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WWFの活動

黄海の野生生物/沿岸性の軟体動物-貝類

アサリ、ハマグリ、イカ、タコ、エビ、カニ、ヒトデ、ゴカイ... 黄海エコリージョンには、多様な海の無脊椎動物が生息しています。この中には、昔から沿岸の人々の大切な食糧源となり、今では水産資源として経済的価値の高い生きものも少なくありません。

無脊椎動物が支える生態系

黄海に生息する無脊椎動物は、中国の領海内の潮間帯だけで400種以上。その半分近くを、貝類やタコ、イカなどの軟体動物が占めています。 韓国で記録された無脊椎動物は500種にのぼりますが、やはり多いのは軟体動物で、これに次いで、カニやエビなどの甲殻類が多く確認されています。

これらの生きものたちが特に多いのは「潮間帯」と呼ばれる自然です。潮間帯は、潮が満ちると海面に沈み、潮が引く干出する干潟などの環境で、黄海エコリージョンの沿岸は、特に広大な潮間帯があることで知られています。
海辺の小さな生きものたちは、人間だけでなく、多くの鳥、魚、哺乳類などの主要な食物になっています。いわば、黄海の生態系の土台を担う、大切な生きものなのです。

水産資源の主力

アサリに代表される貝類は、中国、韓国の地域経済を支える、重要な収入源の一つになっており、養殖もさかんに行なわれています。中国における貝類の生産は、ほぼ50%が黄海エコリージョンに産するものによって占められており、貝類の養殖面積も国全体のおよそ7割を占めています。
韓国でも干潟における漁業の大半が、貝類を中心とした軟体動物の漁獲に頼っています。韓国で毎年漁獲されているアサリなどの軟体類は、約5万~9万トンにのぼるといわれています。

(C) smallhead
(C) smallhead

(C)Hiroko Sakuma/WWF Japan

黄海エコリージョン 生態的重要地域【軟体動物】
色が塗ってある所が無脊椎動物にとって特に重要な生息域です。
2009/1/06

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