高田佐紀子

持続可能な社会の礎を築きたい
企画調整室 総務担当 高田 佐紀子
「新しい物が必要になった時、今持っている物の中に代用できるものがないか、棚卸ししてみたらどうでしょう。きっと誰でも、完全には使い切れていない物が周囲にたくさんあると思います。そういう作業を皆がすれば、地球への負荷はもっと減りますよね」
―WWFで仕事を始めたきっかけは?
高田:もともとは、大手電子機器メーカーで宣伝や商品企画、マーケティングをしていました。楽しい仕事でしたが、次々と新商品を送り出すことで社会に物を増やし、大量消費を促していることに疑問を感じるようになりました。高度な技術力で自然や人の機能が精巧にコピーされた機械が作られている一方で、本物の自然や人間本来の力は失われているのではないかと思い始めた頃、WWFの求人を見つけました。
―WWFではどんな仕事を?
高田:10年ほど広報をしていましたが、現在は人事・総務を担当しています。この数年は、個人情報の管理・運用体制作りに時間を割きました。どのスタッフがどんな人たちと一緒に働き、誰の個人情報をどう扱っているかを調査するところから始め、リスクを分析し、必要なルール作りをしました。もちろん、それまでも一人一人が情報管理に気を遣っていましたが、法律の施行を機に、組織として体制を強化したという感じですね。
―前職で感じていた疑問や不安に変化はありましたか?
高田:知れば知るほど環境問題の深刻さを感じるようになってしまいました。でも、色々な人がどこでどんな努力をしているかも良く見えるので、心強く感じることもあります。

―仕事を通しての夢を教えてください。
高田:広い意味で「持続可能な社会」を目指すには、従業員が良い仕事を継続できる組織のあり方を、NGOが社会に示すべきではないかと思っています。これは理想ですが、いつかWWFが、組織運営のあり方はこうだと社会に言えるようになりたいです。
―自然保護団体には、どんな人が必要だと思いますか。
高田:地球の危機を自分の問題として捉え、自然保護の必要性を体で感じている人。あらゆるステークホルダーに働きかけて協力するのが仕事ですから、演説やディベートの上手い人より、相手の立場を理解し、建設的に対話できる人が良いなと思います。






