流通しています。そのため天然サケの保全というのは、各国の水産業界による効果的な取り組みの有無に左右されます。今回、日本の水産業界がこうした取り組みへの一歩を踏み出したことに感銘を受けています。<br /><strong><br />ウラジミール・スミルノフさん（サハリンのサケ漁業者）</strong><br /><br />ロシア人の多くが、ロシア国内の問題のほとんどは、国境の内側で解決するものだと思っています。しかし、ロシアと日本の両国が、太平洋サケという同じ資源に依存しています。日本とロシアが協働で取り組んで始めてこの漁業が抱える問題を解決に導けると信じています。<br /><br /><strong>和田一彦さん（亀和商店）</strong><br /><br />昔日本人は国産の魚だけを食べていました。ですが現代では、我々は多くの水産物を外国から輸入しています。このようなグローバルなマーケットでは、日本企業もしっかりと調達する魚を見極め、合法で持続可能なものであることを確認しなくてはなりません。MSC認証の推進というのは、こうした検証のためのツールとなりうるのです。<br /><br /><br />&nbsp;</p>]]>
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	<title>干支のコラム：「龍」の保護を考える</title>
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	<published>2012-01-03T01:08:32Z</published>
	<updated>2011-12-28T11:58:34Z</updated>

	<summary>この地球上には「龍」といわれる生きものがいることが知られている。
世界各地にその記録や伝承が残されており、形状もさまざまであることから、少なくとも数種いたことは確からしい。辰年の2012年、あえてこの龍の保護活動に心を向けてみたい。</summary>
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		<name>管理者</name>
		
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		<![CDATA[<h2><span>Year of the Dragon / 2012年　辰の年を迎えて</span></h2> <div class="twoColumnsType4 clearfix"><div class="column"><p>現在、地球上に生息しているとされる野生生物の種数は、1,000万種を超えるといわれている。<br /> そのうち、人が存在を確認しているのはわずかに170万種ほど。他の大半は、まだ名前も持たない、もしくは未知ながら「存在するであろう」とされる生物たちだ。</p> <p>この未知の範囲に含まれる種かどうかは判じかねるが、この地球上には「龍」といわれる生きものがいることが知られている。<br /> 世界各地にその記録や伝承が残されており、形状もさまざまであることから、少なくとも数種いたことは確からしい。</p> <p>たとえばヨーロッパでは、財宝の番などをしながら、主に深い森や、山奥の洞窟などに生息していた。中には人里に下りてきて人との軋轢問題を起こし、英雄たちに討ち取られた龍もいたようだ。<br /> しかし、産業革命以降の大規模な森林開発の結果、ヨーロッパでは原生の森がほとんど消滅し、これによって龍も絶滅してしまったとみられる。</p> <p>一方、雲を呼び、雨を降らせる力を持つアジアの龍は、まだ大陸の大河や湖、海や雲の中に生き残っている可能性がある。<br /> しかし、アジアでも近年の自然破壊や汚染によって、これらの生息環境の悪化は間違いなく進んでいること、さらには地球温暖化の影響も懸念されることから、楽観は許されない。</p> <p>辰年の2012年、あえてこの龍の保護活動に心を向けてみたい。</p> <p>龍を保護するためには、まず深い森や海、河などの自然を、広く保全しなくてはならない。<br /> そして、こうした多様な景観を、単なる娯楽や金儲の対象、またさまざまな資源の母体と見なすのではなく、人類がまだ十分に知りえない、何か神秘的なものが生きる場所として、尊重する気持を持つことが必要だ。</p> <p>なぜなら、龍はそんな人の気持の中から、生まれてきたのだから。</p> <p>私たちが未来に引き継ぐべき、目を向けるべき自然界の住人は、意外なところにもいたりする。<br /> 龍は間違いなく、そんな動物の一つである。</p>  <p style="text-align: right;">（<a href="http://www.wwf.or.jp/join/panda/2011/12/1033715.html">会報『WWF』2012年新年号</a>　より）</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="https://www.wwf.or.jp/biodiversity/">生物多様性について</a></li> </ul> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="250" height="585" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20120101j.jpg" alt="20120101j.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType4 --></div>]]>
		
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	<title>シンポジウム「地球温暖化の目撃者　～世界に広がる温暖化の影響、生の証言～」報告</title>
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	<published>2011-12-28T04:15:14Z</published>
	<updated>2011-12-28T04:39:54Z</updated>

