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スタッフ紹介

安村茂樹

人と人を繋ぐことで、
着実に自然保護を進める

自然保護室 南西諸島プロジェクト 安村 茂樹

「実際に環境を破壊したり悪影響を与えているのは、自然の大切さや素晴らしさにまだ気づいていない方たちですよね。もちろん僕たちも頑張りますが、皆さまもぜひ周りの方に自然が重要であることを伝え、輪を広げていただきたいと願っています。」

―WWFで仕事を始めたきっかけは?

安村:大学院生の頃、自然に関わる仕事がしてみたくなり、WWFを訪れたのが最初でした。2年位は、ボランティアやアルバイトで、いろいろな仕事に関わっていました。石垣島の白保のサンゴ礁調査にも行くようになった後、WWFのスタッフとして、2000年の「しらほサンゴ村」設立と同時に現地へ赴任しました。

―学生時代、サンゴを研究していたのですか?

安村:サンゴの調査は実地で学びました。趣味のダイビングやカヌーの経験が現場では役に立ちました。海に潜って、サンゴ周辺にどんな種類の魚がいるか、赤土で覆われていないか、オニヒトデはいないかなどを定期的にチェックし、経過を見ます。大切なのは調査結果をもとに、サンゴ礁を守る価値を伝えることですから、子供への環境教育や市民が参加する調査を始めたり、赤土汚染の現状を改善するよう行政に提言もしました。

―今は東京で何をされていますか?

安村:南西諸島の生物多様性を守るプロジェクトに携わっています。生物ごとに重要生息地の地図を作って重ね合わせ、特に重要な場所を特定し、最終的に一枚の地図にします。地図が完成したら、関係者が一同に会し、それぞれがどうやって重要地域を守っていったらいいか、作戦や役割を話し合う場を設ける予定です。

―専門と異なる分野のお仕事ばかりで、大変そうです。

安村:「専門知識」と言い出すとキリがないですよ。どこまで行っても学ぶべき知識はありますから。そもそも、自然保護団体は何かの専門家というより、専門家と市民、行政と市民など、多様な分野の人たちの間を繋ぐ存在だと考えているので、必要な知識を必要な時に学べば良いと思っています。色々な分野の研究者や行政の間で活動をコーディネートする仕事は、地味だし大変ですが、研究のナマの話も聞けます。第一線で活躍している方から直に学ぶことができますから、勉強にもなるし、楽しいです。

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