スーパーで、お寿司屋さんで、和風、洋風さまざまなお店で、日本ではどこでも手に入り、食べることができるマグロ。日本のマグロの漁獲量と輸入量は、ともに世界最大です。
世界のマグロの消費量
日本は、世界で取れるマグロの、実に3分の1を消費する世界一のマグロ消費大国。自国でも多くの漁獲を行なっているほか、台湾や地中海沿岸の国々、またオーストラリアなどから大量にマグロを輸入しています。

2004年の世界の生産量 =208万トン
日本の生産量(輸出量を引いた量)
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= |
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日本の輸入量 |
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日本以外での消費量 |
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(FAO FISHSTAT)
日本の消費量
日本で主に刺身マグロとして食べられているのは、クロマグロ、ミナミマグロ、メバチ、キハダ、ビンナガなどのマグロ類です。このうち、世界中でツナ缶として缶詰で食べられているキハダとビンナガ以外の3種については、日本の消費量が、実に世界の約6割を占めています。
世界全体の消費量に占める、日本の消費を見てみると、おおよそ以下のとおりになります。
(2002~2004年の平均。FAO FISHSTAT,財務省貿易統計より推計)
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ミナミマグロ |
世界全体の約10割 |
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クロマグロ |
世界全体の約8割 |
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メバチ |
世界全体の約6割 |
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ビンナガ |
世界全体の約2.5割 |
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キハダ |
世界全体の約2割 |
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クロマグロ / ミナミマグロ / キハダ / メバチ / ビンナガ
漁獲、輸入、輸出の変化
マグロは日本で昔から食べられていましたが、冷蔵技術がまだ発達していない頃は、マグロを食べることのできる場所や機会が限られていました。産業としての日本のマグロ漁業が発展したのは、第二次世界大戦後、アメリカの缶詰市場に向けた輸出が盛んになってからです。
日本の漁獲量、輸入量、輸出量![]() |
出典:財務省通関統計、FAO FISHSTAT 輸入量は通関統計の下記の分類のものを計上した。 1965-1969年:かつお及びまぐろ/1970-1975年:キハダ・クロマグロ・ビンナガ・その他のマグロ/1976-1992年:キハダ・クロマグロ・ビンナガ・メバチ・その他のマグロ/1993-2000年:キハダ・クロマグロ・ミナミマグロ・ビンナガ・メバチ・その他のマグロ |
今では考えられないことですが、当時の日本では、マグロは輸出量が、輸入量を上回っていました。それが、日本の経済成長によって、国内のマグロの消費量が増えてきました。そして、1970 年代になると、輸入と輸出は逆転。特に1980年代半ば以降の円高に伴い輸入が増えるにつれ、国内には安いマグロが大量に流通するようになりました。
そのような中で、最初に資源量が減少してきたのが、トロを多く含むクロマグロとミナミマグロです。この背景としては、トロの需要が急激に高まってきたことがあげられます。









