2006年11月6日から17日まで、ケニアのナイロビで、第2回「京都議定書」締約国会議(COP/MOP2)および、第12回「国連気候変動枠組み条約」締約国会議(COP12)が開催されました。アフリカで初めての開催となる今回の会議では、先進国に温室効果ガスの削減が義務付けられた、京都議定書の第一期約束期間が終了する2013年以降、国際社会が温暖化防止に向け、どのような行動を取るか、その意志が問われる会議となりました。
COP/MOP2について
2006年11月6日より、ケニアのナイロビにおいて、国連気候変動枠組み条約第12回締約国会議(COP12)および、京都議定書第2回締約国会議(COP/MOP2)が17日までの予定で始まりました。
2005年、カナダのモントリオールで開かれたCOP11およびCOP/MOP1では、「モントリオール行動計画」が採択され、京都議定書の第一約束期間(2008~2012年)以降の取り組みについて話し合う場が3つ設けられました。
- 国連気候変動枠組み条約に基づく「対話」ワークショップ
- 京都議定書第3条9項に基づくアドホック・ワーキング・グループ
- 京都議定書第9条に基づく、京都議定書および条約のレビュー
1と2はすでに第1回目の会合が、2006年5月、ボンにおいて開かれたので、今回が第2回目の会合となります。 3は、9月に各国から提出された意見に基づき、レビューのプロセスが話し合われます。
第一約束期間の開始を2年後の2008年に控えた今回の会合は、国際社会が2013年以降の取り組みへの道筋をつける上で、とても重要な会合です。2013年以降の取り組みに関しては、第一約束期間の始まる2008年には合意している必要があるからです。
そのため、今回の会合では、取り組みのあらゆる形、オプションを話し合い、分析し、来年開かれるCOP13およびCOP/MOP3で、先進国がどのような削減目標値を掲げるのか、排出の多い途上国はどのような取り組みを行なうのかについて、本格的な交渉を行なう場としなければなりません。
COP12およびCOP/MOP2は、次年の会合のゆくえをも決める、重要な会合といえるでしょう。
WWFのポジションペーパー
COP/MOP2に対するWWFの考え方をまとめたものです。
WWFインターナショナルのサイト
キーワード
関連するWWFの活動
京都議定書
京都議定書とは、温暖化防止のための国際会議(気候変動枠組条約締約国会議)で取り決められた世界で初めての国際協定です。 1997年に京都で会議が開かれたときに、その大枠が決まったため、「京都」の文字が冠されることになりました。この取り決めに基づき、日本政府も1990年比で6%の温室効果ガスの排出削減を...続きを読む
国連気候変動会議
国際条約に基づき、国という大きなレベルで行なわれる温暖化防止活動は、個人々々が日々の暮らしの中で行なう省エネ活動よりも、はるかに効率よく、大量の温室効果ガスの削減を実現できる可能性をもった取り組みです。 国際条約と国際会議 現在、世界には、加盟している先進各国に温室効果ガスの排出削減を義務付けた「京...続きを読む






