ロシア極東地域には、多くの野生生物が生きる自然林が広がっています。WWFジャパンが「エコ・パートナーズ」のひとつとして支援している国際環境NGO FoEは、ロシアの森林の大切さを多くの人に知ってもらうための活動「アムールトラねっと」を開始しました。
ロシアの森の豊かさをアピール!
ロシア極東地域には、タイガ(北方林)と呼ばれる、豊かな自然林が広がっています。この森林は、ネコ科最大の動物であるアムールトラ(シベリアトラ)のすみかでもあります。しかし野生の生息数はわずか400~500頭と推定され、絶滅が危惧されています。
アムールトラの生息がこのように脅かされている背景には、大規模開発、違法伐採、密猟等の人間活動を起因とする深刻な環境破壊があります。そして日本も、木材やエネルギー資源の入手を通じて、このような環境破壊に間接的に大きく関係しています。
しかし現状では、ロシア極東地域の森林や野生生物の保護に対する日本人の関心は高いとは言えません。

アムールトラ(シベリアトラ)が生息する極東ロシアの森。今、急激な開発により危機にさらされている。
WWFジャパンは、「エコ・パートナーズ事業」のひとつとして、アムールトラとそのすみかである森林について多くの人に知ってもらうためのプロジェクト「アムールトラねっと」を支援しています。
実施にあたるのは国際環境NGO FoE(フレンズ・オブ・ジ・アース)Japan。FoE Japanは、ロシア極東の森林保護活動にWWFと共に長く関わってきました。
このプロジェクトは、アムールトラを実際に見ることのできる動物園を拠点として、トラの生息地の自然生態系の豊かさや、それらを脅かす諸問題について、情報提供や行動のきっかけづくりを実施していきます。
▼FoE Japanの「アムールトラねっと」
全国各地の動物園で様々なイベントも予定されています。
プロジェクトの詳細とイベント予定は、以下のホームページをご覧ください。
その他プログラムや取り組みについて
「Land of the Leopard(ヒョウの森)」回復・保護プログラム
森林の保全が急務とされる極東ロシア。WWFは現在、沿海地方南部のケドロバヤ・パジ自然保護区を含む、合計約18万8,000ヘクタールの森を「Land of the Leopard(ヒョウの森)国立公園」として、保護区に指定することをロシア政府に提案しています。

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