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活動トピック

保護価値の高い森林(HCVF)

国や地域の法律で保護されている、いないにかかわらず、さまざまな観点から保全の必要性が高いとされる森林が、世界にはまだ多く残されています。これらの森林は「保護価値の高い森林」と呼ばれ、各地のさまざまな森林保全活動の主要な対象となっています。

HCVFとは?

保護価値の高い森林(High Conservation Value Forests:HCVF)とは、以下のいずれかにあてはまるものと定義されます。

  • 世界的、地域的、国内的に重要な、固有種、絶滅危惧種、退避地などの生物多様性価値が集中する森林地域
  • 世界的、地域的、国内的に重要な、自然に生息する種のすべてまたはその殆どの生存可能な個体群が自然な分布・個体数で存在する、森林管理区画に含まれるかまたは森林管理区画を含む広大な景観レベルの森林を含む森林地域
  • 希少な、絶滅のおそれのある、または絶滅の危機に瀕する生態系の中にあるか、またはそれを含む森林地域
  • 危機的な状況において、水源の保護、土壌浸食制御など、自然の基本的なサービスを提供する森林地域
  • 生存や健康など地域コミュニティーの基本的要求を満たすために欠かせない森林地域
  • 地域コミュニティーの伝統的な文化的アイデンティティーにとって重要な森林地域

保護価値の高い森林は、FSC(森林管理協議会)の森林認証制度で初めて提唱された概念ですが、現在ではFSC認証を伴わないHCVFだけの単独評価も行なわれています。また、林産物の購入に限らず、行政による土地利用計画の策定、環境影響評価、パームオイルなどバイオ燃料の調達方針などに利用することも可能です。

購入している林産物が保護価値の高い森林に由来する場合は、特に注意が必要です。木材生産によって、その森林の高い価値が失われていないことが確認されなければなりません。

Photo(C)WWF-Canon/Edward PARKER

Photo(C)WWF-Canon/Edward PARKER

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