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WWFの活動

各国代表は野心的な次期枠組み合意へ向けて交渉テキストを強化すべき

記者発表資料 2009年6月1日

【ドイツ、ボン】今回新たに気候変動枠組み条約事務局が提示した交渉テキストは、交渉の基礎としてしっかりしたものであり、強化すれば、気候変動の悪影響を最小限にする協定として合意できるものになる。

科学者らは自らの予測を再検討しており、気候変動はこれまでの予測を大きく上回る、警戒すべきスピードで進んでいると発言している。交渉テキストが目の前にある今、各国代表らは、これ以上、時間を無駄にすべきではない。各国政府には、行動を取り膠着状態を打開する以外に、選択肢はない。

WWF気候変動イニシアチブ代表のキム・カーステンセンは言う。

「今、十分な数の解決策が交渉の場に載せられている。いくつかの意見の相違はあるが、交渉テキストは良いスタート点であり、それによって世界が野心的な段階に到達する可能性がある。そこには世界で最も危険な脅威の一つに立ち向かうチャンスがある。

野心的な協定を作るために、交渉担当者らは、この交渉テキストを活用できるのである。仮に骨抜きにしてあまり野心的でない案を求めるようなら、意味のない協定に終わってしまう」

国連が提示した交渉テキストは3つの個別の文書から成る。全部で68ページに及び、排出量削減のレベル、適応、技術、資金、炭素市場、森林からの排出削減などといった、主要課題を提起する方法についての選択肢の全体像を示している。これらの文書は、今年12月の合意に向けた交渉の基礎となる。このとき交渉担当者らはコペンハーゲンに会し、2012年までの排出削減について規定している現在の枠組み条約と京都議定書を基礎に、次期枠組みを作り、合意することになっている。

各国代表には、交渉テキストにある優れた提案を強化し、あまり野心的でない提案を削除してもらいたいと、WWFは考えている。今では多くの国々、特に最も気候変動に脆弱な国々が、気温の上昇を産業革命以前に比べ2℃未満に押さえるための排出削減に向けた大志に、国際社会が合意することを期待している。

「工業国による大きな削減目標が必要である。WWFは先進各国に対して、2020年までに、1990年レベルより先進国全体で少なくとも40%の排出削減目標に合意するよう求めている」とキム・カーステンセンは言う。京都議定書の非締約国として、米国は、この先進国全体としての削減目標に貢献するために、(締約国の削減目標と)比較可能な削減を受け入れることが期待されている。

また、国連気候変動枠組み条約の下に、途上国での排出削減と気候変動の影響への適応に必要な支援を提供する、資金源の充実した新組織を設立することに関して、交渉テキストの文言を強化し、肉付けする必要がある。

6月1日から開幕するボン会議は、12月のコペンハーゲンでの合意を目指して、次期枠組みの野心的な草案を作り上げる、今年の一連の会合の第2回目にあたる。

WWFメディア向けイベント・活動

6月1日(月) 会議開幕に際してのWWFプレスリリース
6月2日(火) 日本の中期目標に関するNGO合同記者会見(ボン国連会合の場において)
6月3日(水) ニューヨークでの金融危機に関する国連総会ハイレベル会合の結果に関するプレスリリース
6月5日(金) 世界環境デー2009。会期前半の状況に関するプレスリリース
6月6日(土) NGO合同によるイベント。何百人もの人による巨大なメッセージ、the Maritim Hotel (UN Conference Centre)への行進など。The Bonn Rheinauenで写真撮影の機会あり。
6月8日(月) NGO合同によるサイドイベントとプレスリリース。NGO Treatyの提案発表(午後7:30~9:00、TRAM room)。
6月11日(木) NGO合同による Climate Hearing(気候変動の現状に関する公聴会)の開催(午前10:30)
6月12日(金) 会議閉幕に際してのWWFプレスリリース

参考資料

Press Pack: All related backgrounders, press work, reports and other material will be posted on

Copenhagen Expectations Paper: WWF position paper outlining key issues for new global deal -

Media Blog: Several times a day WWF posts brief news for media in Bonn and elsewhere to stay up to date:

問い合わせ先

■現地

Kim Carstensen, Leader, WWF Global Climate Initiative, E: k.carstensen@wwf.dk, M: +45-40-343635
Kathrin Gutmann, Head of Policy, WWF Global Climate Initiative, E: kathrin.gutmann@wwf.de, M: +49-162-2914428
Tasneem Essop, International Climate Policy Advocate, WWF South Africa, E: tessop@wwf.org.za, M: +27-83-9986290

WWFジャパン
小西雅子, E: konishi@wwf.or.jp, 現地携帯:+49 1577 595 5762
池原庸介, E: ikehara@wwf.or.jp
広報担当Christian Teriete, E: cteriete@wwf.org.hk, M: +852-93106805
Ashwini Prabha, E: aprabha@wwfint.org, M: +41-79-8741682

■日本

WWFジャパン
気候変動プログラム リーダー 山岸尚之, Tel:03-3769-3509, E: yamagishi@wwf.or.jp
広報担当 新井秀子, Tel:03-3769-1713, E: hideko@wwf.or.jp

2009/6/01

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