	<summary>2011年11月8日に東京、10日に大阪で、WWF主催･毎日新聞共催のシンポジウム「地球温暖化の目撃者　～世界に広がる温暖化の影響、生の証言～」を開催しました。強大化した台風、永久凍土の融解、氷河湖の決壊による土石流...。地球温暖化はすでに世界各地で異常気象や海面上昇などによる影響を及ぼし始めています。シンポジウムでは、モンゴル、ケニア、ネパールから3人の「目撃者」を日本に招いて生の証言をお話しいただきました。</summary>
	<author>
		<name>管理者</name>
		
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		<category term="地球温暖化の影響を追及する" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="地球温暖化の目撃者" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="日本での地球温暖化防止" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
	<category term="ヒマラヤ" label="ヒマラヤ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="ユキヒョウ" label="ユキヒョウ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="地球温暖化の影響" label="地球温暖化の影響" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	<category term="気候変動" label="気候変動" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
	
	<content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.wwf.or.jp/activities/">
		<![CDATA[<p class="readText">2011年11月8日に東京、10日に大阪で、WWF主催･毎日新聞共催のシンポジウム「地球温暖化の目撃者　～世界に広がる温暖化の影響、生の証言～」を開催しました。強大化した台風、永久凍土の融解、氷河湖の決壊による土石流&hellip;。地球温暖化はすでに世界各地で異常気象や海面上昇などによる影響を及ぼし始めています。シンポジウムでは、モンゴル、ケニア、ネパールから3人の「目撃者」を日本に招いて生の証言をお話しいただきました。</p> <h2><span>途上国で拡大する影響と被害</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>地球温暖化の影響は、長年にわたり、その原因となる二酸化炭素を排出してきた先進国よりも、排出してこなかった途上国に強くあらわれています。影響はすでに、農業をはじめとするさまざまな産業や、日常的な人の暮らしにも及び始めています。</p> <p>途上国では、その対応についても困難がつきまとっています。<br /> 地球温暖化の被害を軽減できる社会的なインフラなどの整備が、急ぎ必要とされるにもかかわらず、必要な費用や技術が無いため、対策が遅れ、被害が拡大しています。<br /> 国際社会による継続的な支援が必要ですが、先進国の人々の多くにとっては、まだ遠い世界の話のように感じられています。</p> <p>WWFが2004年にスタートした「地球温暖化の目撃者」プロジェクトは、地球温暖化による被害で既に苦しんでいる人々に、その状況を「目撃者」として世界に情報発信してもらうことを目的とした取り組みです。<br /> 温暖化の深刻な被害を、人の「顔」を通じて訴え、温暖化防止のための意識を高めることを目的に展開されてきました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="143" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20111230a.gif" alt="20111230a.gif" /></span></div> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="145" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/20111222mokugeki8.jpg" alt="20111222mokugeki8.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>シンポジウム「地球温暖化の目撃者」</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>WWFジャパンでは2011年11月、今までに「地球温暖化の目撃者」として温暖化の影響を証言してきた140人の目撃者から選んだ26人の証言を集めた、その総括となる書籍を刊行。さらに、モンゴル、ケニア、ネパールから3人の「目撃者」を日本に招き、東京と大阪の2カ所で、その生の証言を聞くシンポジウムを毎日新聞社と共同で開催しました。</p> <h3><span>ネパールからの証言</span></h3> <p>まず、ネパールから来日された、農家とゲストハウスを経営しているチュンダ・シェルパさんが、ヒマラヤの変化についてお話しくださいました。シェルパさんは、ユキヒョウ保護協会の会長でもあり、長年地域の自然保護にも関心と努力を傾けてこられた方です。