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活動トピック

カエルツボカビ症について

海外でカエルなどの激減・絶滅を引き起こしていると考えられている「カエルツボカビ症」が、2006年12月、日本で飼育されていたカエルからも確認されました。今後、野生の両生類にこの病気が広がった場合、日本の自然環境や農林業にも、深刻な影響が及ぶ可能性が指摘されています。

カエルツボカビ症は、一度、野外に広がったが最後、それを収拾する手立てはありません。この問題が、深刻な事態を全国で引き起こすことになるかどうかは、現時点で拡散の予防が徹底できるかどうかにかかっています。

対策関連情報

  • *麻布大学病理学研究室 爬虫類と両生類の臨床と病理の研究会、国立環境研究所 環境リスク研究センター、カエル探偵団 による。

ツボカビに関するQ & A

カエルツボカビ症は、恐るべき感染力を持った病気です。現時点で、これを防ぐ最上の方法は、何よりもまず野外への拡大、伝播を防ぎ、現在確認されている症例を集めることです。そのためには、カエルの飼育に携わっている方の、理解と協力が欠かせません。飼育者、一般の方むけに、ツボカビ症に関するQ&Aを作成しました。

カエルツボカビ症 検査手順マニュアル

ツボカビ症を診断する手段は? どこで、どのように検査すればよいのでしょうか?麻布大学病理学研究室、および国立環境研究所では、カエルなどの飼育者や、獣医師の方向けの検査マニュアルを準備しています。(PDF形式)

参考:野外でのカエルツボカビ症チェック

今のところ、野外でカエルツボカビを簡単に発見する方法は確立されていませんが、疑わしいかどうかチェックする方法はあります。市民グループ「カエル探偵団」の皆さんが、野外調査の際などに得た情報を基に、野外でカエルツボカビ症を発見するポイントをまとめたマニュアルをご紹介します。

対応している獣医師さんを教えてください

一般の獣医師より、ツボカビに関する多くの知識を持っていて、最新あるいは詳細な情報をいつでも入手できる立場にある獣医師が各都道府県に配置されています。これらの獣医師は、すべてボランテイアで、カエルを、自然を守ろうと立ち上がった獣医師たちです。なお、最初の相談は、可能な限りメールでお願いします。

関連資料

カエルツボカビ症緊急対策行動計画

2006年末、日本でも初めて、その発症が確認されたことを受け、関連分野の研究者や、動物園水族館関係者、獣医師、環境NGOなどは、1月20日に緊急ワークショップを開催。その内容を2月に、「カエルツボカビ症緊急対策行動計画」としてまとめ、発表しました。

2007年2月9日

カエルツボカビ症侵入緊急事態宣言

2007年1月12日、両生類の保護・研究、および日本の自然保護に関わる、16の研究機関、環境団体などは、国内でのツボカビ症の発症の確認を受け、緊急事態宣言を発表しました。これは今後、ツボカビ症の感染拡大の原因になり得るペット業者や個人の両生類飼育家、マスコミ関係、関係行政機関の方々に対し、問題の大きさと、早急な対応を求めたものです。

2007年1月12日

ツボカビ症に関する解説書

爬虫類と両生類の臨床と病理のための研究会 編

この解説書は、国内のツボカビ症対策のために、爬虫類と両生類の病理と臨床のための研究会(SCAPARA)発行「両生類テキスト」の内容に、さらに諸外国の情報をとりいれ、作成されものです。症例などの簡単な確認方法をはじめ、対応策についての情報がまとめてあります。

▼ツボカビ症に関する解説書【要約版詳解版】(PDF形式)
 

関連ホームページ

日本獣医病理学会/日本獣医病理学専門家協会

(社)日本獣医学会

麻布大学

WWFジャパン

日本動物園水族館協会

カエル探偵団

日本爬虫両棲類学会

野生生物保全繁殖専門家グループ日本委員会

生物多様性JAPAN

環境省

ツボカビ症に関する連絡先

日本野生動物医学会 e-mail: zoo_and_wildlife@yahoo.co.jp
爬虫類と両生類の臨床と病理のための研究会 e-mail: v-path@azabu-u.ac.jp