2007年3月26日
ジャカルタ・インドネシア - オランダの複数の住宅協会は、ボルネオ産のFSC(森林管理協議会)認証木材を使用した住宅を今後5年間で10万棟建築すると宣言した。
この数は今後5年間にオランダで建築される住宅総数の25パーセントにあたる。宣言は、ジャカルタで3月26~29日に開催された「オランダ市場とボルネオの持続可能な森林をつなぐ~ ジャカルタ会議」の場で発表された。「ここを建て替えるために他の場所を破壊してはならない」を合言葉とする「建築とボルネオキャンペーン」の一環として開催されたもの。
「責任ある管理がなされている森林から調達された木材を使用することは、森林破壊・劣化の問題に取り組む際の有効な手段として広く認められています。今日の宣言からもわかるように、FSC認証木材の市場は既に存在し、急速に発展しています。」WWF インドネシアの森林および野生生物保護プログラム・ディレクター、イアン・コサシは述べた。
これまでのところ、オランダの住宅協会に所属する38の企業がこの宣言に名を連ねている。
ジャカルタ会議では、インドネシアの企業や生産者と、オランダの住宅協会、木材・加工業者、建設業者、小売業者とが一同に会し、持続可能な木材の供給量増加につながるビジネス作りの輪を広げた。
このキャンペーンはWWFオランダ、FSCオランダと、住宅協会ウォンブロン(Woonbron)をはじめとするオランダの住宅関連組織による共催で、すべての住宅協会が適切に管理された森林から調達された木材や木材製品を選択使用すること、および、そのコミットメントをFSCオランダとの間で明文化することを目標としている。
ジャカルタ会議は、WWFインドネシアのフォレスト・アンド・トレード・ネットワーク(IFTN)が他の組織と連携して進めているイベントのひとつでもある。ヌサ・ヒジャウという名でも知られるIFTNは、違法伐採の撲滅と、貴重で危機に瀕した森林の管理改善に取り組むWWF のグローバル・フォレスト・アンド・トレード・ネットワーク(GFTN)内の一組織である。ヌサ・ヒジャウは、森林認証取得を目指す林産企業と、責任ある林業を支持する企業間の取引を手助けすることを通じ、森林認証と責任ある木材調達を促進する目的で2003年に設立された。
「私たちはボルネオをはじめとするインドネシア全域の森林管理改善を目指して、企業が信頼できる認証を取得するための手助けをさまざまなパートナーと共に行っています。オランダ住宅協会が『インドネシアからFSC認証木材を調達する』という宣言を出したことは、我が国の森林の未来にとって明るいきざしです。」WWFインドネシア事務局長のムバリク・アーマッドは言う。
補足
・FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は独立した非営利組織で、責任ある林業に関心を寄せる企業や団体に対し、認証基準の設定、ロゴマークによる保証、認定サービスを提供している。WWFなどさまざまな利害関係者グループにより1993年に設立されたFSCのミッションは、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な方法で、世界中の森林を管理することである。
より詳しい情報はwww.fsc.orgをご覧ください。
IFTN(ヌサ・ヒジャウ)についてのより詳しい情報はwww.forestandtradeasia.org/indonesiaをご覧ください。
オランダの住宅協会が本日署名した宣言書の詳しい内容についてはMs. Murni Desmarita(Species Communication Officer WWF Indonesia) E-mail:dmurni@wwf.or.idまでお問い合わせください。
問合せ先:
Irwan Gunawan, Certification Coordinator
WWF Indonesia
Tel: +62 (0)8128748535
E-mail: igunawan@wwf.or.idRizal Bukhari, Forest Certification Officer
WWF Indonesia
Tel: +62 (0)81514339591
Email: rbukhari@wwf.or.id
▼この記事のオリジナルはこちら(WWFインターナショナルのサイト:英語)
26 Mar 2007
The Netherlands build 100,000 houses using FSC timber from Indonesia
http://www.panda.org/about_our_earth/about_forests/forest_news_resources/?97740/
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