</p> <p>シェルパさんは、体感するネパールでの気候が変わってきたこと、そしてその変化が、氷河を溶かし、各地に湖を作り、決壊の危機を増大させているといいます。過去には実際に、湖が決壊して、集落を水害が襲ったこともありました。</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1035828.html#3_1">くわしくは講演録をご覧ください</a></li> </ul> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="145" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/20111222mokugeki3.jpg" alt="20111222mokugeki3.jpg" /></span></div> <p class="caption">ネパール　チュンダ・シェルパさん</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h3><span>モンゴルからの証言</span></h3> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>3人目の目撃者は、モンゴルで遊牧民としての暮らしを続けるスヒー・プレヴさんです。</p> <p>季節にあわせて移動しながら生活する遊牧民の方々にとって、異常気象による環境の変化は、収入源である家畜の放牧や生活パターンそのものに大きな影響を及ぼします。</p> <p>昔と今とで変わってしまった草原の景観と、そこで生きてきた人々の暮らしに兆している変化を、プレヴさんは語ってくださいました。</p> <p>これからも草原での暮らしと伝統を大切にしたい、というプレヴさんは最後に訴えました。</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1035828.html#3_2">くわしくは講演録をご覧ください</a></li> </ul> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="145" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/20111222mokugeki4.jpg" alt="20111222mokugeki4.jpg" /></span></div> <p class="caption">モンゴル　スヒー・プレヴさん</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h3><span>ケニアからの証言</span></h3> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>3人目の目撃者は、ケニアのジョセフ・コネスさん。<br /> <br /> 長年、農業を営む中で実感してきた、天候の変化による農作物への影響や、地域で徐々に増え始めたマラリアについて証言してくださいました。</p> <p>雨の降り方、乾期の訪れ、これまで当たり前だったことが、そうではなくなる現状。そして、気候に大きく左右される農業が、どれほど大きな打撃を受けているか。また、かつては無かったマラリアという病気が、どれほど人々の暮らしを脅かしているか、そのお話は、日々の暮らしに及ぶ深刻な脅威を物語るものでした。<br /> さらに、東アフリカの豊かな自然も、その影響を受けているといいます。</p> <p>ケニアはかつて、農産物を輸出する農業国でしたが、今では気候変動による農業の不振に見舞われ、食物を輸入しているそうです。<br /> 「（温暖化に関心のない人たちは）私たちに、物乞いをしなさい、というのでしょうか？」<br /> コネスさんの最後の問いは、先進国をはじめ、温暖化を促進させている、全ての人々に対して、発せられた問いといえます。</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1035828.html#3_3">くわしくは講演録をご覧ください</a></li> </ul> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="145" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/20111222mokugeki5.jpg" alt="20111222mokugeki5.jpg" /></span></div> <p class="caption">ケニア　ジョセフ・コネスさん</p> <div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="145" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/20111222mokugeki1.jpg" alt="20111222mokugeki1.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>この後、シンポジウム後半は、東京と大阪のそれぞれで、パネリストによるプレゼンテーションと、パネルディスカッションが行なわれました。</p> <p>地球全体にすでに及び始めている、温暖化という問題と、その脅威を前に、日本は今何を考え、どのような取り組みをすべきなのか。実際にその被害を受けている人々の生の証言を聞くシンポジウムは、参加者の一人ひとりが、考える機会となりました。