ビンナガはビンチョウマグロともいわれ、胸びれが長い小型のマグロです。国内外で主に缶詰の材料として消費されていますが、安価な刺身としても売られています。

基本情報
和名:ビンナガ
別名:ビンチョウ、トンボ、ヒレナガ など
英名:Albacore,germon
学名:Thunnus alalunga
大きさ:120センチ、体重40キロ
特徴・用途
胸びれが細く、極端に長いのが特徴。この胸びれを羽に見立て、トンボという名でも呼ばれることがあります。マグロ類の中では小型。主に缶詰の材料として世界的に利用されているが、最近は日本のスーパーや回転寿司などでトロの部分が「ビントロ」として売られるようになりました。味は淡白。
生態
寿命
インド洋や大西洋では10年以上、太平洋では12~16年以上
分布
全世界の温暖な水域に広く分布します。太平洋では赤道海域から極地付近まで、大西洋では西インド諸島から喜望峰、アメリカのマサチューセッツから、スコットランドを結ぶ区域に生息。地中海西部にも分布しています。
ライフサイクル
水温24度以上、水深50~60メートルより浅い海域で産卵するとみられています。北太平洋では9~10月頃に北米から西方へ移動し、6~8月になると再び北米沿岸へ戻りますが、一部は北西太平洋へと回遊します。南太平洋のものは10~3月に南下し、4~3月には北上。北大西洋では4~9月に西へ、南大西洋のものは東へそれぞれ移動し、10~3月にはその逆に回遊することが知られています。
消費量
日本が海外に向け輸出している、数少ないマグロの一種。逆に日本ではほとんど輸入していません。日本では、沿岸での漁獲を中心に、毎年7万トン前後が水揚げされており、缶詰や火を通す調理品として主に消費されています。また、日本からの輸出も缶詰の形で行なわれています。

- データ:FAO FISHSTAT
- 輸入量、輸出量には三枚卸以上の加工品、缶詰製品は含まれていない。
- 消費量は漁獲から消費までの時間差を考慮しておらず、また在庫量を考慮していない、近似値である。
- 缶詰製品への歩留まりを0.5として原魚重量を算出、生鮮・冷凍ビンナガの輸出入量は原魚のままを仮定した。
資源状況
水産庁は、数種のマグロについて、資源状態を3段階(高、中、低)にわけて評価しています。
北太平洋 |
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南太平洋 |
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インド洋 |
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南大西洋 |
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北大西洋 |
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