世界に先駆けて、温室効果ガスの排出量取引制度を導入したEU(ヨーロッパ連合)。2005年に始まったその試みは、2013年以降を見据えた、第三期目の実現に向け、動き始めています。2008年7月、WWFはこの制度の足跡と課題を評価し、温暖化防止により効果的なものとするための提言を発表。このたび、その日本語版を公開しました。
EUの排出量取引制度を評価
2005年1 月から排出量取引制度を開始したEU(ヨーロッパ連合。これまで実施されてきた、キャップ&トレード型の取引制度は、EU27カ国の電力会社や製鉄業などをカバーした、現在世界で最も進んだ制度とされています。
このEUの排出量取引制度(EU ETS)は、第一期を2005年から2007年、第二期を2008年から2012年としており、第三期は2013年から2020年までとされています。これまでにも、このEU ETSに対する分析と評価を行なってきたWWFは、2008年、第三期の制度の実現に向けた提言を、Q&A形式にまとめて発表。2009年春、その日本語版を公開しました。
第一期、第二期の反省点を踏まえながら、この排出量取引制度をいかに温室効果ガスの削減に結び付けてゆくのか。EUでは現在、第三期に関する議論は決着がつきつつありますが、 制度の導入が遅れている日本にとっては、今後の議論を進めてゆく際の参考となりそうです。
報告書
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