</p> <h3>　&rarr;　<a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1035828.html">くわしい講演録はこちら</a></h3> <h2><span>シンポジウム詳細</span></h2> <h3><span>シンポジウム「地球温暖化の目撃者」～世界に広がる温暖化の影響、生の証言～</span></h3> <p><span class="strongType_001">東京都・星陵会館東京都・星陵会館</span></p> <div class="lackBorderTable"><table cellspacing="0" cellpadding="0" summary="">     <colgroup><col width="18%" />         <col width="82%" />		     </colgroup>     <tbody>         <tr>             <th scope="row">日時</th>             <td>2011年11月8日(火)　13:30～17:30</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">参加者数</th>             <td>263名</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">内容</th>             <td><p><strong>&nbsp;メッセージ<br />             </strong>「温暖化が動かす21世紀の世界」末吉竹二郎氏<br />             （国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問、WWFジャパン評議員）</p>             <p><strong>世界の目撃者<br />             </strong>ネパール「変わりゆくヒマラヤの自然環境と氷河」チュンダ・シェルパ氏<br />             モンゴル「干ばつ等異常気象の及ぼす伝統文化の消失」スヒー・プレヴ氏<br />             ケニア　「予測不能な天候とマラリアの出現」ジョセフ・コネス氏</p>             <p><strong>映像報告：</strong>「地球温暖化が及ぼす様々な日本への影響」小西雅子(WWFジャパン)</p>             <p><strong>パネル討論</strong>：「今こそ低炭素型の社会を目指して」<br />             末吉竹二郎氏（国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問）<br />             藤野純一氏（国立環境研究所社会環境システム研究センター　主任研究員）<br />             マティアス・ストールハマー氏（イケアグループ・エンジニアリングマネージャー）<br />             小西雅子（WWFジャパン気候変動・エネルギーグループ　プロジェクトリーダー）<br />             コーディネーター　枝廣淳子氏（環境ジャーナリスト）</p></td>         </tr>     </tbody> </table> <!-- /lackBorderTable --></div> <p><span class="strongType_001">大阪市・オーバルホール</span></p> <div class="lackBorderTable"><table cellspacing="0" cellpadding="0" summary="">     <colgroup><col width="18%" />         <col width="82%" />		     </colgroup>     <tbody>         <tr>             <th scope="row">日時</th>             <td>2011年11月11日(木)　13:30～17:30</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">参加者数</th>             <td>245名</td>         </tr>         <tr>             <th scope="row">内容</th>             <td><p><strong>&nbsp;メッセージ<br />             </strong>「日本と世界に広がる温暖化の現実」德川恒孝（WWFジャパン会長）</p>             <p><strong>世界の目撃者</strong>／映像報告：東京会場に同じ</p>             <p><strong>パネル討論</strong>：「今こそ低炭素型の社会を目指して」<br />             枝廣淳子氏（環境ジャーナリスト）<br />             槌屋治紀氏（株式会社システム技術研究所所長）<br />             マティアス・ストールハマー氏（イケアグループ・エンジニアリングマネージャー）<br />             小西雅子（WWFジャパン気候変動・エネルギーグループ　プロジェクトリーダー）<br />             コーディネーター　田中泰義氏（毎日新聞科学環境部副部長）</p></td>         </tr>     </tbody> </table> <!-- /lackBorderTable --></div> <p>&nbsp;</p>]]>
		
