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WWFの活動

温暖化防止に向けたオフィスビルの挑戦 『ビルのCO2削減大作戦』

オフィスビルなどを含む「業務その他部門」の温室効果ガス排出量は、1990年に比べ、3割以上増加しました。しかもこの部門は、サービス産業などさまざまな分野を含むため、排出の削減が難しいとされています。そのような中、WWFジャパンは2006年2月、株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)と協力し、東京都内のSME市ヶ谷ビルのCO2削減に挑戦することを発表しました。

増大する「業務その他部門」での削減をめざす

京都議定書で定められた日本の温室効果ガス削減目標は、2008年から2012年の約束期間に、1990年比で6%削減すること。しかし、2003年時点のCO2(二酸化炭素)を含む温室効果ガス排出量は、減少するどころか90年比で8%も増加しており、議定書が定める目標の達成は容易ではありません。

特にオフィスビルなどを含む「業務その他部門」の排出量は、90年に比べて3割以上増加しており、排出量全体に占める割合は、「産業部門」「運輸部門」に次ぐ多さです。しかもこの部門には、サービス産業などさまざまな分野が含まれるため、求められる温室効果ガスの削減方法も一様ではなく、実際の削減が難しいとされています。

そのような中で、WWFジャパンは、株式会社ソニー・ミュージックコミュニケーションズ(SMC)と協力し、東京都内のSME市ヶ谷ビルのCO2削減に挑戦することを合意。排出量の算定、これまでのビル側の取り組みの確認、新規の対策検討を行ない、2.5%という削減目標を掲げることを発表しました。

この取り組みは、環境省が促進している、地域協同実施排出抑制対策のモデル事業の一環として行なわれ、実施に際しては、第三者機関の評価を入れたり、省エネ対策の専門家のアドバイスなどを受けることになっています。

『ビルのCO2削減大作戦』を発表 ~今後の取り組みの先駆けとして

なお、WWFジャパンでは、今回の合意にともない、新しい小冊子『ビルのCO2削減大作戦』を発表しました。これは、SMCとの協力で実現した取り組みの仕組み、またそのプロセスや、実際に用いられた手法などについてまとめた、いわば、オフィスビルによる排出削減のためのマニュアルです。

WWFジャパンは、これらの取り組みとマニュアルを、オフィスビルによる温暖化防止の取り組みを実現する一つのモデルとして、国内の「業務その他産業部門」からの排出削減を進めてゆきたいと考えています。

関連資料

『ビルのCO2削減大作戦』 (PDF形式:1.4MB)

2006/2/27

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