ページ内を移動するためのリンクです。

WWFの活動

「WWF南西諸島生きものマップ」プロジェクト発足 ~携帯電話リサイクルによる収益で、南西諸島の「生物多様性調査」を実施~

共同記者発表資料 2006年9月26日

財団法人 世界自然保護基金ジャパン
ボーダフォン株式会社

 財団法人世界自然保護基金ジャパン(以下、WWFジャパン)は、ボーダフォン株式会社(以下ボーダフォン、10月より社名をソフトバンクモバイル株式会社へ、ブランド名をソフトバンクへ変更)の支援により、「WWF南西諸島生きものマップ」プロジェクトを2006年10月より発足します。

 ボーダフォンでは、ボーダフォンショップなどで携帯電話を回収し、そのリサイクルによって発生した収益を2002年度より毎年寄付しておりますが、昨年1月に実施した携帯電話利用者向けアンケートの結果、リサイクル収益の環境対策への使用を望む回答が全体の68%と最も多かったことから、昨年度のリサイクル収益の寄付先としてWWFジャパンを選定しました。

 当プロジェクトは2~3年をかけ、南西諸島(琉球列島)の自然環境を包括的に捉え、生物多様性の現状を一括調査し、必要な保全策を検討することを目的としています。南西諸島の生態系は、現在も開発などによる影響で劣化が大きくなっており、南西諸島全体を見据えた生物多様性保全策を策定することが緊急に求められます。WWFでは、この地域で長年保全活動を続けてきましたが、さらに踏み込んだアクションをとることが必要です。今回のプロジェクトによって、南西諸島における広域な保全ビジョンおよびアクションプランの策定を目指すことで、21世紀の新たな自然保護活動の世界的なケースとなるための基礎が築かれることになります。

<「WWF南西諸島生きものマップ」プロジェクトの概要>


1.プロジェクトでの実施事項

(1)南西諸島生物多様性調査:重要生物の生息分布など南西諸島の自然環境に関するデータの地図化(生物多様性マップの作成)
(2)沖縄島生物多様性調査:ホットスポット(ジュゴン生息地)の保全のための調査、生物多様性調査へのデータ還元
(3)石垣島白保生物多様性調査:ホットスポット(白保サンゴ礁)の環境モニタリング調査と生物多様性調査へのデータ還元

2.ボーダフォンからの寄付および支援期間

3,339万円(2005年度の携帯電話リサイクル収益)
支援期間は、2006年10月~2007年9月の1年間

南西諸島についての補足説明は、別紙の資料をご覧ください。


以 上


*ボーダフォン株式会社は、2006年10月1日より社名を「ソフトバンクモバイル株式会社」へ、またブランド名を「ソフトバンク」へ変更します。
*Vodafone(ボーダフォン)は、Vodafone Group Plcの登録商標です。
*SOFTBANKおよびソフトバンクの名称、ロゴは日本国およびその他の国におけるソフトバンク株式会社の登録商標または商標です。

別紙

「南西諸島」とは、
鹿児島県と沖縄県にまたがり、屋久島を北端とし、種子島、トカラ、奄美、沖縄島と周辺の沖縄諸島、宮古、南端は八重山の島々までが含まれ、琉球列島とも呼ばれる。

希少かつ多様な生物相
温帯と亜熱帯の気候が混在し、島々はそれぞれが違った景観を擁している。また、大陸から切り離され孤島となったため、生物は独自の進化を遂げてきており、それぞれに特有な動植物が生息している。「東洋のガラパゴス」といわれるほど、その自然の希少性と多様性は世界的にも貴重なものである。

陸の環境としては、沖縄島北部に広がる「山原(やんばる)」に代表される亜熱帯性の森林や、樹齢千年を超える屋久島の杉が、海の環境としては400種以上のサンゴからなるサンゴ礁がその代表。中でも、石垣島白保のアオサンゴ群落は北半球で最大最古といわれ、その豊かさは世界的にも知られている。

WWFと南西諸島
1982年、WWF本部(スイス)の名誉総裁エジンバラ公フィリップ殿下が来日した際、南西諸島の保全活動をWWFジャパンに要請、翌1983年より保護活動に着手した。1996年には、WWF本部は、重点的に保全すべき世界の自然環境200箇所(グローバル200)のひとつにこの地域を選定し、保護活動に力をいれている。またWWFジャパンは、2000年4月に石垣島白保地区にサンゴ礁保護研究センター(しらほサンゴ村)を建設し、地域に根ざした自然保護活動に取り組んでいる。

>>>関連情報へ

 

2006/9/26

関連するWWFの活動

「WWF南西諸島生きものマップ」プロジェクト

九州から台湾にかけて連なる南西諸島。温帯と亜熱帯、双方の気候と動植物相をあわせもつ南西諸島は、世界的に見ても貴重な自然環境が、今も残る場所です。 WWFジャパンは、2006年10月より、ソフトバンクモバイル株式会社の携帯電話のリサイクル収益金による支援を受け、「WWF南西諸島生きものマップ」プロジェ...続きを読む


企業との自然保護

WWFは世界のさまざまな企業パートナーと共に、各地での自然保護活動や、絶滅の危機に瀕した野生生物の保護活動を推進しています。その協力のかたちは、活動資金の提供によるサポートから、機材などの提供、社員の参加まで、さまざまです。...続きを読む


南西諸島エコリージョン

九州から台湾にかけて連なり、温帯と亜熱帯、双方の気候と動植物相をあわせもつ南西諸島は、世界的に見ても貴重な自然環境が残る場所です。WWFはこの南西諸島の自然を、世界的に重要な自然の一つと考え、その保全を目指しています。世界に誇ることのできる、南西諸島の自然を守ることは、世界中の人々から私たちに任され...続きを読む

あなたの支援で、できること。たとえば… 野生生物を守る WWF会員が10人集まれば、ベンガルトラを密猟するため仕掛けられた罠を探す金属探知器を、1台購入することができます。 「あなたの支援でできること」を見る