	</content>
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	<title>油流出事故から2カ月　海へ帰ったペンギンたち</title>
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	<published>2011-12-28T02:19:12Z</published>
	<updated>2011-12-28T02:50:32Z</updated>

	<summary>2011年10月、ニュージーランド北島の沖でタンカーが座礁する事故が発生。油が流出し、周辺の自然と、そこに生息する水鳥類に大きな被害が及びました。WWFニュージーランドは事故直後より、その救護活動と、油汚染を除去する取り組みに従事。そして、事故からおよそ１カ月半が過ぎた11月22日に、救助・保護されていたペンギン類の一部が海に還されました。</summary>
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		<category term="希少な野生生物の保護" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="有害化学物質対策" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="海洋の保全" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
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	<category term="ペンギン" label="ペンギン" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#tag" />
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		<![CDATA[<p class="readText">2011年10月、ニュージーランド北島の沖でタンカーが座礁する事故が発生。油が流出し、周辺の自然と、そこに生息する水鳥類に大きな被害が及びました。WWFニュージーランドは事故直後より、その救護活動と、油汚染を除去する取り組みに従事。そして、事故からおよそ１カ月半が過ぎた11月22日に、救助・保護されていたペンギン類の一部が海に還されました。</p> <h2><span>タンカー事故への緊急対応</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>2011年10月5日、ニュージーランド北島のタウランガ沖でタンカーが座礁、約350トンの重油が流出する事故が起きました。この沿岸は、絶滅の恐れがあるニュージーランドチドリの重要な生息地であるほか、さまざまな水鳥たちが暮らす海域でもあります。　</p> <p>今回の油汚染では、2,000羽以上の海鳥が犠牲になったことが確認されており、油で汚染されたコガタペンギンを始め、ミズナギドリ、ウミツバメ、カツオドリ、アジサシ類など、計数百羽の水鳥たちが、WWFニュージーランドや同国政府の野生生物油汚染対策チームにより救出され、油の洗浄や手当てなどの処置を施された上で、これまで保護されていました。</p> <p>重油で汚れたビーチは、大勢のボランティアたちが清掃にあたりました。そして11月22日、野生生物油汚染対策チームは、保護していた鳥たちのうち、第一弾として49羽のコガタペンギンを海に返しました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="250" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20111226w.jpg" alt="20111226w.jpg" /></span></div> <p class="caption">保護されたコガタペンギン</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p><iframe width="647" height="359" frameborder="0" src="http://www.youtube.com/embed/UeTbHEwlHbQ?rel=0" allowfullscreen=""></iframe></p> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>WWFニュージーランド海洋担当のボブ・ズールは、今回の野生復帰に際して以下のように語っています。</p> <p>「今、ペンギンたちを海に返せば、再び油に汚染される可能性が残されています。しかし、野鳥を長期間保護するのもまた、リスクがあります。病気や体調の悪化、継続したストレス、社会性の喪失、人なれの問題など、さまざまなトラブルが考えられます。野生生物油汚染対策チームは、いろいろな要素を熟慮した上で、今、ペンギンたちを野生に戻すという選択をしました。この選択は正しいと思います。現在はちょうど、今年二回目の繁殖期でもありますから」。</p> <h2><span>事故後のこれからに向けて</span></h2> <p>WWFニュージーランドは、今回のタンカー事故直後から、スタッフをタウランガの現地に送りこみ、海鳥の救護や海岸清掃に参加したほか、他のNGOと共に野生生物汚染対策チームの一員にも加わってきました。また、この地域の環境影響についても調査し、今後の変化に注目しています。</p> <p>実際、油汚染の事故が起きると、何年にもわたり環境中に油が残ってしまう場合があるため、長期的にもその影響が懸念されます。</p> <p>今回の事故についても、周辺の環境にどのような影響が及んだのか。その全貌を明らかにするには、数年にわたる調査の結果を待つ必要があると考えられます。</p> <p>それでも、事故直後の多くの汚染が取り除かれ、野生の鳥類が生きる環境が戻り始めたことは朗報であり、対策に尽力した人たちの努力が、良い形で報われた証といえるでしょう。</p> <p>「今回の事故で、多くの動物たちが死んでしまったのを目の当たりにしました。ですから、健康で、すっかりきれいになった鳥たちが故郷の海へと戻っていくのを見るのは、とても励みになります」ズールは言います。</p> <p>WWFニュージーランドは近々、地域の市民グループによる環境復元活動を支援してゆくことにしています。</p> <p>&nbsp;</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/10/1021118.html">関連記事：影響拡大が懸念されるニュージーランドの油流出事故</a></li>    </ul>     <ul class="link">         <li class="outsideLink"><a href="http://wwf.panda.org/wwf_news/?202517/Penguins-rescued-from-New-Zealand-oil-spill-released">WWFインターナショナルのサイト</a></li>   </ul> <p>&nbsp;</p> <p>&nbsp;</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="133" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20111226r.jpg" alt="20111226r.jpg" /></span></div> <p class="caption">清掃にあたるWWFニュージーランドのスタッフ</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="300" alt="20111226e.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20111226e.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <p class="caption">重油で汚染された事故直後の海岸</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="137" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/upfiles/20111226t.jpg" alt="20111226t.jpg" /></span></div> <p class="caption">海へ戻されたコガタペンギン</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div>]]>
		
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	<title>リオ＋20に向けた「石川宣言」</title>
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	<published>2011-12-27T01:40:42Z</published>
	<updated>2011-12-26T09:04:42Z</updated>

