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ワンプラネット・シティチャレンジ発足!

2017年5月29日、自治体の温暖化対策の国際コンテストである「ワンプラネット・シティチャレンジ(OPCC)」への参加募集が日本でも開始されます。OPCCは、2011年よりWWFが国際的に展開している国際コンテスト。これまでに5大陸から21ヵ国328自治体が参加した実績があります。日本の自治体の先進的な取り組みを、国際的にアピールする絶好のチャンスです。

ワンプラネット・シティチャレンジ(OPCC)とは?

ワンプラネット・シティチャレンジ(OPCC)〜地球1個分で暮らせる都市づくり〜は、国際的な環境NGOであるWWFが、イクレイ(ICLEI;持続可能性をめざす自治体協議会)と協力して、2011年から開催している自治体の気候変動(温暖化)対策に関する国際的なコンテストです。

これまでに5大陸から21ヵ国328自治体が参加した実績があります。2016年までは、アースアワー・シティチャレンジ(Earth Hour City Challenge)という名前で実施していました。

WWFが設定する基準にもとづき、国際審査委員が参加自治体の中から最終選考候補自治体を選び、そのなかから各国ごとの優秀自治体、さらには世界優秀自治体が選ばれます。

これまでに世界優秀自治体に選ばれたのは4都市 (バンクーバー、ケープタウン、ソウル、パリ)です。

2017年からは、WWFジャパンが窓口となり日本の自治体も参加ができるようになりました。

背景と目的

2015年12月のパリ協定成立をうけ、世界各国が脱炭素社会構築へ向けての取組みを加速化させています。

このパリ協定成立の背景には、政府による取組みだけでなく、企業、自治体、市民社会などの非国家アクターからの強烈な後押しがあったことが良く知られています。

中でも、自治体の役割については、これまで以上に、国際的な取組みが重視されるようになってきました。

その背景には、都市が世界の温暖化対策で占める割合が大きくなってきていることがあります。

世界では都市化が急速に進み、世界人口の約50%が都市部に居住しています。また都市部は温室効果ガス全体の約70%を排出しています。

もし世界中の人々が先進国の都市部の人々と同じ生活をしたとしたら、地球が3個分以上必要になる計算です。

OPCCは、自治体の積極的な事例に焦点を当て、環境に配慮した地球1個分の都市づくりが実現するよう、政策や実行計画を支援するWWFの取り組みです。

参加方法

すべての自治体が参加可能です。参加登録は、基本的にはイクレイが管理する「carbonn 気候レジストリ(carbonn Climate Registry;cCR)」への登録を通じて行われます。

以下のウェブサイトの「JOIN」というリンクから、基礎的な登録を行うと、報告様式をダウンロードできます。

報告様式に必要事項を記載し、イクレイ事務局にご提出指定下さい(carbonn@iclei.org)。これで、基本的にはエントリー完了です。

この提出の際に、イクレイ日本(iclei-japan@iclei.org)およびWWFジャパン(climatechange@wwf.or.jp)にも、提出内容を同時に送っていただくと、各日本オフィスからのフォローアップがより円滑にできます。

使用する言語は原則全て英語です。 この登録と報告を含め次のようなステップをたどっていきます。

  1. 登録と報告
  2. 提出されたデータの予備審査
  3. 国際専門審査委員による最終選考
  4. 最終選考候補自治体(ファイナリスト)に関して、WWFによるオンラインキャンペーン(We Love Cites http://www.welovecities.org) で市民からの投票を募る
  5. 世界優秀賞表彰式など国内および世界の優秀自治体の表彰

参加方法

OPCCへの参加は、自治体の取組みを国際的にアピールする絶好の機会です。

もし、国内もしくは国際優秀自治体として選出されれば、国際会議で表彰され、WWFのソーシャルメディアやウェブサイト、動画などで紹介されます。

優秀自治体に選ばれた場合は、世界に向けて自治体の先進的な取り組みが評価され、発信されます。

また、参加登録に使用しているcarbonn Climate Registry は世界最大規模の自治体による気候変動対策の登録データベースであり、イクレイが2010年より管理しています。

このデータベースは、国連気候変動枠組条約の下で非国家アクターによる活動の登録に使われているNAZCAプラットフォームでも基礎的なデータベースとして採用されています。

他の自治体向けの国際的なイニシアティブに参加する際にも活用できます(例:気候変動とエネルギーに関する「世界首長誓約」)。

参加のポイント・評価基準・スケジュール

優秀自治体に向けてのポイント

OPCC候補者になるには、以下の4つの項目のうち少なくとも3つを、cCR上で報告する必要があります(詳細は別資料を参照のこと)。

2017〜18年のOPCCは、特にモビリティ/運輸部門での対策をテーマとして重視しているため、行動計画の中でも、特別にその部分に焦点を当てた記載欄があります。

  • 目標と約束
  • 行動計画
  • 温室効果ガス インベントリ
  • モビリティ/運輸対策

評価方法と基準

国際的な専門家17人が以下のポイントを重視して審査します。各国毎に、最大3つの自治体が国内優秀自治体として選出され、さらにその中から1つが世界優秀自治体として選出されます。

本年はテーマとしてモビリティを掲げているため、モビリティ/運輸部門の対策に重点を置いている自治体が重視されます。

  • 透明性が高く、科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出量の削減の道筋がわかる意思表示があること。 
  • 約束に合致した野心的で戦略的な行動計画があること(変化が最も必要な分野での目標、再生可能エネルギー導入目標、エネルギー効率/省エネ目標など)
  • わかりやすく、包括的な温暖化対策問題行動計画であること。
  • 地域の状況を尊重した指導があること
  • 持続可能なモビリティ対策があること

スケジュール(暫定)

2017年5月29日 日本での発信
6月15日 フィードバック用中間締切(第1回)
8月12日 フィードバック用中間締切(第2回)
9月29日 最終締切
10月〜
2018年1月
予備審査期間:登録データをコンサルタントがスクリーニングし、WWFが最終確認。
2〜4月 選考期間
5〜7月 各国優秀都市を発表。世界優秀都市を主要な国際会議で発表、表彰
※具体的な場所・日時は検討中

表のようなスケジュールで審査は行われます。9月29日の締切は決まっていますが、最終的な発表の形式・場所・タイミングは確定していません。
なお、「フィードバック用の中間締切」とは、このタイミングまでに報告様式を提出していれば、事務局から様式の記載内容について助言がもらえるというもので、この時期までに提出が必須という性質のものではありません。

問い合わせ

OPCC全般についてのご質問は、WWFジャパン(climatechange@wwf.or.jp)またはWWFインターナショナルの専門家チーム(opcc@wwf.se) にお寄せください。
cCRへの登録方法や報告様式に関するご質問は イクレイ日本(iclei-japan@iclei.org)またはイクレイ世界事務局(carbonn@iclei.org)にお寄せください。

関連情報

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