WWFの「家庭の魚介類消費に関するアンケート」結果発表:消費者の声は「情報をもっと知りたい!」
記者発表資料 2009年10月26日
WWFジャパン(財団法人世界自然保護基金ジャパン)では、一般の消費者が普段、魚介類をどのように消費しているかを知るために、2009年3月から6月まで、「家庭の魚介類消費に関するアンケート」を実施した。その結果、多くの消費者が、水産物に生産状況や履歴に関する情報を求めており、かつ消費者自身が買い物を通じて水産物の持続可能な利用に貢献したいと考えていることがわかった。このアンケートの結果は、WWFが現在制作を進めている「シーフードを選ぶときのアクションガイド(仮称)」の基礎資料として利用される。
WWFジャパンは、2009年3月から6月まで、「家庭の魚介類消費に関するアンケート」調査を実施した。アンケート実施の目的は、一般の消費者が普段、魚介類をどのように消費しているかデータを収集するもの。結果、WWFジャパン会員サポーター1230名、WWFジャパンホームページの閲覧者659名、‘ダイビングフェスティバル2009’来場者376名の合計2265名から回答を得た。
これらアンケートの結果から、多くの日本消費者が水産物の生産状況や履歴に関する情報を求めており、かつ消費者自身が買い物を通じて水産物の持続可能な利用に貢献したいと考えていることがわかった。
アンケートの結果、消費者の約90%が、魚介類の生産者や漁場の情報を知りたいと思っており、約80%が持続可能な水産物を示したガイドがあれば、利用してみたいと考えていることが明らかとなった。回答者に男女差・年齢層・地域層に偏りが見られたため、それぞれを別個に集計しグループ分けをして同様の解析を行った。しかし結果は、グループ間で消費者の属性にバラエティがあったにも関わらず、すべての質問についてほぼ同様な結果が得られた。これは、消費者の魚介類に対するイメージが、年齢や地域、性別によってさほど変わらないことを意味している。
WWFジャパンでは、消費者が水産資源に持続可能な利用について関心があるとの声を販売の現場にアピールすることで、持続可能な方法で漁獲された魚介類のニーズが高まると考えている。そのためWWFジャパンでは、消費者を対象に、海のエコラベルであるMSC(海洋管理協議会)認証製品に関する情報や持続可能な水産物を選ぶ重要性について普及啓発活動を行っている。今回のアンケート結果は、2011年3月に完成を予定している「シーフードを選ぶときのアクションガイド(仮称)」をはじめとする今後のWWFジャパンの活動の基礎資料として利用していく。
今回のアンケート結果の詳細データはこちら
【問合せ先】 WWFジャパン 山内(水産担当)、町田(広報担当) tel:03-3769-1713
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