	<summary>2011年12月17日と18日に石川県金沢市で開催された「国連生物多様性の10年　キックオフ・イベント」で、「リオ+20と生物多様性に関する石川宣言」が発表されました。「リオ＋20」とは、1992年の「地球サミット」からちょうど20年目にあたる2012年に、ブラジルのリオ・デジャネイロで行なわれる予定の、国連持続可能開発会議のことです。宣言では、生物多様性の重要さと共に、日本がこの会議に参加するにあたり、特に重視すべき点を指摘しています。</summary>
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		<category term="持続可能な漁業の推進" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="持続可能な社会づくり" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
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		<![CDATA[<p class="readText">2011年12月17日と18日に石川県金沢市で開催された「国連生物多様性の10年　キックオフ・イベント」で、「リオ+20と生物多様性に関する石川宣言」が発表されました。「リオ＋20」とは、1992年の「地球サミット」からちょうど20年目にあたる2012年に、ブラジルのリオ・デジャネイロで行なわれる予定の、国連持続可能開発会議のことです。宣言では、生物多様性の重要さと共に、日本がこの会議に参加するにあたり、特に重視すべき点を指摘しています。</p> <h2><span>「リオの精神」を再び</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>1992年に、ブラジルのリオ･デジャネイロで開催された「地球サミット」は、世界に環境破壊に対する警告と、保全の意識とを喚起し、「持続可能な社会」を新たな未来像として広く知らしめた、世界的な催しとなりました。</p><p>それから20年間、世界各地ではいくつもの、環境保全に対する取り組みと、「持続可能な社会」を目指した試みが、行なわれてきました。しかし、その結果は、必ずしも十分なものとはいえず、さまざまな課題が、より大きな形で今に残されています。</p><p>この地球サミットからちょうど20年にあたる2012年、再びリオ･デジャネイロで、サミット「リオ＋20」が開かれます。</p><p>これは、2015年までに目標を達成することになっている、国連ミレニアム開発目標（MDGs）の評価と、それ以後の取り組みを検討するもので、人類と地球環境の未来について考える、重要な国際会議です。</p><p>国際的にも、生物多様性の保全を見なおす機会となる、この「リオ＋20」において、2010年の生物多様性条約会議（COP10）のホスト国であった日本は、何を提言し、行動するのか。今、その動きが注目されています。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><img width="200" height="260" alt="rio20.jpg" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/rio20.jpg" class="mt-image-none" style="" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <h2><span>リオ＋20に向けた「リオ+20と生物多様性に関する石川宣言」</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>この「リオ＋20」に向けた日本での動きの一つとして、2011年12月17日と18日に、石川県金沢市では「国連生物多様性の10年キックオフ・イベント」が開催されました。</p><p>これは、2010年に名古屋市で開かれた生物多様性条約会議（COP10）で定められた「愛知目標」の実現を目指し行なわれたイベントです。</p><p>「愛知目標」は2011年から2020年までの10年間に、「陸域の17%、海域の10%を保護地域等により保全する」ことを含む、20あまりの目標の掲げたもので、式典には、生物多様性条約のアーメッド・ジョグラフ事務局長をはじめ、多くの国連関係者と横光克彦副環境相、谷本正憲石川知事らが参加。</p><p>生物多様性の価値をあらためて認識すると共に、それが急激に失われていること、またその事実を世界に広く伝え、保全してゆく行動を呼びかけることなど、さまざまなメッセージが発信されました。</p> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><span style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="267" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/22/DSCF0939.jpg" alt="DSCF0939.jpg" /></span></div> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>さらにこの場で、「リオ＋20」に向けた「石川宣言」が発表されました。<br /> この宣言は、日本が「リオ＋20」に向けた取り組みを、より強めてゆけるよう国内のNGOメンバーや有識者が結成した「リオ＋20 と生物多様性実行委員会」により提言されたものです。</p> <p>宣言の要点は、以下通りです。</p> <div style="border: 1px solid rgb(192, 192, 192);"><div style="padding-left: 20px; padding-right: 20px;"><ul style="padding-top: 30px;padding-bottom: 10px;">     <li style="padding-left: 20px; padding-right: 20px;">日本はCOP10 の議長国として、生物多様性の保全が国際社会の大きな流れとなるように働きかけること。また、「愛知ターゲット」を達成するためのリーダーシップをとること</li>     <li style="padding-left: 20px; padding-right: 20px;">東日本大震災ならびに福島第一原発事故という未曾有の災害を経験した日本として、人と自然、生命のつながりを重視し、生物多様性を基盤に置いた「グリーンエコノミー」によって、自然再生と人々の暮らしの復興を目指す決意を世界に発信していくこと</li>     <li style="padding-left: 20px; padding-right: 20px;">生物多様性と気候変動（地球温暖化）には重大なつながりがある。リオ+20 を、この双方の課題を切り離すことなく、政治的な解決を目指す場としてゆくべきこと</li> </ul></div></div> <p><br /> また、宣言には、次のような、日本としての責任と役割を強く意識した一文も含まれました。<br /> <br /> 「自然との共生という精神性を歴史と文化の中で培ってきたわたしたち日本人は、生物多様性の価値を真に理解し尊重することによって環境と開発の両立する持続可能な社会の実現が可能であることを世界に示す責任がある」</p><p>宣言は同日、このイベントにおいて採択され、内外に発表されました。<br /> 「リオ＋20」の成功と、新たな地球の生物多様性保全に向けた取り組みの前進とを願う、この「リオ+20と生物多様性に関する石川宣言」。2012年に向けた動きは、日本国内でも徐々に高まりつつあります。</p>]]>
		
