WWFジャパン、佐川急便の協力を得て車両貼付ステッカーでコペンハーゲン会議の重要性を喚起
記者発表資料 2009年11月4日
WWF(世界自然保護基金)ジャパンは、12月の国連気候変動枠組条約コペンハーゲン会議(COP15/CMP5)の成功を目指し、11月4日(水)より、佐川急便株式会社(以下、佐川急便)の協力を得て、同会議の重要性を喚起するため、天然ガストラックへのステッカー貼付による告知を行ないます。ステッカーは2種類で、WWFのパンダロゴをあしらった「STOP CO2!」の上に、それぞれ「天然ガス車でCO2を減らそう!」、「コペンハーゲン会議を成功させよう!」と訴えています。
世界の排出が増え続ける中、来月デンマークで開催されるコペンハーゲン会議は、京都議定書の次の国際的枠組みを決める歴史的な会議として世界の注目を集めています。昨年より京都議定書の第1約束期間(2008-2012年)が始まりましたが、依然として2013年以降の次期枠組みについては白紙の状態となっています。コペンハーゲンにおいて、健全な次期枠組みへの合意がなされないと、将来の世代が温暖化の深刻な悪影響というツケを背負うことになりかねません。コペンハーゲン会議は、それを防ぐための最後の機会といっても過言ではないのです。
将来の世代に温暖化による深刻な影響を残さないためには、先進国全体の排出量を2020年までに1990年比で25~40%減らす必要があることが、科学的に示されています。8月の総選挙で誕生した鳩山政権は、この科学的事実を真摯に受け止め、25%削減という意欲的な中期目標を掲げました。世界が取り組む次期枠組みも、この科学の警鐘に見合った削減をもたらすものでなければなりません。今回の広告展開は、日本国内のコペンハーゲン会議に対する認識を高め、健全な次期枠組みの合意を後押しする社会的雰囲気を醸成したいというWWFジャパンの願いが込められたものです。


天然ガストラックを告知媒体として提供した佐川急便は、WWFが世界的に展開するクライメート・セイバーズ・プログラムに物流企業として世界で唯一参加しています。クライメート・セイバーズ参加企業は、温室効果ガスの総量排出削減と事業の成長とが両立可能であることを実例として世界に示すことにより、産業界における地球温暖化対策推進のリーダーとして、社会に対し主導的な役割を果たしています(2009年10月現在、世界で合計22社が参加)。参加企業全体で、2010年までに累計5,000万tものCO2を削減すると同時に、他の企業に対する競争力を高め、シェアホルダー・バリュー(株式価値)を着実に高めているのが特徴です。
佐川急便は、クライメート・セイバーズ・プログラムの下で、CO2の総排出量を2012年度までに6%削減(対2002年度比)する目標を掲げており、ディーゼルトラックよりもCO2排出量が約20%少ない天然ガストラックの大量導入をその中心方策としています。今回の告知展開は、このWWFとのパートナーシップの象徴ともいえる天然ガストラックを告知媒体としたものです。
【問合せ先】 WWFジャパン 気候変動プログラム 池原庸介、広報担当 新井秀子(TEL 03-3769-3509)
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