ソニーとWWFは2006年7月25日、「クライメート・セイバーズ・プログラム」に共同で取り組むことを発表。「2000年をベースに、2010年までに温室効果ガスを7%削減する」という目標を明らかにしました。企業による温室効果ガス削減の取り組みを、WWFと第三者機関が検証する「クライメート・セイバーズ・プログラム」の参加企業は、ソニーで12社目となります。
12社目のクライメート・セイバーズ

ソニーとWWFは、2006年7月25日、「クライメート・セイバーズ・プログラム」に共同で取り組むことを発表。正式に契約を取り交わしました。
クライメート・セイバーズとは、WWFが2000年に開始したプログラムで、企業が掲げた具体的な温室効果ガス削減の目標と取り組みを、WWFと第三者機関が検証する、というもの。温暖化防止に向けた企業の取り組みに、信頼性と透明性を加えることが、最大の特徴です。
これまでに世界から参加していた11の企業に続き、12社目として参加したソニーは、日本の多国籍企業としては初めてのクライメート・セイバーズとなります。
ソニーは今回、数年間にわたり測定してきた自社の温室効果ガスの排出量を基に、株式会社システム技術研究所による排出削減のためのアドバイスを受け、「2000年をベースに、2010年までに温室効果ガスを7%削減する」という目標を掲げました。さらに、クライメート・セイバーズとしては初めて、製品そのものから出る二酸化炭素の排出量についても、削減に向け努力することを明らかにしました。
取り組みの可能性と責任の大きさ
今回の取り組みに際しての、実際の排出量の検証は、ISOの認証機関であるBVQIが行なうことになっています。
また、ソニーは「気候変動による悪影響を防ぐためには、今後、地球の平均気温の上昇を、産業革命以前と比べ、2度未満に抑えることが必要である」という認識についても、WWFと共に確認しました。
すでに、このわずか100年の間に、平均気温はすでに0.6度も上昇しており、今後さらに上昇することが懸念されています。その背景にあるのは、増え続けるエネルギーの使用量と、それを支える石油などの化石燃料の消費に他なりません。
世界各地に生産拠点を持ち、業績の向上も見込まれているソニーが、今回7%の排出削減目標を持ったことは、画期的なことといえます。WWFでは引き続き、日本をはじめ、世界各国で、クライメート・セイバーズ・プログラムの拡大をめざしてゆきます。
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