	</content>
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	<title>南三陸町戸倉地区へのWWFジャパン緊急支援報告</title>
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	<published>2011-12-26T01:55:27Z</published>
	<updated>2011-12-26T02:11:14Z</updated>

	<summary>WWFジャパンは、2011年3月の東日本大震災を受けて、被災地救援のための緊急募金を実施し、お寄せいただいた募金の一部で、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた、被災地への自然エネルギー支援を行なってきました。この緊急支援募金による活動が、11月1日に行なった、宮城県南三陸町志津川地区での街灯の設置をもって、ひとまず終了しましたので、その報告をまとめました。なお、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた被災地支援は、現在行なっている「暮らしと自然の復興プロジェクト」でも継続し、特に水産業の復興へ向けて、自然エネルギーによる貢献を目指しています。</summary>
	<author>
		<name>管理者</name>
		
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		<category term="WWFジャパンの「暮らしと自然の復興プロジェクト」" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="地球温暖化を防ぐ" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
		<category term="脱原発と大幅な省エネ・節電で、再生可能エネルギー100％の安全な未来を！" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
	
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		<![CDATA[<p class="readText">WWFジャパンは、2011年3月の東日本大震災を受けて、被災地救援のための緊急募金を実施し、お寄せいただいた募金の一部で、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた、被災地への自然エネルギー支援を行なってきました。この緊急支援募金による活動が、11月1日に行なった、宮城県南三陸町志津川地区での街灯の設置をもって、ひとまず終了しましたので、その報告をまとめました。なお、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた被災地支援は、現在行なっている「暮らしと自然の復興プロジェクト」でも継続し、特に水産業の復興へ向けて、自然エネルギーによる貢献を目指しています。</p> <h2><span>「つながり・ぬくもりプロジェクト」との連携による、<br /> 自然エネルギー緊急支援とその後</span></h2> <div class="twoColumnsType3 clearfix"><div class="column"><p>2011年11月1日、東日本大震災が起こってから7カ月半、「つながり・ぬくもりプロジェクト」によって、宮城県本吉郡南三陸町志津川地区の志津川高校の通学路に街灯が設置されました。これをもって、皆さまにご協力をいただきました、「WWFジャパン緊急募金」による被災地へのご支援がすべて完了しました。</p> <p>震災後間も無い4月下旬に、南三陸町戸倉地区の3カ所の避難所での太陽光発電設置を支援して以来、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた被災地への自然エネルギー緊急支援は、息の長い生活支援に結びついてきました。</p> <p>被災者の方々は、いずれも仮設住宅に移り、戸倉の避難所はひっそりとしていますが、太陽電池を受け取った代表の方はみな、今でもパネルやバッテリーの状態をチェックし、いざという時の備えに大いに頼りにしているとお話しくださっています。</p> <p>仕組みさえあればいつでもどこでも利用できる、自然エネルギーの有難さを現場で実感するとともに、地震国日本でのエネルギー利用のあり方を、改めて考えさせられる取り組みとなりました。</p> <p>以下に、現地に通い、プロジェクトの進捗に当たってきたWWFジャパンのスタッフからのレポートをお伝えします。</p> <p>なお、「つながり・ぬくもりプロジェクト」を通じた被災地支援は、現在行なっている「暮らしと自然の復興プロジェクト」でも継続中です。</p> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/1034926.html"><b>【くわしい報告はこちら！】<br />     活動の始まり　被災地の現場に通ったスタッフのレポート</b></a></li> </ul> <h2><span>関連情報</span></h2> <ul class="link">     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/05/984412.html">「つながり・ぬくもりプロジェクト」について</a></li>     <li class="middleLink"><a href="http://www.wwf.or.jp/news/2011/03/wwf_5.html">震災被災地支援のWWF緊急募金（受付終了いたしました）</a></li> </ul> <!-- /column --></div> <div class="columnEnd"><div class="image"><form style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="167" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/20/20111220d.jpg" alt="20111220d.jpg" /></form> <form style="display: inline;" class="mt-enclosure mt-enclosure-image"><img width="200" height="325" style="" class="mt-image-none" src="http://www.wwf.or.jp/activities/2011/12/20/20111220c.jpg" alt="20111220c.jpg" /></form></div> <p class="caption">滝浜生活センターの太陽光パネル<br /> &copy; WWF Japan</p> <!-- /column --></div> <!-- /twoColumnsType3 --></div> <p>&nbsp;</p>]]>
		
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